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め・まんまブログ ☆ほぼ毎日更新☆

静岡市瀬名にあるレストラン「め・まんま BIEN・MANGER(ビアンマンジェ)」
のブログです。

秋の夜長にワインを

2008-09-29 19:18:59 | ワイン
ワイン通 某氏と、'88 エルミタージュ・ラ・シャペル ジャブレ社を飲む。
シラーという葡萄品種を世界に広めたのはエルミタージュ。フランス全土のワインを語るとき、このワインを無視することはできない。そして今なお名声を維持し続けているのです。因みに白ワインも良い!
20年の時を経て!?まろやかになっていますが、当然エルミタージュらしく力強くもあります。
こんな "すごい"ワインを飲んでいるのですが、「子供を育てるのは 思い通りにいかないよ。」という会話。いつの時代も同じように悩んで繰り返していると思いますが…。オヤジ達も、子育てに悩んでいるよ。

マ・ン・ゾ・ク!

2008-09-19 17:25:57 | ワイン
Kさん念願、飲みたかったワイン シャトー・ムートン が開く。
まずは、ヴァン・ムスで喉を潤し…、少しのオードブル(アミューズ)でお腹の体制も整え、いざ! 軽くティスティング Kさん、お客様、Kさんの奥さん、3人一同は「オー!」 おもわずもれる感動の声。
ムートンだけではと、同じポイヤックの'96 シャトー ポンテ・カネ を開ける。'96はすこぶる良いヴィンテージです。まだまだパワフルで、もう少し寝かせておきたいぐらいの飲み口。比べるまでもなく、格の違いを感じる。力強いが為にがさつさが気になる。
やはりムートンの貫禄には太刀打ちできない。ボトルのワインも後少し…というところで、また一段とおいしくなりました。ムートンは'87です、まだまだもちそうです。
値段にもよりけりですが '96のポンテ・カネ があったら、買い!ですね。

ペトリュス

2008-09-09 21:18:34 | ワイン
某氏からの預かりのペトリュスが昨晩開きました。[こんな高いワインを買っちゃって!そこそこワインを何本飲めるか?]貧乏性の私はそう思ってしまうのですが、某氏はどーしても飲みたかったらしいのです。私の忠告を聞く耳は持ち合わせてはいませんでした。
そして、彼が夢にまで見たペトリュスを開けてしまったのです。抜栓は私がやりました。彼はニコニコ、ニコニコ、もう一つニコニコでした。当然と言えば当然です。「控えおうろう!!。」です。グランヴァンの良い香りが立ち上ります。「こりゃあ、いいかも!」思わずほくそ笑む私。彼にコルクを渡し、香りを嗅いでもらう。私はティスティンググラスに少々ワインを注ぎ味見。ン?タンニンが強いなァ。彼のグラスに注ぎ、彼女のグラスに注ぎ、さァー、どうぞ!「コレって、ヘタッテない?」「ヘタッテないヨー。」彼の顔が急にヘタル。十分生きているけど美味しくない。なぜ?どうして?彼、「美味しくな~いよー!」
オールドヴィンテージワインの難しさ?ペトリュスは71年、インターネットでの売買は危険がつきまといます。「何か口直しのワインちょうだい!」
本当に良い状態、本当に飲み頃のワイン、難しいですネ!だから、よけいハマるのかも?

ワインセラー

2008-08-12 18:17:01 | ワイン
お客様の目に付く所に置かれたワインセラー。それぞれに想い入れのあるワイン達が出番を待っています。その数約120本、グラスワインとしてお出しするワインは入れることは出来ません。多いようですが,まだまだ仕入れたいワインが沢山あります。しかし、どんどん売れるものでもありません。他のお酒類に比べ決して安くはありません。当然うちの店で売れる値段のものを仕入れるのですが…。一時期は300-400本のストックが有りましたが、なるべく減らすようにしています。本当に自分の気に入ったワインだけを仕入れるようにしています。そして、とても深い魅力を秘めたワインを多くのお客様に知っていただきたいと思っています。今日は少々マジなブログになってしまいました。

