英国紳士の午後

メタルマンをこよなく愛すロックマン系管理人ブログ
メタルマンはメタルブレードで死ぬ

きまぐれ☆オレンジロード

2024年03月10日 01時32分20秒 | Weblog
きまぐれ☆オレンジロード

きまぐれ☆オレンジロードと言えば、やはり夫婦が高速道路で流していた曲が何のアニメの主題歌かで喧嘩をする動画だろう。
この動画の中では奥さんが「女の子が二人戦うやつ」と話しているが、このアニメはおそらく「ダーティペア」の「ロシアンルーレット」のことを指しているのではないかとずっと思っているが真相は不明だ。

以前からこの動画の存在は知っていたが、今回見直してみて「鏡の中のアクトレス」を初めてちゃんと聞いた。
とてもいい曲だった。
80年代のアニソンや特撮ソングっていいよなぁ。詳しいわけではないが。

そんなわけで今回はきまぐれ☆オレンジロードを全18巻読破したのでその感想を書く。
読んでみて感じたのはやはり桂正和や江口寿史と似てるな、と思った。
絵のタッチも当然だが80年代。
漫画にもよるだろうが、なんとなく90年代前半までは横の広い顔が結構流行っていたようなきがする。
ほりきたさとるの絵もそんな感じだった。

内容はざっくり言ってしまうとよくあるラブコメ、とはなってしまうが当時の少年達にはインパクトが大きかったろう。
中学生なのに喫煙、飲酒シーンがちょいちょいあるのは今の漫画では絶対に出来ない。
おおらかな時代だったんだなぁ。
そんなにラブコメを読むほうではないが「彼女、お借りします」とよく似ているなと感じた。
どう見てもヒロインとは両想いで、イチャイチャしていて、デートもしょっちゅうしているのに付き合わない、現実にはあり得ないわけだが、やはり中高生にはそんなやきもきさせるシーンがたまらない。

俺も中学生の頃にはラブひなに夢中だった。
女の子たちと同じ寮で暮らす、ラッキースケベもちょいちょいある。
自分のことを好きな子もいる、にも関わらず正ヒロインが気になる。
それを延々とやられるわけだ。
大人になってしまった今だとあまりそこにわくわくは無くなってしまったのは残念なことである。

第1話でまどかからもらった赤い麦わら帽子が後々、伏線として生きてくるのには驚いた。
最初から考えていたのだろうか?
だとしたらなかなかよく出来ているな~、と思わされた。

3年間ひかるがピエロを演じてきたのは本当に可哀そう。
最終話、空港でひかるが恭介をひっぱたいた後、まどかに
「でもおねーさん!早く 帰ってきてください!!あたしのために・・・そして・・・」
「恭介・・・せんぱいのために・・・」のシーンはやはりこの漫画で一番いいシーンだった。
ひかるが登場人物の中で最も大人だったな。
しかし3年間もこんなよくわからん男をよく好きでいられたな。
3年間進展ないって異常だろ、まぁ漫画だからいいんだけどね。

まどかの好きなシーンはあまり思いつかないが、ファッションが毎回変わるのが見てて飽きさせない。

恭介の妹のまなみも個人的には結構好きだったな。
途中で出てきた恭介が前にいた中学校で一緒だった杉ひろみは、後半全くでなくなった。
というかほとんど出ていないが・・・・
テコ入れで出したのだろうがあまりに人気が出なかったのだろう。

結局、最終的にはとにかく鮎川まどかがかわいい、そういう漫画だ。
80年代の絵柄って古いのだが、今の時代に見ると逆に新鮮で良かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

俺は信じてない。

2024年02月09日 23時24分03秒 | 映画レビュー
2024年~25年の間に"Sister Act"、いわゆる「天使にラブソングを」の新作をやるらしい。
なんだかんだできっとやらないだろう。

「天使にラブソングを」は小学生の時から存在は知っていたが、全く見ようとは思わなかった。
題名もダサいし、小学生の俺はとにかくSDガンダム以外は目に入らなかった。

というわけで初めて見たのは20台になってからだった。
TVで放送されているのを初めて見たように思う。
正直、めちゃめちゃ良かった。
劇中で流れている曲は全くわからなかったが、とにかく良かった。
ウーピーゴールドバーグはこの映画で覚えた。
というかこの映画以外はスタートレックしかわからん。

