私はかねてから「政権交代可能な野党の存在が必要」という主張をしてきた。
そのような野党が存在しなければ与党による独裁・腐敗政治が進むからだ。
(安倍・菅政治の倫理観欠如はひどいものだった)
岸田政権も良く注視していなければ、安倍コントロール下の傀儡政権に堕す可能性を秘めている。
立憲民主党は社会格差(大部分経済格差になるが)に立ち向かう政党であるべきだ。
自民党は既得権益に守られており、その層からはみ出た人々に対して一時的なバラマキ政策で対処している。
根本的な格差解消策に手を付けられないだろう。
本来は公明党や連合が力を尽くすべきだが、「悪貨は良貨を駆逐する」もしくは「朱に交われば赤くなる」。
少々の覚醒ではおぼつかないほど汚染されている。
立憲民主党は土着の保守地盤を味方にすべきだ。
今回のコロナ過で自民党の支持基盤の中小企業の経営者層が手痛い打撃を被っている。
無秩序な金融政策で延命策を施しているが景気が回復過程に入るとおそらく倒産が増加する。
腰の入った中小企業対策講じなければ10年後の日本経済は寒々しい光景が広がっているだろう。
立憲民主党は地方(地方議員)の足腰を強くすべきだし個々の有権者にアプローチすべきだ。
旧民主党や旧社会党の成り立ちは都市部の組織労働者を支持基盤としていた。
しかし今やこのような網で魚を取るような手法は通用しない。
(連合やそれに連なる国民民主党に必要以上に気を遣うことはない)
小川淳也政調会長が始めた青空対話集会などの手法で個々の有権者に訴えていくべきであろう。
あれを見よ 深山の桜咲きにけり まごころつくせ人知らずとも