行雲流水の如くに

軍事費から読み解く危険な兆候ーーーロシアと韓国

伝説の投資家と言われるジム・ロジャーズは次のように主張する。

国の支出は国民の生活を豊かにするために行われるべきものです。武器に充てられる予算は、武器製造やメンテナンスに直接かかわる人たちは儲けを得られますが、やがて武器は老朽化し、無駄金になります。

 

私も考え方は同じだ。専守防衛のための予算は確保すべきだがむやみに増やせばよいものではない。

ましてや他国を侵略することが可能な武器保有にまで踏み込むべきではない。

この立場に立てば「敵基地攻撃能力」など論外。

 

世界NO1の軍事大国はもちろんアメリカだ。

軍事費は約8000億ドルでGDPの3.48%を費やす圧倒的な軍事大国。

本来であれば持続可能性がないのだが、ドルの覇権を握っているからいくら赤字になろうが堪えない。

まだ世界の警察官を担おうという意気込みはあるようだから、当面その役割のためにはやむを得ない。

 

NO2は中国だが、経済力が増加しているから軍事費も増加する。

約2900億ドルでGDPの1.74%、まだ増加余力はありそうだ。

このような状況を放置すると、とんでもない恐竜になってしまう。

ある程度頭を抑えることも必要なのだろう。

 

問題のロシアだが、約660億ドルでGDPの4.08%だ。

石油と天然ガスが世界中に売れている限りにおいて何とかやっていけるが、極めて危険な状態。

核の脅威を煽るだけのドン・キホーテにならざるを得ない。

内部から崩壊の可能性が高まってきた。

 

韓国についても問題ありと指摘しておきたい。

いたずらに日本や米国との仲を悪化させてきた。

最近政権が代わってその辺のリスクに気が付いてきたようだが。

約500億ドルでGDPの2.78%。

北朝鮮対応だけでここまで軍事費を増やす必要があるのだろうか?


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