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行雲流水の如くに

学問に尊敬無き政権が続けば日本は没落する

甘利発言でにわかに中国の「千人計画」が話題になった。

日本学術会議が「千人計画」に協力しているという甘利発言は、結局ためにする発言だったようで、訂正に追い込まれた。

このところ政権中枢や政権擁護評論家から、事実を確かめもせずに「嘘」を以て国民を誘導しようとする意図が感じられる。

 

「千人計画」は、胡錦涛政権の2008年ころから始まった人材集めだ。

アメリカや先進国で学んだ留学生を呼び戻すことが中心だが、同時に「ハイレベルの外国人の頭脳」もヘッド・ハンティングせよとの計画だ。

カネに糸目は付けないようで、そのことが中国政府の本気度を示している。

 

翻って日本を眺めた時、あまりの目線の低さに愕然とする。

日本学術会議任命見送り問題は、小姑の嫁いびりレベル。

警察国家の道をトップ自ら歩んでいるようだ。

効果のはっきりしない戦闘機を買うくらいなら、科学技術予算を数兆円単位で付けたらどうだ。

わずか10億円位で任命権を振り回す情けなさ。

 

竹中平蔵やデービット・アトキンソンを呼び込んで中小企業いじめを始めそうだが、問題はここではない。

問題は大企業である。

安倍政権下で円安と企業減税で得た利益をため込むばかりで、思ったほど前向き投資を行っていない。

株価の維持に気を使いすぎるからだ。(投資家の方を向きすぎ)

かろうじてトヨタが頑張っているが、それも中国のマーケット頼り。

輸出産業は、中国が前年比プラスの勢いなので何とか息をついでいる。

日本の製造業は「英国と同じ道を辿っている」と言われ始めているのだ。

 

菅政権による「アーリースモール作戦」は、単なる人気取り。(ハンコ廃止やデジタル庁など)

せいぜい機関車を数メートル動かす程度。

団塊世代が退出した後の人材育成を怠ったつけが来ている。

慌てず人材育成から始めるべきであろう。


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