世界の指導者たちにも「無能ウイールス」という悪質な菌が蔓延しているようだ。
本来であれば指導的立場を取るべきアメリカのトランプ大統領は、もはや指導者たるに値しない。
自分の再選がまず第一で、国民が10万人亡くなろうがそれは二の次だ。
「死者10万人なら、良い仕事だ」と言ってはばからない。
中国の習近平の評判も地に落ちた。
コロナウイールスを曲がりなりにも封じ込めたのだからもっと評価されて良いのだが、人間性に問題があるのか、世界の支持は広がらない。
マスク外交で評価を挙げようと焦るのだが、そのマスクに不良品が多いから逆効果だ。
もっとも評判を挙げようという下心があるにしても、世界の役に立とうとして行動していることは評価してよいだろう。
日本の安倍晋三は、国民を騙し続けて8年近くたったが、コロナウイールスを前になす術なく、側近の振り付けによる「木偶の坊」状態だ。
デクノ坊ーー人の言うとおりに動くだけで、自主的には何事も無し得ぬ人
カナダ生まれの教育家、ローレンス・J・ピーターによれば、(ピーターの法則)
階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおの無能レベルに到達する。
やがて、あらゆるポストは、職責を果たせない無能な人間によって占められる。
仕事は、まだ無能レベルに達していない人間によって行われている。
安倍政権と言う「大本営」は、いまや無能レベルに達している。
野党の中にはまだ無能レベルに達していないところもあるだろう。
さらには地方レベルで知事を中心に本音で行動し始めたところがある。
山梨大学島田学長は次のように主張する。
現状のPCR検査体制を批判して、
「未曽有の事態の今だからこそ、権威にひるまず、権力に盲従しない、真実一路の姿勢が全ての医療者に求められている」
和歌山県の知事も骨がある。
「37・5度以上の熱が4日以上続くなら相談を」という国の方針に異を唱え、積極的にPCR検査を実施して早期発見を目指した。
「受診を我慢しないで欲しい」と呼びかけている。
人の漸く上に立つに及んでは、己の力を力とせず、人の力を力とする器局の大なかるべからず。これ将に将たるの要道なり。 一瀬粂吉翁