日本から見たサピエンス全史#6◉田中英道◉縄文時代の謎を解く!縄文土器と土偶の本当の意味
2019/03/19 に公開
縄文時代の謎を解く!そこには世界で最初の国家「日高見国」があった。
土偶は何を表しているのか?の答えがついに判明!
長い縄文時代を経て育まれた、日本人のメンタリティとは何か?
それは農耕文化が日本人を作ったのでは無く、自然と共に生き長く平和が続いた縄文時代が、日本人を形成したのだ!
★「日本から見たサピエンス全史」再生リスト:http://bit.ly/2RondKP
★ 田中先生へのご質問・ご感想 info@hayashibara-ch.jp
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<目次的な!>
・縄文時代〜日高見国、日本文化発祥の時代
・縄文時代の日本には「日高見国」という世界で最初の国があったと想像される
・島をつくる=国をつくるという概念(古事記、日本書紀でも記される日本の起源)
・日本の文化の北海道から沖縄までの同一性は、縄文遺跡からもわかること
・アイヌとは何か?
・アイヌはオホーツク人(11〜12世紀以降渡来)
・〜アイヌとは〜
主に11〜12世紀 大陸(または樺太)から北海道にやって来た人たち
※縄文人(日本人)とは文化も言語も祭りのやり方も異なる
・北海道の先住民族は縄文人かアイヌ人か
・日高見国 →和・大和・倭→日本
・「東夷の中、日高見国あり、その国の男女、並びに椎結文身し、人となり勇敢なり、これすべて蝦夷という」
(『日本書紀 景行天皇27年』より)田中英道『日本国史』P27参照
・天孫降臨は鹿島(茨城)から鹿児島へ
・日高見国は確かに存在した(中心は鹿島・香取神宮の千葉・茨城あたり)
・火焔型土器(縄文中期)は新潟の信濃川流域に多く見られる
※ 参照:『土器と造形 ー縄文の動、弥生の静ー』東京国立博物館(平成13年)
・それは火焔ではなく、水の渦だった
・葛飾北斎が描いた波の画
『信州小布施、上町祭屋台天井絵』
『冨嶽三十六景「神奈川沖浪裏」』
『富嶽百景「海上の不二」』
・波の姿を瞬間的に捉えるのは日本人の感性の伝統か
・火焔土器ではなく「水焔」土器といえる
・美を追求し始める日本人の芸術感覚
・イタリア人も待望する縄文土器の展覧会、しかし日本の文化庁は動かない(金を出さない)
・世界の人々が観たいと熱望する日本の縄文土器
・イタリアで認められれば、評価も上がり歴史の見方も変わるというのに
・日本はもっと自らを押し出していかねばならない
・縄文時代の土偶は何を表現しているのか?
・『高天原は関東にあった / 日本神話と考古学を再考する』
田中英道(勉誠出版 2018年)
・土偶は奇形を表す
・古代人の近親相姦によって生まれたと想像される
・近親相姦は自然なことではあるが、それを戒め忌避するためのものではないか
・イザナギとイザナミの婚姻の話もこのことを物語る
・定住して生活する民族には近親相姦はありがちなことである
・奇形や病気の子供たちをどうするか?というのが大きなモチーフとなっているのではないか
・「こけし」も同じような発想ではないか(子消し)
・土偶は鎮魂と戒めの表れ
・家族・子孫への思いが土偶に込められている
・このような気持ちの具象化は、民度の高い文化と言える
・31:52 小休憩〜ブレイク
・縄文時代&日高見国 集団文化と祭祀国家の熟成
・『芸術国家 日本のかがやき』シリーズ(勉誠出版 / 2017年)
・芸術国家・日本のかがやき 日本人の感性と美的追求力
・西洋に無い、日本人の研ぎ澄まされた感性
・このような文化芸術が、日本の中核にある
・政治や経済が中心と思い込んでいるのは誤った価値観
・政治と経済は正常に行われることが普通
・一つの国が戦争や闘争ばかりしていたら疲弊する
・人間の生活は日常生活にあるということが芸術作品に見て取れる
・魂を鎮めるためにつくられる
・縄文の日本は平和な時代
・縄文時代 発達する道具(石器も色々)
・縄文時代 変化する気候
・※縄文時代は 現在よりも水位が5mほど高かったとされます(縄文海進)
水位上昇の地図が表示できる便利なサイト:http://flood.firetree.net/?ll=36.8409...
・縄文時代の生活形態
・栗が主食で狩猟・採取・漁労をして縄文人は生きていた
・農耕が日本民族をつくったのではなく、対立の無い平和な環境が日本人をつくった
・『サピエンス全史』では ”農耕の発達が人々を奴隷化させた”というような記述あり(1万年前に起こった農業革命のくだり)
・「農耕が社会を形成した」という主張の間違い
・山と川と海と平野と自然と共に生きたことが日本人の穏やかさの源泉
・山の下に家を作り自然の恩恵を得る
・緩やかな共同体が縄文時代からずっと日本にはあった
※参考資料:『土器と造形 ー縄文の動、弥生の静ー』東京国立博物館(平成13年)
#縄文土器 #土偶 #アイヌ
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田中英道「日本から見たサピエンス全史」#6
収録日:2018年2月6日
46分
製作・著作:林原チャンネル
2019/03/19 に公開
縄文時代の謎を解く!そこには世界で最初の国家「日高見国」があった。
土偶は何を表しているのか?の答えがついに判明!
