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蒼穹の昴(4)ー浅田次郎

2024年01月15日 | 読書


評価5

再読(前回2021年2月22日)。
袁世凱が西太后派についたことで光緒帝を担いでの親政を画策した皇帝派は失脚し、康有為は英国に逃れ、順桂は爆死、譚嗣同は処刑されてしまう。梁文秀と玲玲(春児の妹)は西太后の孫のミセス・チャンの働きと日米記者の協力で日本に逃れることに成功。実権を取り戻した西太后を支えて行くことになった春児は蒼穹の色に命の輝きを覚えるのだった。

主人公は春児、文秀と思っていたのですが、実は西太后ではなかったか?という気がします。実は、大国清を支えて来た女性の苦悩の生き様を浅田次郎は描きたかったのではないでしょうか!?

しかして「龍玉」の行方は何処!?

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