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ひとたびはポプラに臥す1ー宮本輝

2024年10月10日 | 読書


評価4

再読(前回2017年5月6日)
作家の宮本輝が北日本新聞社の記者2名、秘書、二男とともに、中国の西安からパキスタンのイスラマバードまでの40日間6700㌔の旅を綴った紀行エッセイ全6巻。それは、また、鳩摩羅什(くまらじゅう)の足跡を追う旅でもあった。

羅什は、350年ごろにシルクロードの要衝・亀慈国(現在の中国新疆ウイグル自治区・クチャ)に国王の妹の子として生まれ、7歳で出家し、9歳の時に母とともに天竺へ留学の旅に出たあと、小乗仏教にたちまち通達し、やがて大乗仏教に出会い、そのサンスクリット語の膨大な経典の漢語訳を生涯の使命と決めた人物である。

第1巻は西安から武威まで。
1995年の中国を描写したエッセイなので、現在の中国と国情が全く異なっているとは思うが、発展前夜の中国の有様がわかって面白い。食べ物と衛生状態に辟易しながらも作家ならでは深い洞察力とたまに飛び出すヤクザな言動が旅の辛さと楽しさを伝えてくれる。

全6巻中、4巻までしか読んでいなかったが、5巻目と6巻目が揃ったので7年ぶりに1巻目から読み直し。
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今朝の宿田の夫婦ケヤキ、みつや橋、サギ、立看板

2024年10月10日 | 盛岡の風景
前九年一丁目の宿田のケヤキは盛岡市景観重要樹木

諸葛川に架かるみつや橋

夕顔瀬橋上流



旭橋→遊歩道→夕顔瀬橋→片原→堂の前踏切→北夕顔瀬→厨川小学校→宿田の夫婦ケヤキ→下田邸→ふれあい橋→西部公民館→厨川中学校→青山小学校→盛岡医療センター→大屋内科→中堤町→長橋町→長橋→諸葛橋→稲荷町交差点→みつや橋→太田橋北→杜の大橋→アイーナ→旭橋【20,657歩13.9㌔】
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