社会人のネタ探し生活~ネタの倉庫~

ありふれた日常からネタを探しています。会話のとっかかりやアイデアの素材、自分の成長などに役に立てたいです。

浴衣から学ぶ物事を真似るということ

2010年08月01日 16時13分24秒 | 発見
 昨日、近所の夏祭りに行ってきました。
最近、はやりなのでしょうか。中高生くらいの女の子の多くは、
浴衣のようではあるけれど下がズボンになった、いかにも動き
やすそうな浴衣(浴衣と言っていいのかわかりませんが)を着て
いました。
 夏の情緒を取り入れつつも機能も併せ持ったすばらしい
ファッションだと思いつつも、なんだか胸につっかえるものがあります。

 外見だけ取り入れて、肝心な魂を取り入れ忘れているのでは
ないか。
 浴衣や着物は、古来からの日本独自の文化がもたらしたすばらしい
ファッションであることは言うまでもありません。ただ、それだけにとどまらず、
あの動きにくいファッションがもたらしたのは、日本女性のおしとやかさだと
思うのです。動きにくいから、動きやすくしてしまえという発想ではなく、
あえて、あの動きにくさを乗り越えることで日本人女性のおしとやかを
目指してきたのではないか。そう思うのです。

 浴衣だけではないのかもしれません。
 身の回りにある物事は、外見だけ真似て、肝心な魂、スピリットを
取り入れ忘れているのかもしれません。

 作家の五木寛之さんは、明治維新以降、西洋の外見だけを真似て、
日本人の精神をどこかに置いてきてしまった、「無魂洋才」と言います。
 戦後の日本が取り入れた自由経済は、「神の見えざる手」で成り立つ
のです。神を信じる国の発想から生まれた仕組みであると言います。

 そんな視点で日々暮らしていると、さまざまなことを片手落ちにならず、
見習えるのではないでしょうか。外見だけではなく、その物事の精神を。

サッカーW杯と自分らしさ

2010年07月13日 21時30分11秒 | 発見
今回のサッカーW杯では、「日本らしい」サッカーというキーワードをよく耳にしました。
日本人の特性である器用さを活かした細かいパス回し。勤勉さからくる豊富な運動量。アジア予選を勝ち抜き、これが、「日本人らしい」サッカーなんて言われていました。
しかし、フタを開けてみるとワールドカップでは、守備一辺倒のサッカーに変わってしまった。日本人らしさはどこにいってしまったのでしょう。かと思いきや、ベスト16という結果を出すと、この忍耐強いサッカーこそが日本人らしいサッカーと周りははやしたてる。
案外、この○○らしさというのはこんなものなのかもしれない。結果が出て、後から○○らしさというのはついてくるものなのかもしれません。
「自分らしさ」を考えることがあるけれど、あまりそれにとらわれすぎるのもよくないのかもしれません。○○らしさにとらわれすぎるあまり、結果が出せなければ意味がないのですから。結果が出れば自ずとあとから○○らしさはついてくるのです。

プライドを捨てて楽しむ

2010年05月15日 06時48分08秒 | 発見
小さい頃から続けているサッカーだが、
この年齢になっても続けていくには、体力
や技術、スピードの維持だと思っていまし
た。でも、最近プレーしてて、もっと大事
なことがあることに気づいたのです。
それはプライドを捨てること。
どんなにがんばっても学生時代のような
バリバリやっていた頃からは落ちていく
一方であることを受け入れるしかないの
です。
大事なのは、楽しむことです。
最近、気づいた、いや、もっと前に気づ
いていたはずですが、受け入れなければ
いけないなと強く思うようになったのです。

説明がつかなくても現実なのです

2010年04月22日 17時46分02秒 | 発見
 蜂が飛べるというのは、これまで航空工学では
説明がつかなかったらしい。(今では証明されてい
るようですが。)

 人類の英知を集めた学問をもってしても、世の中
の事象をすべて証明できるわけではないということ
ですよね。

 証明できなくたって根拠がなくたって、今、目の
前に起きていることをただただ信じる。

 大切な考え方だけど、最近、忘れがちでした。。

説得

2010年03月21日 06時29分14秒 | 発見
『君たちに明日はない』(垣根涼介)を
読了。
説得とは、作戦なしにはありえない。
そのための材料集めでほぼ勝負が決まっ
ている、ということでしょうか。

【読歴】

赤ちゃんの微笑みと知らなきゃよかったこと

2009年12月14日 08時19分39秒 | 発見
 世の中、知らないほうが幸せだったことって
多いと思いますが、こんなときもそうでしょう。

「いないいないばぁ~」
と言った後、赤ちゃんが微笑むと、なんとも
うれしくなるものです。天使の微笑みを見てい
るようです。
 子育てをしたことがある親なら誰もがそう感じた
のではないでしょうか。

 でも、赤ちゃんの微笑みは親の働きかけで起こっ
たのではなく、単なる生理学的な運動にすぎいない
そうです。

風邪の引き始めは左の足裏を揉む!?

