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2006-04-15 06:04:02 | Weblog
あー眠れない。

ぼくはどうも25時間サイクルで生きてるらしいふしがあり、
ときどき夜昼が逆転してしまうのだ。
だからこんな時間になっても寝れない。
恋人はとなりで寝息を立ててるのに。ツライよーツライなー。。。

外はなんだかちょっと風が出てるみたいじゃない?
やっと咲き出した庭の椿がふらふら揺れている。
とうとう桜よりあとになっちゃったね、椿。
でもやっぱきれい。
ぼくはこの花が大好きだな。

おばあちゃんも毎年、この花を愛していたかな?
住めば住むほどに、ぼくはこの家を愛おしく思うようになってる。
駒沢という町はあんまし好きじゃないけど、
エアポケットのように、ざあますババーたちに凛として背を向けて、
ゆるゆるした時間をつむいでるパンクな小屋だよ。


しゅうに出会って、かれがこの家にやってきて何回目かの時に、
「この家、大好きだよ。いっしょに守りたい」
って言われたの、いまも覚えてる。あれはうれしかったな。

ドアあけたら、すぐに居間なんだけど、
正面におじいちゃんのデスマスクと、おばあちゃんの写真が
ベルリンで買ってきた毛足のながいフェイク芝の上に飾ってあるの。

しゅうが出がけに、「いってきまーす」と、
じいちゃんばあちゃんに言うのが愛しい。


最近やっとキッチンも使いはじめて、
料理もそういや一週間くらいずっとやってる。
ワオ画期的!

料理はたのしい。
家のこと考えたりするのはたのしいよ。

こうして、すこうしずつ根っこがウニョウニョと
あるべき方向に伸びだしてるのを感じるとうれしい気持ちになります。

明日はちょっこしキッチンの整備だな。
庭の掃除もやってみようかな。

わ、すっかり朝だ。
今日もいちんち、なんかいいことあるといいですね。

ちなみに昨日あったいいことはね、
ぼくがカルボナーラでパスタを作って、
しゅうはブロッコリーとアスパラと新ジャガのあったかいサラダを作ったりして腹一杯になったあと、
しゅうが急にマジメな顔をしてこんなこと言ってきたことだった。

   今日ね、昼間にずーっとちょーくんのこと考えてたの。
   もしもね、火事とかになってさ、
   なんか大きな家具とか倒れてきて、ちょーくんがその下敷きになっててさ、
   でも自分の身にも危険が迫ってたりしてたら助けに行くかなあ行かないかなあって。

それってぼくもときどき考えてたことだよ。

ぼくはこの子を、そんなことあっても ちゃんと守りたいなあと思ってたんだった。

結局とか、やっぱし、とか
人生なんてままならないものなんだよ
って、言葉はもう聞き飽きたよ。

そーかもしんなくても
ぼくは彼の言葉のそのあとを聞いて、
なんだかとっても安心して、しんどいこともあるかもしれない未来を
ちゃんと受け入れてとことこ これからも歩いてきたいなと思ったんでした。

これ、昨日のうれしかったことね。