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評価3
再読(前回2017年4月1日)。
「月の裏側」の塚崎多聞が再登場!
木の上に潜む男を見つけたり、人を死に至らしめる曲の謎を追ったり、「映画の撮影現場に居合わすと人が死ぬ」と怯える男の相談に乗ったり、鳥取砂丘消滅説の原因を探ったり、夜行列車に乗り込み仲間4人で怖い話に夢中になったり・・・と、サスペンスともホラーともつかぬ物語が展開される。
あっと驚く展開はないが、何故かジワジワと落ち着かない気持ちにさせられる連作短編集。
「蜜蜂と遠雷」と同じ作者とは思えない作品だが、どんなジャンルでもこなしてしまう恩田陸らしいと言えば恩田陸らしい作品で、は、ある。ま~私の好みではないけど・・・
①木守り男
②悪魔を憐れむ歌
③幻影キネマ
④砂丘ピクニック
⑤夜明けのガスパール
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