「新型コロナウイールス」の感染拡大が騒がれ始めた1月下旬、総理官邸に「神風だ」とざわめく声があったという。
おりしも「桜を見る会」で野党に攻められ崖っぷちに立っていたからだ。
武漢へチャーター機を飛ばし邦人救出に活路を見出した形になった。
しかし舞台は暗転する。
「ダイヤモンド・プリンセス」における船内隔離処置の失敗だ。
そこで打った手が「小中学校の休校」要請だ。
この「要請」というやり方は極めてずるいやり方で、休校による様々なトラブルは発生するが、もし休校せずに「新型コロナウイールス」の感染拡大したらどうする、という半ば強制的な「お墨付き」をかざすことができる。
日本は「同調社会」だから首相要請に逆らって学校を開くという決断は勇気がいる。
だから99%もの学校が休校した。
「小中学校の休校」が効果があったかどうかの検証は事実上不可能だ。
検証もできぬ政策を何ら法的理由もなく要請するのは「悪賢い」の一言に尽きる。
「悪賢い」ということで言えば、大阪の吉村知事も相当なものだ。
最初出てきたころは新鮮な感じがしたが、このところとみに人相が悪くなってきている。
よせばよいのに隣接する兵庫県にケンカを売った。 「出入り禁止令」みたいなものを出したのだ。
もっと仲良く、どうしたらよいか相談すべきだ。
だいたい専門家会議の教授が机上で書いたような「コロナ感染予測数」などをまともに信じるのがおかしい。
本来安倍政権が腰を据えて取り組むべきは、
①検査体制の拡充
世界各国から疑念の目で見られている。検査もせずに隠しているのではないか?ということだ。
少なくとも韓国レベルまで上げないと実態の検証ができない。
②軽症患者の隔離政策
重症患者並みに指定病院に隔離する方法は、感染者が拡大した場合対処できない。
③病院、医者、看護師用のマスクや防護服などの優先充当、さらには人工呼吸器などの拡充だ。
未だに十分でないということが信じられない。
茶坊主ども(補佐官連中)といたずらに会議を繰り返してもしょうがない。
側近政治極まれりということだろう。
リンカーンの信条
部下と現場に出よ 生死を共にせよ