長い縄文時代を経て育まれた、日本人のメンタリティとは何か?
それは農耕文化が日本人を作ったのでは無く、自然と共に生き長く平和が続いた縄文時代が、日本人を形成したのだ!
★「日本から見たサピエンス全史」再生リスト:http://bit.ly/2RondKP
★ 田中先生へのご質問・ご感想 info@hayashibara-ch.jp
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<目次的な!>
・縄文時代〜日高見国、日本文化発祥の時代
・縄文時代の日本には「日高見国」という世界で最初の国があったと想像される
・島をつくる=国をつくるという概念(古事記、日本書紀でも記される日本の起源)
・日本の文化の北海道から沖縄までの同一性は、縄文遺跡からもわかること
・アイヌとは何か?
・アイヌはオホーツク人(11〜12世紀以降渡来)
・〜アイヌとは〜
主に11〜12世紀 大陸(または樺太)から北海道にやって来た人たち
※縄文人(日本人)とは文化も言語も祭りのやり方も異なる
・北海道の先住民族は縄文人かアイヌ人か
・日高見国 →和・大和・倭→日本
・「東夷の中、日高見国あり、その国の男女、並びに椎結文身し、人となり勇敢なり、これすべて蝦夷という」
(『日本書紀 景行天皇27年』より)田中英道『日本国史』P27参照
・天孫降臨は鹿島(茨城)から鹿児島へ
・日高見国は確かに存在した(中心は鹿島・香取神宮の千葉・茨城あたり)
・火焔型土器(縄文中期)は新潟の信濃川流域に多く見られる
※ 参照:『土器と造形 ー縄文の動、弥生の静ー』東京国立博物館(平成13年)
・それは火焔ではなく、水の渦だった
・葛飾北斎が描いた波の画
『信州小布施、上町祭屋台天井絵』
『冨嶽三十六景「神奈川沖浪裏」』
『富嶽百景「海上の不二」』
・波の姿を瞬間的に捉えるのは日本人の感性の伝統か
・火焔土器ではなく「水焔」土器といえる
・美を追求し始める日本人の芸術感覚
・イタリア人も待望する縄文土器の展覧会、しかし日本の文化庁は動かない(金を出さない)
・世界の人々が観たいと熱望する日本の縄文土器
・イタリアで認められれば、評価も上がり歴史の見方も変わるというのに
・日本はもっと自らを押し出していかねばならない
・縄文時代の土偶は何を表現しているのか?
・『高天原は関東にあった / 日本神話と考古学を再考する』
田中英道(勉誠出版 2018年)
・土偶は奇形を表す
・古代人の近親相姦によって生まれたと想像される
・近親相姦は自然なことではあるが、それを戒め忌避するためのものではないか
・イザナギとイザナミの婚姻の話もこのことを物語る
・定住して生活する民族には近親相姦はありがちなことである
・奇形や病気の子供たちをどうするか?というのが大きなモチーフとなっているのではないか
・「こけし」も同じような発想ではないか(子消し)
・土偶は鎮魂と戒めの表れ
・家族・子孫への思いが土偶に込められている
・このような気持ちの具象化は、民度の高い文化と言える
・31:52 小休憩〜ブレイク
・縄文時代&日高見国 集団文化と祭祀国家の熟成
・『芸術国家 日本のかがやき』シリーズ(勉誠出版 / 2017年)
・芸術国家・日本のかがやき 日本人の感性と美的追求力
・西洋に無い、日本人の研ぎ澄まされた感性
・このような文化芸術が、日本の中核にある
・政治や経済が中心と思い込んでいるのは誤った価値観
・政治と経済は正常に行われることが普通
・一つの国が戦争や闘争ばかりしていたら疲弊する
・人間の生活は日常生活にあるということが芸術作品に見て取れる
・魂を鎮めるためにつくられる
・縄文の日本は平和な時代
・縄文時代 発達する道具(石器も色々)
・縄文時代 変化する気候
・※縄文時代は 現在よりも水位が5mほど高かったとされます(縄文海進)
水位上昇の地図が表示できる便利なサイト:http://flood.firetree.net/?ll=36.8409...
・縄文時代の生活形態
・栗が主食で狩猟・採取・漁労をして縄文人は生きていた
・農耕が日本民族をつくったのではなく、対立の無い平和な環境が日本人をつくった
・『サピエンス全史』では ”農耕の発達が人々を奴隷化させた”というような記述あり(1万年前に起こった農業革命のくだり)
・「農耕が社会を形成した」という主張の間違い
・山と川と海と平野と自然と共に生きたことが日本人の穏やかさの源泉
・山の下に家を作り自然の恩恵を得る
・緩やかな共同体が縄文時代からずっと日本にはあった
※参考資料:『土器と造形 ー縄文の動、弥生の静ー』東京国立博物館(平成13年)
#縄文土器 #土偶 #アイヌ
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田中英道「日本から見たサピエンス全史」#6
収録日:2018年2月6日
46分
製作・著作:林原チャンネル