

続きで~す。

「邳州」から12:25「徐州汽車站」に着き、すぐ「タクシー」を拾って『漢兵馬俑博物館』を目指します。

「労働節」の旅行では「陝西省西安・秦俑博物館」に行って来ましたが(2007.5.3 ブログ参照)、この「漢兵馬俑」はどんななんだろう?
まぁ「秦兵馬俑」は「世界遺産」だし、とても有名です。

しかし…ここ「徐州」の「兵馬俑」を知ったのは、つい最近のことですからね…。

12:35『漢兵馬俑博物館』に着きました。


この近くには「楚王陵」もあります。
でも…聞いたことが無いね。


「入場料20元」で中に入ると「一号坑~三号坑」までありますが、やっぱ「秦俑博物館」と比べたらスケールが違いすぎるね。


これは「一号坑」です。

「兵馬俑」も小さくて、それほど精巧ではありません。



これは「二号坑」です。

「二号坑」は前半は上の写真のように埋もれてますが、後半は形が確認出来ます。


「北朝墓遺跡」…よく分かりませんけど。

これは「三号坑」です。
発掘しないんでしょうか?

続いて展示品がある部屋へ。
う~ん…ちゃちいな。


こりゃ、ただの「泥人形」だよ…


一番右のが「秦」の「兵馬俑」です。
まるで「本物」と「偽物」を見比べているよう。


「小人」の「前に習え」ですね…

うーん…やっぱ世界的に有名な「秦兵馬俑」と比べると「天地の差」です。
「漢」の時代の方が「秦」より後なんですが、これも「始皇帝」と「楚王」の「力の差」と言うべきなんでしょうか…。
入場料だって「秦俑博物館」は「90元」ですから。

13:15『漢兵馬俑博物館』を出ました。
当初の見込みでは、15時半出でしたからね…。
…となると、明日行く予定の「沛県」まで往復3時間としても、まだ行ける時間です

今日「沛県」まで行ってしまえれば、明日は「青州」に帰るだけですからね。

こうなれば「善は急げ」です。

すぐ「タクシー」を拾って「徐州汽車站」へ向かいます。

13:25「徐州汽車站」に着き、13:40「沛県」行きの「バス」が出ました。


15:00「沛県」に到着。
目指すは『呂布射戟台』だけじゃ~

事前調査では「汽車站」から歩けない距離でも無いらしいけど、雨も降って来たので「輪タク」を拾いました。

「オヤジ」に「(文化館内)呂布射戟台」のメモを見せ、「往復4元」で行ってもらう事に。

15:05「ここだ」と降ろされたのは『歌風台』という前漢の高祖「劉邦」に関する史跡です。
「いや、ここじゃなくて…」と思ったけど、もう近くまで来ているはずだし、往復にする必要も無かった(タクシーなども通る)ので「2元」だけ払って降りました。

俺が「ハント」しなければならないのは『歌風台』ではなく、「三国史跡」の『呂布射戟台』です

この「漢街」を通り抜け左に行けばいいんだったな…。
でも「文化館」てどれ?

分からず右方面にも行ってみたけど、「文化館」らしき建物は無い…。
「上海」以来の「傘」使用ですが、雨の水溜りのせいで足は泥水でビショビショですよ。

もう一度左方面に行ってみると…

12:25向かい側の通りに「沛県文化館」を発見。

「沛県南方電脳学校」…って、専門学校も入ってるのか

で、『呂布射戟台』ってどこ?



「射戟台」は中庭?の左脇にぽつんとあるだけでした。

中に「清」の時代に建てられた「石碑」があり、ここが「呂布」が「戟」を射たところです。
「袁術」が「劉備」のいる「沛県(当時の小沛)」を攻めてきたとき、「劉備」から「徐州」を奪っていた「呂布」が和解を勧めます。
しかし「袁術」の命を受けて進軍している「紀霊」軍は、そうやすやすと和解を受け入れるわけにはいきません。
そこで「呂布」は「150歩ほど離れているあの戟に一矢で射当てたら戦いをやめよ

「当たるわけない」と思っていた「紀霊」は承諾しましたが、「呂布」は見事に射当てることが出来ました。
その「呂布」の努力によって、「小沛」は戦禍を逃れることが出来た、ということで「呂布」を讃えてこの地に「射戟台」を再建したということなんです。


「射戟台」の説明と…






「亭」の中には、これら6つの絵がありましたが、消え掛けててよく分からん…

15:35「沛県文化館」から出ました。
一応ここ「徐州」の観光地図にも載ってるんですけど…


帰りは「輪タク」が捕まらず、歩いて「汽車站」まで帰りました。

また「漢街」を通り抜けます。


「沛県」は「劉邦」の出身地であり、この辺りは「沛県漢城景区」になっています。
16:00「沛県汽車站」に辿り着き、16:20「徐州」行きの「バス」が出ました。

17:35「徐州汽車站」に着きました。
そこで明日の7時台の「済南」行きの券を買っておきました。

もう腹も減ってるし、「ホテル」は「汽車站」から目と鼻の先です。
でも足は泥水でビショビショになったし、「沛県文化館」は迷ってしまったし、これで旅を終わらせるのは、どうも納得がいかない


よし





17:55「中医院」に着きました。
「華佗」像でーす。
この旅でいくつ目の「華佗」像だ?

18:00「タクシー」を拾い、「徐州駅」に向かいます。

明日の「済南」行き「バス」は7時20分発です。
よって、これにて観光は終了でーす。

「タクシー」は「中医院」に来た時と同じ道を通って駅まで向かっていますが、「初乗り」を過ぎてからの料金が上がるのが速いぞ

メーターをよく見ると夜間が点灯してんじゃん


駅に着いた時の金額は「11元」くらいだったかな?
でもさっき駅付近から「中医院」に行った時は「7.5元」だったし、明らかに「夜間割り増し」なので怒り爆発


「この夜間て何や




この旅の前から「顎髭」は生やしていましたが、今2週間剃ってないので「三国武将」顔負けの風貌ですよ。
しかも日焼けして黒くなってるんでね。

そんな男に「どういうこっちゃ

旅の最後に面倒起こさせやがって。

ま…勝利したからいいけどさ。
18:15「タクシー」を降り、また「マック」を買って、18:35「ホテル」に帰りました。
今日は「沛県」まで行けたので、明日は「青州」に帰るだけです。
いやぁ…本当にお疲れ様でした。

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