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虚ろな十字架ー東野圭吾

2023年11月04日 | 読書


評価4

再読(前回2019年5月15日)。
中原道正・小夜子夫妻の一人娘が殺されて犯人には極刑が下されたが、この事件をきっかけに二人は別れることを選んで道正はペット専用葬儀社に勤務、小夜子はライターの職に就いていた。そんな中、小夜子が医大小児科医を義理の息子に持つ男に刺殺されてしまった。小夜子の生前の行動を追った道正だったが、彼女の取材対象だった女性と犯人の義理の息子との間に意外な接点があることが判明し真相が明かされる。

著者お得意の複数の事件の人間関係が絡み合ってストーリーが展開。注目すべき二人の関係はプロローグで明らかにされているのだが、なかなか接点に辿りつかないので結構イライラさせられる。おかげで先を読まずにはいられない(笑)東野圭吾なかなかの手練れです!

ちょっと死刑制度について考えさせられました。


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