行雲流水の如くに

不安を感じる時ほどデーターを正しく読むべきだーー公衆衛生に対する国民性が決め手になる

比較的「致死率」が低いと思われている「新型コロナウイールス」が今や世界中に拡散された。

不安心理が世界中の株式の暴落を招き、経済活動も極端に委縮して、いまや「恐慌」と呼ぶ可能性も出てきた。

 

「新型コロナ」の正体が未だ不明ゆえに、「公衆衛生上の危機」を通り越して「社会的・経済的危機」に向かっている。

しかし今までに分かってきた状況をじっくり見れば、自ずから「どうすれば良いか」が見えてくる。

 

①2018年の日本のインフルエンザ死亡数は3325人である。

そしてその大部分は75歳以上の後期高齢者なのだ。

通常あまり出かけることのない高齢者が、どこで感染したかと言えば、高齢者施設、同居する家族や訪問した子や孫ということになる。

「新型コロナ」もインフルエンザと同じような傾向が見られるので、対応策は重点的にこの分野にすべきなのだろう。

現在3世代同居の家族は少なくなった。少数派であろう。大部分が親子同居で共働きが多い。

故に「小・中学校の休校」などと言う緊急事態発令は、過剰行動であったと言える。

 

②もう一つのポイントは、無症状者(あるいは軽度の保菌者)と換気の無い部屋で過激な運動をしたり歌を歌ったりすると感染する可能性が高い。

スポーツジム、カラオケ店、ライブハウス、屋形船などだ。

このような場所に行くのを避けるというのが対応策になる。

ほとんどしゃべらずに過ごす満員電車やパチンコ店から発症例を聞かないのは、上記の条件に合致しないからだろう。

 

③3月12日現在PCR検査陽性者604名、死亡者は15名である。

感染者はこの数倍いるであろうから致死率は1%程度であろうか。

自分が罹っているかどうかわからないままの人もいるであろうから、「人にうつさない」ということを心掛けるべきであろう。

勿論持病のある高齢者はなるべく「人ごみに行かない」ということが最大の対策である。

 

④上記の点に注意して、現在必要以上に委縮している社会・経済活動を解きほぐしていくことが必要だ。

日本の国民は「公衆衛生に対する感度」は優れている。

そして「医療体制」も十分機能している。

自信をもって過ごすべきであろう。

「十分な睡眠、栄養、適度な運動」で免疫力を高めることに尽きると思う。


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