人生は時として思いがけない出会いがある
人との出会い
音楽との出会い
slangさんの日記で取り上げられ、偶然耳にしたこの曲―
Life Is Beautiful
Mötley CrüeのNikki Sixxが86年から87年までのヘロイン地獄と再生の1年を赤裸々に綴った自伝『THE HEROIN DIARIES:A Year In The Life Of A Shatterd Rock Star』を基に制作されたニッキーのニュー・プロジェクト、SIXX:A.M.のアルバム『THE HEROIN diaries soundtrack』('07年)に収録された1stシングルカット・ナンバーである
ニッキーはヘロインの過剰摂取により心臓が2分間停止、生命の危険に晒されつつも奇跡的に蘇生する
彼は生きる意味を知りたかったのだろう
生死を彷徨い、死への扉を開けかけた瞬間―
この世に引き戻された
危機感を抱きつつもドラッグ常用への逆戻りをしていく哀しい窮状を吐露したLife Is Beautifulの歌詞に、そして激しくも切ない怒涛の旋律の中に垣間見れる一瞬の煌きに、癒しと深い哀しみを感じて、心が痛かった。。。
試すまではやめられない
死ぬまでは生きることもできない
嘘が見抜けるようになるまで真実なんて語れない
息が詰まるまで呼吸は出来ない
自分が笑いものになっている時は笑うしかない
葬式ほど自分を元気づけてくれるものはない
お前が知らないことを俺は少しだけ知っている
お前がしないようなことを俺はやってきた
帰り道を探していた
辿っていける血痕なんてないんだ
俺は自分の霊柩車を待っていたのに
やってきたのはそれより最悪な事態だった
命が吹き込まれるために葬儀が必要だったんだ
目を開くんだ
目を開いて見るんだ
命はこんなにも美しい
自分の命に誓ってくれるか
誰も俺の葬儀で涙を流さないと―
Life Is Beautiful / SIXX:A.M.
Life Is Beautiful (La vita è bella)
そんなタイトルの映画があった
父親の強制収容所での体験を基に監督・脚本・主演の一人三役をこなした“90年代のイタリアのチャップリン”ことRoberto Benigniの作品('98年)
未見だが、名前だけは知っていた
当時アカデミー賞3賞(主演男優賞、作曲賞、外国語映画賞)を受賞したと話題になっていたからかもしれない
これは極限状態に置かれながらも、生きることの尊厳を、豊かな想像力を駆使して愛する家族を守り抜いた、勇敢な男の物語である
“これはゲーム―軍服を着た悪者に見つからないようにするかくれんぼ”
“泣いたり、ママに会いたがったりしたら減点”
“いい子にしていれば点数がもらえて、1000点貯まったら勝ち 勝ったら本物の戦車に乗っておうちに帰れる”
子供が楽しく収容所生活を送れるように捻り出した温かな‘嘘’に込められた深い父親の愛に、目頭が熱くなる
哀しい結末でさえ、“美しい人生”を演じ切り、未来へと希望を託した尊い命への賛美―
破滅的な人生の克服
絶望的な人生の賛歌
一見異なったふたりの生きざまでありながら、似たような感覚を抱くのは何故だろう...?
憂き世の人生を美しいものへと昇華する件が感動的、けれどもあまりに切な過ぎる
そんな私にふと叱咤激励するかのようなサビが脳裏を掠めた
Don't Take Me For A Loser / Gary Moore
敗者となるな、前を向いて行け!
