エーゲ海クルーズ他10泊12日の旅（8月12日）

いよいよクルーズ船ともお別れ。間もなくベネチアに到着だ。

モーゼ計画の一部だろうか？
あ、「モーゼ計画」というのは、近年、ベネチアで問題になっている「アクアアルタ」という異常潮位現象に対して、超巨大な可動堰を造って解決しようという大プロジェクトのことである。ただし、可動堰の設置による水質汚染の可能性も指摘されている。
何か諫早湾を思い出すなあ。これだけ巨大な公共事業だと、いろんな人達の思惑が絡んでいそうだし。
それから、ウチらが乗っていた巨大クルーズ船が潟を削ることによって、余計に海水が流れ込んでくるという説もある。だとしたら、自分たちの楽しみのせいで環境が破壊されているということで、それは困る。
　
ベネチアの港に帰ってきた。別のクルーズ船も何隻か停泊している。ウチらが下船すれば、すぐに次のクルーズが始まるのだ。

クルーズは終了したが、ベネチアにはもう2泊することになっている。というわけで、とりあえずホテルに向かう。クルーズ前日に泊まったのと同じホテルだが、今回は水上バスで移動。

アカデミア橋の下を通過。
　
木造トラスと思いきや、下は鉄骨造でした。
水上バスは、「各駅停車」と「快速」があるので気をつけましょう。気にせず乗ったら目的の停留所を通過されてしまった。
ホテルに到着すると、荷物を預け、街を散策。

この日もサンマルコ広場は人でいっぱい。
夜は、あらかじめ日本で申し込んでおいたゴンドラ・ツアーを体験。なぜ日本で申し込んでおいたかというと、現地日本人スタッフが同行するから。どうせゴンドラに乗るなら、やはり日本語の説明があった方がいろいろよく分かる。

しかも、このツアーはディナー付き。メニューを決める時点まで、日本人スタッフに付き添ってもらうのだ。料理だって、一番食べたいものをきちんと選びたいじゃないですか。

というわけで、やっとイカ墨パスタを食すことが出来た。味も満足。

無計画で、予測がつかない、行き当たりばったりの旅も、それはそれで楽しいが、所々手堅いイベントを入れておくと、メリハリがあっていいね。