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「労働節」旅行~⑥山東省済寧市『水泊梁山』編 Part3

2008年05月03日 | 中国史跡めぐり(三国志・封神榜・史記)
5月3日(土)3/3
続きでーす。

「靖忠之廟」に入ると…

3体の塑像がありましたが…

う~ん…「水滸伝」の登場人物なのかどうかすら分かりません。
これで風景区内の大体は見終わったので、戻ることにしました。

帰りは「宋江馬道」を歩いていると、馬が走って来ました。

さすが馬道だけあって、至る所に馬糞が落ちていました…

お土産屋も多いんだけど…どこも売ってるモノは同じなんだよな…

刀ですね。

景色は綺麗ですね。

最後に、入場してすぐの所にあった「水滸博物院」に入ってみることにしました。
そこで思わぬサプライズがあったんです

中に入ってみると何やら撮影をしているようでした。

中国の放送局だと思い、もしかして日本人が来たと知ったらインタビューとかされたりして~
…なんて思ってませんでしたが、よく聞いてると「日本語」が聞こえるぞ…
何してるのか近づいてみると…何と俳優の『宇梶剛士さん』が居るじゃないですか 
『宇梶剛士さん』はBS系のテレビ番組の収録で「水泊梁山」に来たそうです。

『宇梶剛士さん』が見ているのは『水泊梁山』のフィギュア?
少しお話も出来たし、俺も「M先生」もそれぞれ『宇梶剛士さん』とツーショットで写真を撮ってもらいました。
いや~まさにこの日のこの時間のこの場所でしか、巡り会えなかったサプライズですよね~ 
『宇梶剛士さん』はとてもいい人でしたよ。

13:00すぎ『水泊梁山風景区』を出ました。
これから「水滸伝」も読んでみようかな…(ただし漫画でね)

13:30古街の中の食堂で軽く昼飯を食べて、13:50店を出ると…雨が降り始めてきました。

仕方なく「タクシー」を拾い、13:55「梁山汽車站」に着きました。
…場所知ってりゃ、雨でも歩いて行ってたかも…ってくらい近かったです。
この後は「汶上」に行って『関帝廟』のリベンジをするか、「M先生」の故郷である「鄆城」に行って「宋江」関連の観光地に行くか考えました。
(「宋江」の故里は「鄆城」にあり、『宇梶剛士さん』も明日行くと言っていました)
そしたら、さっき昼飯を食べてる時に「M先生」が「明日私は出勤です」と言い出すもんだからさ。
明日は日曜で生徒達は夜自習からです。
それなのに中国人教師達は日中も出勤らしいんです。
でも「M先生」は大学入試の資料作成のために、そのまま実家に帰っていいんだと思っていました。
じゃあ、今日俺と一緒に帰らなきゃダメじゃん…
俺は別に明日帰ってもいいんだけどさ…帰れるんなら一緒に帰った方がいいからさ。
なので「M先生」が実家に帰る必要が無いなら「鄆城」に行くのは止めました。
…と言うことで「汶上」に向かうことにしました。
14:20「バス」は発車しましたが、この「バス」は「河南省商丘」行きなので「汶上」のどこかで降ろされるようでした…

15:40すぎ「汶上」のどこかで降りましたが、前回「汶上」に来たときと同じ場所でした。
ここなら「輪タク」が待ち受けてますからね。
すぐ「輪タク」を拾い…

15:50『関帝廟』に着きましたが…
またも門が閉まってるよ…
前回(2007年10月14日訪問)も、やはり門が閉まってて諦めたんです。
その時は1人旅で、開いていない理由が分からなかったんですよ…
でも、今回のリベンジは「M先生」がいますからね。
門前で屯してるジイさん達に「入れないのか?」と尋ねてみると、「もう、ここは廃廟なんだって~
そうだったのかぁ…それで前回も開いてなかったのかぁ…

15:55「輪タク」を拾い、16:00「汶上汽車站」に着きました。
ここから「済南」に出て「火車(列車)」で「青州」まで帰ることにしました。
16:40「済南」行きの「バス」が出る…と思ったら検票と乗客数が合わない…とかで揉めだしました。
16:55ようやく出発したと思ったら、今度はエンジンの調子が悪い…ってんで10分ほど停車してしまいました。
17:05やっと「済南」に向けて発車しました。

「済南」に着いたのは、20:15でした。
でも、凄い大雨ですよ~
「火車(列車)站」まで行くために「タクシー」を拾おうとしますが、「タクシー」はいるものの…足元見られて通常の倍以上の価格を言われました。
日本じゃ考えられないよね…「タクシー」が乗客の足元見て価格を設定するなんて…
通常「汽車(バス)站」から10元くらいで「火車(列車)站」まで行くらしいのに、酷い「タクシー」だと1人15元(2人だから30元)と言ってきたからね。
じゃあ「輪タク」にしようと聞いてみると…「15元」と言うので(それでも高いけど)20:30「輪タク」に乗ることにしました。
20:45「火車站」に着き、「列車」の切符を買おうとするも今日出る「青州」行きの切符は完売だって~
もうこれで今日中に「青州」に帰る手段は無くなりました…
俺は構わないんだけど…「M先生」が…。
「M先生」は「大丈夫です、どうせ授業は無いし、来ない先生もいますから…」だって。
まぁ俺も「そんなもんだろう…」と思ってましたけど。
今日は「済南」に泊まるしかないので、付近で「ホテル」を探しましたが、2軒ほど「日本人(外国人)」は泊められない…と断られました。
今まで中国各地を1人で旅してても、ほとんど言われた事が無いのに…。
ましてや今回は「中国人(M先生)」と一緒ですよ。
その後当たってみた「ホテル」でも同じでしたが、「6時半前にチェックアウトしてくれるならいい」って条件で泊まれました。
この旅に出る前に「済南校」の「I先生(日本人教師)」に「もし済南に宿泊しなければならない場合は泊めて欲しい」とメールしてたんだけど、メールチェック出来ないまま出発してしまってたんでね。
電話番号も知らなかったし、もう21時だからね…

21:05チェックインし、雨なので近くのファーストフード店で買い物して部屋で夕飯を食べました。
これぞ、俺の「旅の定番メニュー」ですね。

明日は「青州」に帰るだけなんですが、5時に起きなきゃな…
それでは明日は「帰宅&総評」編です。



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