北海道でまた鳥インフルエンザ

◆陽性反応のハクチョウ、さらに１羽＝鳥インフル、サロマ湖畔で－北海道
2008年5月5日（月）23:30 [時事通信社]
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=soc_date2&k=2008050500380
　北海道は５日夜、道東部の佐呂間町幌岩のサロマ湖畔で見つかったオオハクチョウの死骸（死がい）の簡易検査で、鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。死骸を北海道大学に搬送して強毒性かどうかなどを詳しく調べる。道は同日夕に関係部署の連絡会議を緊急開催、死骸が見つかった場所から半径３０キロ以内の養鶏場９カ所の立ち入り検査を行うほか、巡視を強化することなどを確認した。
　環境省などは同日、やはり北海道東部の別海町で回収されたオオハクチョウの死骸から、強毒性のＨ５Ｎ１型のウイルスが検出されたと発表。４月には、秋田県の十和田湖畔で死んでいたオオハクチョウから、同じタイプのウイルスが検出されている。