終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

ミシン絞りで藍染め

2011-04-30 22:29:19 | 衣・布
絞り染めは苦手、なのに、今マイブームなのが、片野元彦さん。

絞り染めのバイブルのような、著書は、再版されたとしても、高価で手がでない。

でも、小さな“絞と藍・POSTCARD BOOK SERIES”(草土社刊)を入手して、

眺めていると、時間が止まる。

57歳で柳宗悦に出逢って、

有松・鳴海の絞りを再興するように示唆された、という。

現代的とも見える、幾何学模様が、

活き活きと藍色を着て、華やかに匂い立つ。

見てるだけ、が好い、確かにそうには違いないのだけれど、

昔、訊きかじった、見よう見まねの青海波など思い出して、ふと我流でイタズラする。

四国在住の染め友達の、縦横無尽のミシン絞りにも刺激されて。

素材は薄い麻のローン。

友の、「糸は30番のミシン糸、絶対赤色!」に従って、

すでにnetで、“シャッペスパン#30赤色100m巻き”を3個も仕入れてある。

「スクモ藍よりもインド藍よ、この技法の場合」

だから、インド藍で3分染める。

絞り染めは大なり小なり、糸をほどく作業がたいへん。

赤糸の目立つせいで、少しはラクかも、としても。

だから、雨の日の手仕事に取っておこう、USTREAMを聴きながらのほどき仕事。



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