明日への出発(たびだち)という邦題が付けられたこの曲は、あの世からのゲイリーの力強く温かい励ましに思えた
人との出会い
音楽との出会い
slangさんの日記で取り上げられ、偶然耳にしたこの曲―
Life Is Beautiful
Mötley CrüeのNikki Sixxが86年から87年までのヘロイン地獄と再生の1年を赤裸々に綴った自伝『THE HEROIN DIARIES:A Year In The Life Of A Shatterd Rock Star』を基に制作されたニッキーのニュー・プロジェクト、SIXX:A.M.のアルバム『THE HEROIN diaries soundtrack』('07年)に収録された1stシングルカット・ナンバーである
ニッキーはヘロインの過剰摂取により心臓が2分間停止、生命の危険に晒されつつも奇跡的に蘇生する
彼は生きる意味を知りたかったのだろう
生死を彷徨い、死への扉を開けかけた瞬間―
この世に引き戻された
危機感を抱きつつもドラッグ常用への逆戻りをしていく哀しい窮状を吐露したLife Is Beautifulの歌詞に、そして激しくも切ない怒涛の旋律の中に垣間見れる一瞬の煌きに、癒しと深い哀しみを感じて、心が痛かった。。。
試すまではやめられない
死ぬまでは生きることもできない
嘘が見抜けるようになるまで真実なんて語れない
息が詰まるまで呼吸は出来ない
自分が笑いものになっている時は笑うしかない
葬式ほど自分を元気づけてくれるものはない
お前が知らないことを俺は少しだけ知っている
お前がしないようなことを俺はやってきた
帰り道を探していた
辿っていける血痕なんてないんだ
俺は自分の霊柩車を待っていたのに
やってきたのはそれより最悪な事態だった
命が吹き込まれるために葬儀が必要だったんだ
目を開くんだ
目を開いて見るんだ
命はこんなにも美しい
自分の命に誓ってくれるか
誰も俺の葬儀で涙を流さないと―
Life Is Beautiful / SIXX:A.M.
Life Is Beautiful (La vita è bella)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/fa/0020e4fa939089139e1bb94ba43a3fc9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/cc/b899faf29ec77ab8035b167970ceaa19.jpg)
そんなタイトルの映画があった
父親の強制収容所での体験を基に監督・脚本・主演の一人三役をこなした“90年代のイタリアのチャップリン”ことRoberto Benigniの作品('98年)
未見だが、名前だけは知っていた
当時アカデミー賞3賞(主演男優賞、作曲賞、外国語映画賞)を受賞したと話題になっていたからかもしれない
これは極限状態に置かれながらも、生きることの尊厳を、豊かな想像力を駆使して愛する家族を守り抜いた、勇敢な男の物語である
“これはゲーム―軍服を着た悪者に見つからないようにするかくれんぼ”
“泣いたり、ママに会いたがったりしたら減点”
“いい子にしていれば点数がもらえて、1000点貯まったら勝ち 勝ったら本物の戦車に乗っておうちに帰れる”
子供が楽しく収容所生活を送れるように捻り出した温かな‘嘘’に込められた深い父親の愛に、目頭が熱くなる
哀しい結末でさえ、“美しい人生”を演じ切り、未来へと希望を託した尊い命への賛美―
破滅的な人生の克服
絶望的な人生の賛歌
一見異なったふたりの生きざまでありながら、似たような感覚を抱くのは何故だろう...?
憂き世の人生を美しいものへと昇華する件が感動的、けれどもあまりに切な過ぎる
そんな私にふと叱咤激励するかのようなサビが脳裏を掠めた
Don't Take Me For A Loser / Gary Moore
敗者となるな、前を向いて行け!
明日への出発(たびだち)という邦題が付けられたこの曲は、あの世からのゲイリーの力強く温かい励ましに思えた
もしまだ未見でしたら、ぜひぜひ、この映画は観てください!
あらすじ通りの話といえばそうなのですが…
あらすじでは埋められない何かがあると、思います
ゲイリー・ムーアはただ今学習中です…
この曲は落ちている気持ちが浮上しようとするようですね
>あらすじでは埋められない何かがあると、思います
そう思います
あらすじだけで、涙がでそうになるほど感動してしまい―
言葉に隠された細やかな心の襞を表情から、あるいは仕草からより深く味わえるのではないかと。。。。
是非機会を見つけて観たいと思います
>ゲイリー・ムーアはただ今学習中です…
心の琴線に触れたんですね(^^)
焦らなくていいです
ゆっくりと気の赴くままに、ゲイリーを味わって下さいね♪
Don't Take Me For A Loser
この曲は、初めて耳にした時よりも、好きになりました
私自身、これからも新たな気付きがあると思います
そうそう、
マイケルがコージーにブラインド・テスト(ギタリストを当てるテスト)を試みた
Nuclear Attackですが、オリジナルのゲイリーver.とグレッグver.があり、
どちらも弾いてるのはゲイリーですが、微妙に印象が違います
私はどちらも気に入りました♪
http://www.youtube.com/watch?v=IO1pGOTRsrA
http://www.youtube.com/watch?v=MTCXJvTna7A