またまたワイン

2008-08-05 19:37:45 | ワイン
グループ名も歌の題名もウロ覚えです。"20才(ハタチ)のめぐり逢い"というフォークソング。「ワインを飲んでいわおオねぇ」というフレーズがあります。昔むかしの歌です。この頃、ワインを知りませんでした。今、こんなにハマってしまって…。
写真は'01 サン・ジョゼフ
ローヌ川流域、エルミタージュ対岸に連なる一帯のワインです。樽の香り、硫黄のような匂い、良いワインの香りがたってきます。
頂きモノのワインです。私共のワイン好きを知ってのプレゼント!何とマニアックなワインを…。というのも、このワインを選んだのは下戸のご主人、(奥様はワイン好き)だったはずが、最近ワインを飲まれるようになって「もっと早くワインのおいしさを知っていれば…。」と。
私達よりずっと若いんだもの!ワインを楽しむ時間はまだまだ沢山あります。Mさん二人で仲良く飲んで下さい。ご馳走様でした。

雨が欲しかったら降りましたね。でも川の水位はたいしたことないです。報告まで。

ピノ・ノワール

2008-07-31 16:04:12 | ワイン
'66 サントネー 1er cru
'90 ウ゛ォルネー
'98 '01 ブルゴーニュ ルージュ
ピノ・ノワールというブドウの品種であるならば同じ味わいのものができるはずなのに、ところがどっこいです。同じ品種でありながら、畑、育つ環境、わずかの差の気候風土、造り手が違うだけで、違うのです。それぞれの土地で育った微妙な違いと、それぞれのワインのもつ豊かさを知ると、この多彩こそがブルゴーニュワインの魅力!たかがのブドウ汁が、個性をもち複雑にコクと気品に変化していく様は…。(ボルドーワインとて同様)
やっぱりワインを楽しむようになると知識があったほうがいいかなぁ~。と、これまた、ワインは楽しい!(と私達は思ってます。)

熟成シャブリ

2008-07-27 18:27:03 | ワイン
10年の時間を経て熟成したシャブリです。グランクリュでもプルミエクリュでもない。並みのシャブリです。一時の名ばかりのシャブリが多かったシャブリからは考えられない、素晴らしくおいしいワインにめぐり会ってしまった。
'97 アミラル・ヴェルノン ルモワスネ
グリーンがかったイエローの美しい色、へつらうことのない気品漂う凛とした香り。ゆっくり味わう、今一度色を見て、香りを楽しみ口に含む。うぅ~んうまい!セラーから出してすぐだから15゜C位、もう少し温度を上げたい。お客様「ムルソーのようだね。」私は黙る……、ムルソーのような色気とふくらみはないと思う。けれどうまい!そして、時間と共により香り高くおいしくなってくれた。ただただ、脱帽。誰彼かまわず薦めたくなってしまうワイン。けっしてそんなに高いワインではありません。

ワインへの思い

2008-07-24 17:21:44 | ワイン
私に限らずレストランをやられている方は大なり小なりワインへの思い入れがあることと思います。ワインの何を仕入れるか迷うときは楽しい時間です。飲んだ事のあるワイン、飲んでみたいワイン、きっとすぐに売り切れになるであろう人気の作り手ワイン等々。
でもいざ仕入れるとなると、めまんまで売ることのできるワイン価格が最優先です。あまり高いワインは仕入れることができません。が、色々な国でワインを作っているので、最近は、おいしいワインが多いなと思います。
夏はやはり、冷えた白ワインが飲みたいものです。仕入れも自然に白ワインが多くなります。
おいしい白ワインを飲みに来てください。

華やかな香り

2008-07-23 12:20:49 | ワイン
'75 CH.PALMER
'79 CH.LATOUR
どちらのワインも「誠に誠」様が、上手に表現してくれました。私は、書く必要ない!って思ってしまいました。が…、これって逃げてますか?やはり、ちょとは蘊蓄を語りましょう。
コンドね!

ピション・バロン

2008-07-13 23:07:22 | ワイン
K氏が'64のピション・バロンを手に入れ持って来て、保管してありました。オフビンテージでもありかなり心配!
でも飲めました!!
まもなくパワーダウンしたものの私的に、よくぞ生きていた!とう思いです。保管状態が良かったのでしょう(ラベルもキレイ)。
最近古酒を時々あけますが、かなり!楽しいです。
初めてのワイン、二度と巡り会うことが無いかもしれないワイン、お客様とのワインの語りあい等々、これこそワインオタクの楽しさです。