つれづれなるままに・・・仕事日記。

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中国四川大地震 日本企業にも明暗・・・

2008-05-19 21:20:41 | BCP・BCM
四川大地震、日系企業再開で明暗
2008年5月19日(月)00:27 YOMIURI ONLINE
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20080518-567-OYT1T00523.html
より、下記、編集まとめ。

 中国の四川大地震から1週間が経過し、現地に進出している日系企業の多くは、生産や営業活動を再開。ただ、正常化の見通しが不透明なメーカーもあり明暗分かれているそう。


◆イトーヨーカ堂(成都市に3店舗を展開)
・地震で一部の商品が落下するなどの被害
・しかし、発生翌日の13日朝には営業を再開。
・市内のほとんどの商店が休業だったことから、普段の数倍の客が訪れた。
・16日までの4日間で、生活必需品のミネラルウオーターやパンなどの売上高は通常の10~30倍に達した。
・成都市南部の「双楠店」には、15日に地元政府の高官が訪れ、感謝の意を伝え
る。地元紙もイトーヨーカ堂の危機管理体制を称賛する記事を掲載。震災で存在感を高めた形。


◆コベルコ建機
・成都市東南部・・・油圧ショベル、ミニショベルの生産工場がある
・15日に操業を再開。
・主要道路は支援物資などの輸送が優先されており、部品の調達に不安が残る。
一部の部品は中国国内の取引先から空輸で調達。


◆四川一汽トヨタ自動車(トヨタ自動車と第一汽車集団公司の合弁会社で小型バスなどを生産)
・19日に操業を再開。
・ただ、影響の長期化も。
・部品の調達や従業員の負担に配慮し、当面は通常の昼夜2交代制ではなく、
昼間のみ。
・年間1万台強を生産しているが、本格的な再開は「めどが立たない状況」(広報担当)。

◆四川南方食品(双日が45%出資する合弁の食品会社)
・15日に漬けもの工場を再開。
・地震の被害は農産物の生産体制にも及ぶ
・担当者は「原材料の値動きがどうなるのか、今後の影響が気になる」とのこと。