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 き ち

娘 ゆみの成長記録です

本の紹介 『じぶんをえらんで生まれてきたよ』

2012-11-20 17:48:06 | 紹介
あ、これキレイでしょう

ヘムの保育所に通うママさんから、ゆみにお花を頂きました。
はじめましてのママさん、子どもを亡くした私に接触するのは勇気が必要だったと思うのです、
ご自身も大変な時にとても温かい気持ちを頂きました。とっても嬉しかった。ありがとうございました。

そのママさんからこんな本をお借りしました

『じぶんをえらんで生まれてきたよ』
いんやく りおくんが語る、生まれてくる前やその世界のことなどをまとめた本です。
その様子はとっても詳しく語られていて、まるで哲学者、その言葉の豊かさに驚きました。
お話の内容については正直、詳しすぎるからか、うーん???と思う部分もあったのですが
ひとつだけ、ドキリとして、それから、ああ、そうだといいなと感じた文章がありました。

『ぼく夢で神さまに
 「みんなが死なないようにしてください」ってお願いした
 神さまは「それはだめだな」っていったよ
 疲れると死ぬんだって。
 でも、だいじょうぶ、また出てくるの。
 いのちはぐるぐる回ってるの』

まわりまわって、またお母さんに遭えないかな
今度こそ元気な子どもに生まれるんだよ、
そして再びお母さんのところにきて欲しい
お母さんもぐるぐる回って、待ってるよ



DMATって知ってる?

2012-08-17 13:51:25 | 紹介
DMAT…とは「災害急性期に活動できる機動性を持った トレーニングを受けた医療チーム」

災害派遣医療チーム Disaster Medical Assistance Team の頭文字をとって略してDMAT(ディーマット)
と呼ばれています。

医師1名看護師2名、業務調整員1名(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。
ホームページ→http://www.dmat.jp/index.html

こんな活動をしている人達がいるなんて、露ほどにも知らなかった。
今居る小児病棟にはこの活動をされている看護師さんがいます。
DMATのインストラクターも務めてるから優秀なんでしょうね。
昨年の3/11の震災時も翌日には現地へ車で入り各地を廻り活動されたそうです。
でも…津波は反則だって。あんな現場はないって…(/ _ ; )
DMATの人達は48時間以内に活動を開始、主に病院に来られない人達のところへ4人チームで赴き治療、日赤の人達は機能が不十分になった病院を立ち上げていくプロ集団なのだそう。JMATという医師団もあるみたいで災害時には災害地からの要請がなくても必要と思われる所にはそういう人達が厚生省からのメール1通の要請で現地に駆け付けるようになってるんですって。
そしてその活動を終える時は急性期を終え、ある程度医療体制が整った時。
だからホントのホントの先駆けで活動する集団なんですね。

お話を聞いていて感動しました。

あ、DMATは阪神淡路大震災の時に救えなかった命の教訓から出来た組織だそうです。

この震災での経験は、この他にも生かされてると、自身も震災を経験したある看護師さんから聞いた事があります。

例えば点滴の容器。以前はガラスだったのが今はパンと叩いたら膨らむプラスチック容器になったのは震災の際に割れて使えなかったからだそう。だから点滴の溶液の中にあらかじめ、栄養剤や抗生剤を混ぜたものも作られたそうです。注射器も初めから針が付いてるものになり素材もプラスチックに。とにかく震災の時は必要なものが割れて使えなかったって。そんなにも医療器具は割れるものが使われてたんですね。
現場の声をくみ取り、よりいいものを作り出して行く。
素晴らしいな。

でも残念なのはこういう活動をされてる医師、看護師の方がいる事は報道されてないですよね。
一緒になって動いているであろう、医療機器メーカーの人達のことも。
是非、伝えて欲しいです。

あと、このDMATの看護師さんに災害に備えるものや行動について聞いてみました。
するとこう答えが。
「まずは…怪我はないですか?」
「みんな揃ってますね。ではここに取り敢えずは居ましょうか、避難所に行かないといけないようでしょうか?」
「電気の確保は出来そうですか?」等、
こんな風に受け答えでシュミレーションして考えるのが一番なんだそうです。
すると必要なもの、情報を得ておくもの(避難所の場所、酸素ボンベなどの緊急連絡先など)が浮かんでくる。
あと避難所へは行けるなら行ってみたらいいそう、物資や情報があるからです。
やはり情報取得は大切らしく、在宅介護をしているなら行ける人が病院に行って情報や物品(シリンジ等)を得るといいそう。
病院はトリアージ優先で動くけど在宅の方用に別に窓口を設けて対処するよう計画してるところだとか。
これを聞いて安心しました。在宅介護をしていると怪我はなくてもベッドがないせいで褥瘡が出来やすくなったり物品がないせいで注入が出来ない、または感染症にかかりやすかったりと、普通に暮らす人よりも細かな事が必要。それを熟知されてる人がここで指揮を取ってくれるのは心強い。

災害はあって欲しくないけど
備えあれば憂いなし
取り敢えず水は買っておこう。
お金がたまったらバッテリー…ああ、
備えには、お金がたんまりかかりそう…💦
でも、ある程度は備えなきゃ。

