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追分だんご

2007-03-30 02:19:38 | Weblog
父が新宿に来ているというので会いにいく。

しゅうも会いたがっていたけど、今回は仕事の面接でかなわず。
しんそこ残念だったみたいで「おとうさんに大好きって伝えろや!」とメールが来る。
それを伝えると、父の顔がくしゃくしゃになっていた。

父の仕事の話。
バブル以降と以前では、研究者にまわるお金が桁違いになったらしく、
しかもそのお金の回り方はけっこう一点集中型で、
それまでの「あたらしくて良い発明や発見は誰がしたっていいじゃないですか」みたいな牧歌的な風景は失われてしまったらしい。

「まあ、なんとか変わり目と、その前のいい時代を経験出来たことはラッキーだったのかもしれないなあ」

そういえば、この間見た夢は、
父が何かの責任を取って切腹をしなくてはならないという理不尽なものだった。
でね、ぼくの妹というのがその夢の中では大原麗子で、
ぼくらは二人して「そんな責任はおわなくていいから逃げましょう」と父を説得するのだ。
それを話したらなんだか機嫌がよさそうに笑っていた。

父は追分近くの高校出身で、その同学年の親友に会いにこれから柏に行くんだと言って、
みたらしだんごを買っていこうとしたけど売り切れだった。
残念。


これから何度こうして笑いながら今と昔と明日の話ができるだろう。
できるだけたくさんたくさん笑わせたいな。

悲しませたり、怒らせたり、失望させたことは星の数だろうから、
これからは、なるたけたくさん笑ってもらうんだ。

そう思って、手を振って、仕事場に向かった.