終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

姫路へ

2016-11-25 21:49:35 | 美術展

其一の師匠 酒井抱一は姫路藩主酒井家の出、ならば姫路市立美術館での展覧会は見逃せない。

朝いちの歯医者の予約をさっさと片付けて、姫路へGO!

阪神梅田から山陽姫路へは、直通特急で1時間半。

海側の座席を選んで、光る海を眩しく楽しむ。

姫路城を左手に見て歩いた先にある美術館では、あこがれの鈴木其一の展覧会。

其一の朝顔図は展示されていなかったけれど、

江戸琳派の写実的で洗練された草花図を間近にすることができ、

目と心の大ご馳走をいただいた気分。

たしかに〝装飾画〟ではあるけれど、

行き届いた丁寧な〝美〟は、人の心に安らぎと幸せをもたらすに違いない。

身近な草花や小動物の、ありのままの姿は、なにより増して、平和そのもの。

アメリカから、ファインバーグ・コレクションの群鶴図屏風が出展されていて、

圧巻だ。

ひとり、姫路城の裏手を歩いていたら、落葉した樹上に白鷺の群れ。

これも、まさにリアル琳派か!

 



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