次の解散総選挙は政権選択選挙になるだろう。
今までのような自民・公明による絶対的多数獲得という図式にはならない。
与野党が拮抗する。
9月になると自民党も立憲民主党も総裁選や代表選がある。
その意味でここで決まった総裁なり代表が次の首相をかけて激突することになる。
選挙ドットコムが行った世論調査が面白い。
実際の総裁なり代表の決り方は党員と地方議員や国会議員の投票で決まる。
だからここの数字は、あくまで人気投票と考えたほうが良い。
自民党
①石破茂23.2% ②小泉進次郎9.9% ③上川陽子8.6% ④高市早苗8.5% ⑤岸田文雄 7.8%
立憲民主党
①野田佳彦19.2% ②泉健太11.4% ③枝野幸男8.4%
自民党の石破茂は従来通りで国民の人気は高い。
しかし自民党内の人気が今一つ、なぜかと言うと正論を吐きすぎるということ。
もう一つの理由は田崎史郎氏に言わせれば、「ほかの議員と飯を食べない」
一方興味深いのは立民の野田佳彦の評価が高まつていることだ。
総理経験者でもあり人格識見に安定感がある。
それと安倍国葬における振る舞いなどから保守層からも支持されているのだろう。
次の総理は誰が良いのか、与野党とも候補と思われる人物の立ち居振る舞いをじっくり見ておく必要があるだろう。