頑張るぞー。

いっぱいいっぱいになった時に

2012-05-15 09:39:02 | 紹介
ETVである被害にあった人の話をしていました。その中で語られたもので心に残ったお話がありました。

心身ともに傷つけられ疲弊していく中、憎しみや哀しみ、後悔等の感情がどんどん溢れてきて身体の中がいっぱいいっぱいになって、苦しくて苦しくてどうしようもなかったそうです。
それは後になれば成る程、溢れてきて、何故そんな目に会わなければならなかったのか、なぜひとに話せなかったのか、そう出来なかった自分が悪いのかと自分自身を責める感情まで生まれてくるとか。そして日常生活が送れなくなったので精神科を受診。パニック障害でした。
先生からは同じ被害に合った人達で集まり、気持ちを話す会を勧められ、その人は取りあえず行くことにしました。
最初はその会を信じられず、馴染めず、なかなか話せなかったのが、きっかけがあり一度話してみたら今度は止まらなくなり、それからは次も次もと参加し心情や体験を話していったそうです。
そうしたら話した分、いっぱいだった身体の中に隙間が出来たみたく、それまで受け入れられなかった周りの人からの言葉や気持ちが少しずつ入ってくるようになったそうです。

またある時、昼夜問わず溢れてくる様々な感情をどう扱ったらいいのか分からないと話した時に精神科の先生はこう言ったそうです

「感情というのはあくびやくしゃみ、おならと同じ。毎日自然に出てくるもの。だからする場所や相手を考えさえいたら、いくらでも出していいんですよ。」

感情というものが身体を埋めていく怖さと
でもそれは生理現象と同じ、溜め込むことなく、場所さえ選んでどんどん吐き出していけば身体は軽くなる。

この人の場合、吐き出す場所と人は同じような被害経験を持つ人達が集まる会。

いっぱいいっぱいになった時は
感情が溜まってるってこと
それをどんどん出してしまう事で少しづつでも身体は変化していく、

吐き出すということは大切なんですね


~いっぱいいっぱいになった方へ、
きっかけになればと思い紹介しました~

吸引 便利グッズ

2012-03-10 14:31:07 | 紹介



向かって左はオリーブ管(有名ですよね)
大量の水っぱなには最高にいい仕事をします。
右はゴムチューブです

このゴムチューブ、一つ穴、三つ穴とあり、
先が尖っていないため、吸引時に傷めないと思い、使ってます。
ゴムアレルギーがある人は使えませんが、
これ、けっこう、いいんですよ。
普通の吸引カテーテルが尖ってるのが嫌で、訪問看護師さんに相談していたら
こんなのがあるよと、紹介してもらったのが使い始めた経緯です。
訪問看護STから購入してます。
1本30円だったかな?

ミルトンにつけて除菌してますが
私は風邪の初期から山場までで1本、
解熱してからは新しいのに変えてます。
あとクタっとしたら交換。
自分なりのルールですけど。

それとゴムなので吸引時にピタッと鼻腔内にくっつくことがあります。
だから無理に引っ張ると出血ってこともある。

どうしても奥の方の、固い鼻水を取るには病院で使ってるカテーテルを使いますが
普段はこんなのを使って負担を軽くしてます






防災ずきんの作り方

2011-03-26 02:23:33 | 紹介
◎まるまる保育所からのを写して記載します


着用図

☆用意するもの
・座布団(今回はこども用の小さいヤツで、100均で売ってるもの、紐付きでした)2枚
・ゴムひも(幅広のもの)6~8cm

☆作り方
①座布団についてる紐を付け根から5ミリくらいのところから切り取り、四辺のうちその部分を含めた二辺をかがり縫いします(赤い線で示した部分)。
(※紐が無いものを使用する場合は四辺のうち、どこでも角が1つ塞がるように二辺を縫う)
残り二辺は顔が出るところと、首が入る部分になります。

②ゴムひもを顎に当たる部分に縫い付けます。位置は前から4センチ(赤い線で示してます)のところ。両端だけ(赤い点で示してます)をしっかり縫い付けます。
(こうすることで伸びる部分が広くなり着脱しやすくなります)

ゴムは『返し縫い』をしました。

横から見た図です。
この防災ずきんの難点は、ヘムのような小さい子どもにはちょっと重いみたい。嫌がってすぐ脱いじゃいます。

で、寝る?違う違う
この防災ずきんで被害が最小限になるなら、なんて容易い手間なんだろう。

あ、ベルメゾン(通販)で『クッションになるずきん』と名して販売しています。
2,290円。普段は収納袋に入れて学校用のクッションになり耳穴付き。さすが、高いだけあって細やかな機能がありますな。

あれ?被り方が保育所のとは違う。。。

ゴムが前にきてるぞ・・・さて、どっちが正しいんだ?どっちでもいいのかな・・・


まぁ、被れたらいいんやない。
はい、そうですな。
ちなみにこれ、ゆみは・・ダメでした。重いし締め付けがあるから頭がクラクラ、怯えちゃった。
ゆみには防災機能は少なくなるけどもっとソフトなものを作ろう。