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ぶらり「北京」散歩~其之二十一「梅蘭芳大劇院・京劇鑑賞」編

2009年06月13日 | 北京散歩
6月13日(土)
昨日は「授業」後、久々に「Kさん」に会って「勉強」をみてもらいました。
「HSK試験」の「語法」を中心に「練習問題」を解いて、後で「解説」をしてもらってたんだけど、やっぱ「語法」は4科目の中でも「得意」な方だね。
この「語法」で、ある程度の「点数」が取れないと…他の3科目(聴解・閲読・総合)は全く「期待」出来ないんでさ…
19:00ごろ「Kさん宅」の近くで一緒に「夕飯」を食べ、22:30ごろ「宿舎」に戻りました。
そして…今日は「HSK模擬試験」でした。
8:00に「宿舎」1階で同じクラスの「韓国人の女の子」と待ち合わせ、一緒に「北京語言大学」まで歩いて行って来ました。
「成吉思」は朝「電話」しても繋がらず…でも、ちゃんと後から「会場」に来ました。
9:00から「ぶっ通し」で4科目を「試験」するので、終わるのが早く感じますね…
まず「聴解(約35分間)」から始まりましたが…これは最も俺が「苦手」とする科目であり…やっぱ大部分「聴不懂」でした。
次は「語法(20分間)」ですが…今までやってた「練習問題」より難しかったです…全然「自信」無し。
その次は「閲読(60分間)」ですが…「文章」の内容が難しいと「チンプンカンプン」だわ…全部「選択問題」だから「適当」に答えてるけどさ…
最後は「総合穴埋め(30分間)」でして…この問題は唯一「書き」があります。
まず「漢字」を1字書き入れる「最後の問題」から始めたんだけど…「練習問題」では「半分以上」出来てたこの問題も、今日は「半分」あっていれば「いい方」だわ。
「試験」後は俺ら3人とも口を揃えて「難しかった…」と。
うちのクラスはけっこう「レベル」高いからね、その「韓国人の子」や「成吉思」も「難しかった」と言うんだから、全体的に見ても「難しかった」のかな?
それとも俺らの「レベル」が低いだけなのか…?
俺らが「試験」を受けた「教室」には、「中学生」か「小学生」くらいの子が4、5人いたんだけど、きっと彼らの方が「出来」がいいんだろうな…
はぁ…これが来週の「本番」じゃなくて良かったよ…これがもし「本番」なら「3級(最低)」すら「危うい」ぞ…
また歩いて「学校」に戻り、「成吉思」と「学食」で「昼ご飯」を食べました。
それから「部屋」に帰って「昼寝」をしてから、14:00すぎ「六道口」の「本屋」に行って来ました。
久々に「自転車」に乗ったなぁ…この「自転車」も「日本」から「苦労」して持って来たけど、この「北京」で手放します。
誰か「有効」に使ってくれる人にあげたいんだけどな~
「本屋」では少し「参考書」を買って帰りました。

そして今日の「メイン」である「京劇」鑑賞に行って来ました。
17:30ごろ「K君」「O君」と「宿舎」を出て「タクシー」に乗り、18:00ごろ「梅蘭芳大劇院」に着きました。

今日は「K君の友達」を含め5人で鑑賞します。
「チケット」を買いに行くと、一番安い「50元」が「売り切れ」らしく、次は「80元」になると…まぁ構わないんで「80元」のを買うことにしました。
すると、「120元」のを買うと「1枚タダ」になると…
なんだそりゃ?てことは「120元」のを3枚買えば「6人分」になるワケだ…まぁ実際は5人だから「360÷5=約70元」と元々は「80元」の席より高いのに安く買えるなんて…
とりあえず「チケット」を確保し、「K君の友達」と待ち合わせてる18:30まで「時間」があるんで、近くで「夕飯」を食べました。
19:00ごろ「大劇院」で「K君の友達」と合流しました。

院内の「関公(関羽)像」です。
「関羽」が演じられる「演目」って多いです…って、それだけ「三国志」は「京劇」の題材になってるって事だよね。

今日の「演目」は「三国志」の中の「失街亭」「空城計」「斬馬謖」です。

これは「梅蘭芳」像です。
「梅蘭芳(1894-1961)」は「京劇」を世界に紹介した「京劇俳優」で、去年「生涯」を描いた「映画」も公開されています。

元は「120元」の席とは言え、「3階」なので上がって行くと「京劇人形」が展示されていました。

う~ん…誰か分からん。

「三国志」が題材だから観に来てるだけで、「京劇」について詳しいワケじゃないんでね…

でも、やっと出て来ました
『黄忠』、『劉備&孫尚香』です。

『関平&関羽&周倉』、『曹操』です。

こんな感じで展示されています。

そして、19:30「開演」しました。

まず「失街亭」からです。
これは「馬岱」と『趙雲』です。

そして「馬謖」「馬岱」『趙雲』「王平」です。

「舞台」の右側で「楽器」が演奏されています。(左側にもあるのかな?)

そして登場しました『諸葛亮孔明』

「四武将」に「命令」を出します。

「馬謖」は「街亭」で「魏軍」を迎え撃つように命じられていました。

これは「魏」の「司馬懿仲達」です。
「沐瑋」という「役者」で、「特別招請」って書かれてたんだけど…「有名」なのかな?

「馬謖」は『諸葛亮』の命に背き、「山頂」に「陣」をはってしまいます。
「副将」として付いて行った「王平」の忠告も聞き入れません…
その結果「街亭」は「司馬懿」に落とされてしまいました。

そして「司馬懿」軍が「西城」まで迫って来ました。
『諸葛亮』は「兵」や「食料」を「漢中」まで引き上げさせ、「老兵」と城に残りました。

「司馬懿」が大軍を率い「西城」に向かうと…「琴」を弾き、「酒」を飲む『諸葛亮』が…「司馬懿」は「これは罠に違いない、城内には大軍が控えている」と勘ぐり、「軍」を引き上げます…これが「空城計」ですね。

無事「漢中」に撤退した「蜀」軍ですが…今回の「敗戦」は全て「命令」に背いた「馬謖」に責任があります…

「馬謖」は『諸葛亮』が目に掛けて「兵法」を教えた「後継者候補」でしたが…「規律」を守るためには、たとえ愛する者であっても厳しく「処分」しなければならず、泣いて「馬謖」を「斬罪」に処したのでした…これが「斬馬謖」(泣いて馬謖を斬る)です。

そして21:30「閉演」しました。
たっぷり「2時間」楽しめましたね…ってか知ってる「三国志」の内容だからさ。
もし「原作」を知らない「劇」だったら…「つまらない」でしょうね。

それから「K君」「O君」と再び「タクシー」に乗って「宿舎」に帰りました。
さて…明日は「ゆっくり」休もうかな~。


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