メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <対象の部分だけの修正ではなくて、全体から見た修正をすることは大事です。>

2024-05-17 11:17:43 | Weblog

久々のいい天気。

外はあたたか。社内はひんやり。

 

昨日は、データ作成に勤しんでいました。

あるサンプルの図面を作っていました。

サンプルはあるけれど、データはない、という場合ほとんどで、サンプルを元に図面を引きます。

この前も書いたと思いますが、実はとても面倒です(笑)。

今回はそれをベースにした別案も加わりました。

箱作りにおいて、そこやふたはとても重要なアイテムです。

よくある範囲での縦横の長さや割合だったら、さほど問題ないのですが、細長過ぎるといろいろ制約が出てきます。

細長過ぎると、ふたがうまく閉まらなかったり、そこが弱くなったりします。

そうなると箱として致命的です。

出来ませんというわけにはいかないので、ない頭を絞って工夫します。

ちょっとしたことでも。大きな効果が出ることはよくあります。

底が抜けてしまう→底が形成される時に、引っかかる部分が少ない!→引っかかる部分を増やそう!→また重複する部分が少ない→重複する部分を増やそう!

ということをまず考えます。

さらに、そこが抜ける場合は、ふた側がぐにゃぐにゃするので、その影響で底もぐにゃぐにゃして抜けやすく!というのもありと考えました。

なので、ふたの差し込みを長くして、しっかりはまるようになれば、全体的にしっかりして底に影響がでにくくなるようにしました。

正解かどうか、全然わかりませんが(笑)。

対象の部分だけの修正ではなくて、全体から見た修正をすることは大事です。

でわでわ。

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