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「古事記に学ぶ日本のこころ」#1 小野善一郎 〜本来の日本人の考え方に回帰する〜

2018-11-28 01:24:43 | 林原チャンネル
「古事記に学ぶ日本のこころ」#1 小野善一郎 〜本来の日本人の考え方に回帰する〜


★小野善一郎(おの ぜんいちろう) 湯島天満宮権禰宜 國學院大學、東洋大学兼任講師 昭和29年(1954年) 福島県生まれ 國学院大學大学院文学研究科 神道学専攻 博士課程後期修了 古事記や神道に関する勉強会を 全国津々浦々で行っている 本会の企画者。 <著書> 『日本を元気にする古事記の「こころ」』 『あなたを幸せにする大祓詞』 『新嘗のこころ―勤労感謝の日から新嘗祭の復興』 『凌霜のこころ』 日本文化興隆財団でネット購入可能:https://www.nihonbunka.or.jp/item/det... ======================

<#1 目次的な!> ・大祓詞を600人で奏上しました。
・大祓詞、古事記のこころ、一貫のいのち、が何より大事!
・古事記の冒頭にすべて集約されています。
・「凌霜のこころ」 小野先生が編集した神道古典の入門書 ネットでも購入可能です。なんと100円。  ※日本文化興隆財団  https://www.nihonbunka.or.jp/item/det...
・20代の時は政治家を目指していた、体を壊していた時代
・色々な政治勉強会をつくっていたがまったく意味をなさなかった
・「凌霜の竹」 竹はいかなる寒さにも負けず、その内に持っている清らかさ、美しさ、素直さを失うことがない。
私もいかなる苦難にあっても、凌霜の竹のように、自らの内にある心神を失うことなく、異心を祓って、祓って守り通して行きたい。(小野善一郎 はじめに より)
・近藤啓吾 先生(1921年-2017年)のこと 小野善一郎氏の恩師 金沢工業大学明倫館教授 江戸時代の儒学研究家
・天地初発(あめつちはじめ)の時(古事記の冒頭文)が最も大事 この世は、神ではなく、大地(大宇宙)が初めにあった、という宣言。
・天つ神のいのちとひとつになるということ、天つ神から離さないということ。
・生と死は対極にない、いのちの中に生も死もある。
・肉体は滅びようとも、いのちは絶対に滅びない。
・全国に8万ある神社には、いのちが宿っている
・「祓え」が何より大事、離れた心を祓うということ
・産むのは私たちなのです。天地はすべて神々つまり自分。
・本当の世界平和は己の中の異心(ことごころ/離れた心)を祓うことから始まる
・日本で一番尊い神様(天照大御神)は祓えから産まれている
・天の岩屋との祭事とは現代の神社の祭
・記憶ではなく感情で伝わるということ
・最初に祓われたのは八百万の神々(スサノオの命)
・辛苦(たしなみ)つつ降りき (日本書紀 スサノオが根の国へ降りる時の表現)祖先は、苦労することを「たしなむ」と読ませている
・大国主(スサノオの正統な後継者)は天つ神をわかっていたから、葦原の中つ国を治めることができた
・「心神」(しんしん)自分の御魂、天つ神のことを伊勢ではそう呼ぶ
・<天壌無窮の神勅>(てんじょうむきゅうのしんちょく)の解説 葦原の千五百秋の瑞穂の國は、是、吾子孫の王たるべき地なり。 爾皇孫、就でまして治らせ。行矣。寶祚の隆えまさむこと、 當に天壌と窮り無けむ。
・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は、三種の神器を持って高天原に降り日本を治めよ、頼んだぞ、といった内容。
・天皇とは、三種の神器を譲り受けた時に、天皇となる。陛下はずーっとこれを守って来た。
・<天照大御神の神言>の解説 人は乃ち天下の神物なり。須らく静謐を掌るべし。 心は乃ち神明の主たり。心神を傷ましむる莫れ。 神は垂るるに、祈祷を以て先と為し、 冥は加ふるに、正直を以て本と為す。
・北畠親房はここに心を寄せた。
・小野先生は22歳の時近藤先生にこれまず教わった
・「柱を自分の中に立てるんだぞ」
・若林強斎(1679年 - 1732年)江戸時代中期の儒学者
・神道家 ・<若林強斎先生の言葉> 神道の大事は、吾が心を吾が心と思わず、天神の賜じゃと思うが、ここが大事ぞ、 そう思いなすではない、真実にそれ。 こういうことを寝ても冷めても 大事にするよりない。 これ程の宝物を頂戴しておりながら、 井戸茶碗程にも思わぬは、うろたへぞ。 三種の、瓊矛の、大事のと聞きたがらう より、ここを合点するよりない。 ここにさえ合点あらば、相伝の筋も 窺われうこと。 実に神の尊いと云うことならば、 ここが忘れられ様がない。 <楠木正成公の言葉> 仮にも君を怨み奉るの心おこらば、天照大御神の御名を唱うべし。
・大祓詞を一言で言うなら、天照大御神なのです。
・天照大御神とは、お父さん、お母さんと同じ私たちのいのちのご先祖さまです。
・対時しているものは大宇宙には無い、宇宙に無いものは滅びるのみ <小野善一郎コメント>
・近代主義の行き詰まり
・100年前にラフカディオ・ハーン(小泉八雲)も気がついていた
・先祖のいのちと一つになって生きている日本の神道の力
・大祓詞、古事記、神社、祭がある、このことを日本人が腑に落として世界に伝える使命がある
・勉強会の主催者は自分自身が先生となって伝えて欲しい
・異心(ことごころ)が最大の敵
・世界の人類は元々そうだった
・詳しくは荒谷館長の第3話も聞いてください
・対峙から調和の世界へ、自分の中の異心を祓うこと
・本来の日本人の考え方に回帰することが、何よりも大事
・自分の中のいのちを明らかにすること、それが本当の学問です!
#日本人 #古事記 #神 #神道 #命 ======================
◉「古事記に学ぶ日本のこころ」
#1 小野善一郎 収録:2018年10月13日 時間:46分
会場:國學院大學 渋谷キャンパス 百周年記念館 記念講堂 再生リスト:http://bit.ly/2RhJPgO ご意見・ご感想、お待ちしております!コメントもご遠慮なく! 製作・著作:林原チャンネル ★林原チャンネル 公式HP★  http://www.hayashibara-ch.jp


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