2009年11月02日 23時28分59秒 | 発見
 足ツボマッサージに行ったら、左の足裏に比べて右の足裏の方が
痛かった。いつもよりもより痛い。
 マッサージが終わってから、その理由を聞いてみました。
すると「風邪の治りかけではないですか?」と言われたのですが、
なんと、そのとおりです。

  どうやら、風邪の治りかけは右の足裏の凝りが多く、風邪の引き始め
は左の足裏の凝りが多いそうです。
 左から入り、右から出て行くと説明を受けましたが、風邪の「気」という
ものが体を通り抜けるのでしょうか?

  まあ、とにかく風邪の引き始めは左の足裏を重点的に揉むといいかも
と安易に考えてしまいました。

物事の本質を見抜く

2009年10月17日 22時49分47秒 | 発見

 「レンギンス男子」がはやっているそうですね。女性のファッションである
「レギンス」を若い男性がファッションに取り入れているそうです。
 「乙男」、「弁当男子」、「歴女」・・・。
 これらのキーワードを見ると、これまで女性の専売特許だったものを
男性が取り入れたり、その逆だったり、男女の垣根がなくなってきてい
ることを感じます。
 性別にとらわれることなく、物事を考える姿勢は大事なことだと思います。
 性別だけではありません。年齢や体の違い、障害の有無などなど、そう
いったことに執拗にとらわれない。そんな考え方ができたなら、物事の本質や
相手の本質を見抜くことができるのでしょう。
 「レギンス男子」を見てそんなことを思索したのでした。


ノマド

2009年09月23日 10時24分19秒 | 発見
 データをネット上で一元管理し、パソコンや携帯でいつでも呼び
出したい!そうすれば、仕事でも趣味でも、いつでもどこでもちょっ
とした隙間時間を使って行うことが可能。

 これまで漠然と追い求めていた考え方でしたが、『仕事をするの
にオフィスはいらない ノマドワーキングのすすめ』(佐々木俊尚)を
読み、これを「ノマド」と表現していることを知りました。

 「ノマド」とは、私なりに解釈すれば、データをネット上に一元
管理(保存)しておくことで、職場でも自宅でも、外出先(本書では
「サードプレイス」という言葉を使っていました)でも、どこでもその
データを呼び起こし、仕事を行えるという考え方です。
 もともとの意味は「遊牧民」というそうです。

 それには、スマートフォンが必要なのですが、ちょうど今、使え
そうなスマートフォンを探しています。QWERTY配置のキーボードを
絶対条件として探しているのですが、キーボードを押した後の反応
の速さも重要視しています。
 今使っている携帯がソフトバンクの「922SH」でQWERTY配置の
キーボードを搭載しているのですが、キーボードを押した後の反応が
いまいちなのです。

芸能人のブログのリスク

2009年02月16日 18時20分46秒 | 発見
 最近、ブログを書く芸能人や著名人が増えていますね。
 ブログを書く芸能人って勇気があるなと思います。
 近頃よくある「ブログの炎上」のことではありません。
ブログを公開するというのは、その人の外見や芸ではなく、
人間の中身で勝負することにつながるからです。
 
 ある芸能人のブログをはじめて見たときのことです。
 テレビでは悪い印象はなかった方なんですが、ブログの文章
と内容がひどいことひどいこと。急に薄っぺらな人間に見えて
しまいました。(自分のことを棚にあげてですが…。)ブログ
を見なかったらこんな感情は持たなかったでしょう。
 
 芸能人のブログが増えるのは、ファンにとってはうれしいこ
とです。
 でも、芸能人がブログを書くというのは、ある意味リスクを
負うのだと思います。
 とくに俳優や女優、アナウンサーなど、あまりトーク番組に
出ない方は、ブログの文章と内容でその人の人間性が判断され
てしまうのではないでしょうか。ブログを見てより好きになる
人もいるでしょう。逆に、ブログを見て幻滅する人もいるので
はないでしょうか。私のように。
 
 メディアに出ている方のブログは、リスクを承知で書かれて
いるのかなぁ、と芸能人のブログをぼんやり眺めながら考えて
しまいました。

人のやさしさと便利さ

2009年02月05日 20時15分27秒 | 発見

  先日、電車を降りホームを歩いていたときのことです。
  前方に押し車を押しながら、のっそりと歩いているおばあちゃ
んが見えました。その先には急な上り階段があります。上った
先が改札となっているのです。今、バリアフリー工事をしていて、
エレベーターはまだありません。

 背中を丸め、押し車を懸命に押す細身のおばあちゃんがあの
階段を上るのは、どう見ても無理です。案の定、階段を目の前
に立ち止まってしまいました。

 ほっそりした腕で必死に押し車を持ち上げようとしています。
ただ、持ち上がる気配すらありません。
側を通る通行人は、困った様子に気づいていないのか、それ
とも気づいていないふりをしているのか、無情にも手伝うこと
はありませんでした。私が手伝おうと思い足を速めました。

 かなり近づいたときです。
20代から30代くらいのOL風の女性がかがみこんで、その
おばあちゃんに話しかけました。
 すると、その女性はひょいっと押し車を持ち上げ、おばあちゃ
んと一緒に階段を上がって行きます。

