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やっと読み終えた!

2017-01-31 14:07:38 | 映画 ドラマ 本 詩のことなど
暮れに買ってお正月に読もうと思っていた本。

『女性外交官・ロシア特命担当SARA』麻生幾著 2016年2月10日発行

主人公雪村紗羅の夫探しから始まる。
舞台は主にロシア。


麻生幾著作は結構読んだ。内容はそれほど難解ではないが人名、役職、会社名、官庁名等にに惑わせられる。

ウラジオストクのズベズタ半島にあるズベズダ原子力潜水艦修理工場で日本の税金たる支援資金が不正なく運用されているかの管理を行う紗羅の夫雪村隼人(在ウラジオストク 副領事)が、突然行方不明となる。
紗羅も外務事務次官として過去ズベズタに隼人と伴に赴任していた。

外務省 領事館 ロシアの軍人 北朝鮮、中国など、 紗羅との絡まりはそんなに楽しくはないけれど、やはり諜報活動やテロと繋がっていく過程は読みごたえがあったように思う。

一気に読まなければ面白味も半減だと思いました。

著者はあとがきですべてフィクションだが、
@引用「2005年8月、カムチャッカ半島沖で発生したロシア太平洋艦隊所属の小型潜水艇事故の際、ロシア大平洋艦隊からの要請を受け、海上自衛隊から潜水艦救難艦が現場海域へ急行し、その功績によりロシア太平洋艦隊から海上自衛官が勲章を授与された記述は史実に基づいています。」と書かれています。約12年前のことなのにあまり記憶にない、ということは
興味があっちのほうに向いていた頃かな~~?


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