栗ようかん

ささやかな出来事のお礼だろうか。

お手製の栗羊羹をいただいた。

おいしそうに写っているでしょうか。

料理上手はいいな、お嫁さんにいいな。

お手製の洋菓子を、手土産などに携えて、友人宅を訪れたこともあった、若い頃。

ずいぶんと昔だ。

和菓子といえば、桜の季節に、東京風の桜餅を作って友に喜ばれたこともあったっけ。

関西と関東の桜餅、全く違うことを、知っていますか。

それはさておき、和菓子は素敵。

昨日は、奈良の“みむろ最中”を持ち帰った。

小さい方の10個入り、なんと夕食後、おっちゃんは一度に4個をペロリ。

やめられない止まらない、決して甘党ではないのに。

奈良といえば、“みむろ最中”、いつのまにか、不動の“三笠”を凌駕していた。

持って帰った時の、父の喜ぶ顔が浮かぶ。

たしかJR奈良駅近くの、三条通に本店があった記憶はある。

でも、近鉄奈良駅構内のみやげもの売り場にも、ひっそりと置かれていた。

話題性重視の昨今のお土産事情の中で、地味な成りで生き残っているのはエライ！

わたしはやっぱり、羊羹と最中が好いな。