 二人並んでおしゃべりしながら階段を上がる後ろ姿は、何やら
楽しそうにも見えました。こういうのってなんかいいなぁ。
助け合って生きていくってこういうことだよな。私は自然と笑み
がこぼれているのに気づきました。日頃、仕事で地域福祉の推進
に携わっていますが、こういったことが当たり前になるといいで
すよね。なんだかうれしい気持ちになってきました。

 ふと、バリアフリー工事のことを思い出しました。エレベー
ターのバリアフリー工事が終わるとこの駅も便利になるでしょ
う。でも、もうこんな光景を見ることがなくなるかもしれません。
 急にさびしい気持ちが遠くからやってきました。

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美容院での会話が苦手

2009年01月28日 22時09分30秒 | 発見

 美容院での会話が苦手です。

 今日、美容院へ行ってきたのですが、後でどっと疲れがでて
しまいました。

 美容院へ行く前は、何を話そうかといつも考えてしまいます。

 今日は、このブログに書き溜めているネタを一通り見直して
会話のとっかかりになりそうなネタを探してみました。

 別に無理して話そうとしなくてもいいのかもしれませんが、沈
黙に耐えられないのです。

 とくに隣のお客さんが美容師さんと仲良く話しているのを見る
と余計に何か話さなきゃって気分になるのです。

 でも、話したくもないのに沈黙が耐えられないという理由で、
どうでもいいような話しをしたりすると、後でどっと疲れが出て
しまいます。今日がまさにそうでした。

 「世間話」というやつが、気軽にできないのかもしれません。

 みなさんは美容師さんとの会話で困ることはありませんか。


手に取るときは慎重に

2009年01月24日 13時38分17秒 | 発見

 急に目の前に何か差し出されたら、すぐに手に取るべきでは
ありません。
 手に取るのは、それが何かをしっかり確かめてからにしましょ
う。そうしないと私みたいに痛い目にあいます。

 先日、地下鉄で通勤していたときのことです。
 地下鉄の階段をのぼり地上に出た瞬間、「どうぞぉ」と目の
前に何かを差し出されました。何でもない単なるポケットティッ
シュです。あとで考えれば、ちょうどポケットティッシュを切
らしていたのでほしかったのですが、そのときは瞬時にぷいっ
と体を半身にして「いりません」を体で表現していました。

 街で何かのPR用に配っているポケットティッシュを差し出
されたときは、基本的にはもらいます。階段を上りきったすぐ
のところに待ち構えて差し出してくる状況。この状況が私に
忌まわしい記憶を思い出させたのです。

 3年前、旅行で中国の万里の長城を登ったときのことです。

 肌が痛いほどの凍てつくような12月の寒さでした。体温が
奪われ歩くだけで体力が消耗するなか、万里の長城の急な階段
を上ります。人が歩いていける一番端まで行こうと意気揚々で
した。寒さと疲労、それに山の上の空気の薄さもあいまって次
第に息が切れはじめました。それでもはぁはぁと息を切らしな
がらも、一番端を目指します。

 腿を真上にあげなけいけないほどの急な階段を必死に上りきっ
たそのときです。突然、目の前に一枚の紙のようなものを差し
出されました。物売りのおばちゃんです。

 何度も中国に足を運んだことがあるので、中国の物売りの強
引さはよく知っていましたし、その手口もよくわかっているつ
もりでした。事実、一度も物売りから不本意な買い物をしたこ
とはありません。

 しかし、そのときは疲労からでしょうか。完全に油断をして
いたのでしょう。その目の前の紙を手にとってしまったのです。
 それは数枚がセットになっている絵ハガキでした。

 手に取ったと同時に「100元!」とおばちゃんは言います。
多少、中国語を話すことができた私は、きっぱりと「買うつも
りはない」と言いました。それに100元とは、高いにもほどが
あります。日本円で約1,300円です。中国でふつうに買えば1
00円で買える品物です。

「手に取ったんだから買え」とおばちゃん。
「そんなのはおかしい。」と私。
「100元、100元」と手のひらを差し出してきます。
「払うつもりはない」と声を荒げ絵ハガキを突き返します。
それでも、相手は受け取るどころか100元を連呼するばかり。

意気揚々とここまで来た私の気分は一気に盛り下がり、怒りに
変わってきました。無視して行こうとしても狭い通路のため進路
を遮られています。
 数分の間、お互いにらみ合ったままどちらも譲りません。

 私の頭もだいぶ冷えてきて、こんなところで貴重な時間を割
くのがアホらしく思えてきました。しょうがないので観念したの
です。

 ただ、100円のものに1,300円を払うのは納得がいきません。
「高すぎるからまけてくれ」と交渉します。
 少しくらいはまけてくれるかと思っていましたが、頑固な中
国おばちゃんは首を横に振るだけです。
 根負けした私は、結局100元を払ったのでした。
 
 それからです。突然目の前に差し出されたものは、安易に
手に取ってはいけない、と肝に銘じたのは。