さらにこれの続編があるのか!と2作目はツタヤでDVDを借りて視聴した。
荒れた高校生たちを更生させる、みたいなストーリー。
途中までは前作の方が面白かったかな、と思っていたが最終的に曲が良かったので1作目よりもむしろ曲の印象は強い。
ラストの"Joyful Joyful"は最高だよ、ラップのところもかっこいいね、服装が90年代って感じ。
GOD。

2作目ですら1993年、それから30年も経過してるんだぞ。
ウーピーゴールドバーグは68歳、マグゴナガル先生は89歳らしい。
ウェンディ・マッケナ(メアリー役)も65歳、シスター・パトリック(太っちょの修道女)は66歳らしい。
あんまり見たくないような気もするが、彼女たちが出演しない"Sister Act"はありえないだろう。

こうやって書いてみると2作目の高校生たちはあんまり覚えてない。
「Oh,Happy Day」でめちゃ高い声を出す少年以外はあまり記憶にない。

作品としては1作目の方がいいのだが、2作目の方が印象的な曲が多いような気がする。
まぁ俺が好きな曲が多いだけか・・・

まぁそんな最高の作品だが、3作目はなんだかんだ言ってやらないだろう。
やってもインディジョーンズ5みたいな感じになるに違いない。
昨今のディズニー映画でそんな印象的な記憶に残る作品が作れるとはあまり信じられない。

そんなわけだから「天使ラブソングを3」は公開しない気持ちでいたい。
が、やはり期待感はある。
けど期待感があるとハードルが上がる。
ハードルが上がることで実際に作品を見てその落差に愕然とする、という落ちが見えている。

そういうわけだから新作はやらないでくれ!
けどやってくれ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファイズドライバーネクスト、キャンセルしました!

2024年02月07日 21時51分19秒 | 仮面ライダー
なんだかんだ仮面ライダーのベルト、欲しい!とはそこまでならないのだがディケイド、ファイズだけはちょっと欲しいような気がする。
ディケイドはCSMは買ったことないけど、ネオディケイドライバーとDXだけ持っている。
ネオディエンドライバーもカード読み込み機能が付いたディエンドライバーも持っているが、CSMは持ってないな。高いし、そんなの買うお金がない。

CSMのファイズドライバーver2.0は買おうか悩んだが、まぁあっても邪魔になりそうだな、と思い購入しなかった。
昨今はyoutubeで詳細にレビュー動画を上げてくれるボランティアの人達がたくさんいるのでわざわざ自分で買う楽しみがあまりないかも。
結果的には、なんか色々不具合があるようで買わなくて良かった。
この後、この商品とCSMファイズブラスターが連動するらしいが大丈夫なのだろうか。
なんというか自分のファイズフォンが不具合がある、というストレスを抱えたままファイズブラスターが来てもイマイチ楽しみ切れないように思う。

さらにCSMファイズブラスターにも不具合があったらどうなるのだろうか。
まぁ劇場版で1回、テレビで2回出てきただけなのでどうでもいいか。
しかもカイザドライバーver2.0も出すそうだ。
ファイズドライバーver2.0でもこんなに文句が出ているのだから当然不安になる。
が、マニアはなんだかんだ言って購入してくれるので問題ない。

まぁ不具合と言うのはユーザーがそう思っているだけで、バンダイとしては仕様らしいのでしょうがない。
このCSMという商品は届くまで商品の全容がよくわからないので、ちょっとガチャっぽいところあるな。
今後は発売する前に商品説明書、仕様を細かく明記したほうがいいのではないだろうか。手間かかるだろうが。

ガチャガチャCSMのことについて書いてきたが、俺は全く買ったことがないので関係がない。
そんな俺もファイズドライバーネクストの予約をしていたのだが、「仮面ライダーファイズ パラダイス・リゲインド」を見て予約キャンセルすることにした。

作品としては無難に面白かった。
久々に仮面ライダーかっこいいじゃん、と思えた。
ネクストファイズも動く前はかっこ悪く見えたが、動くと全然ありになった。これは新仮面ライダーによくある現象だ。見慣れるまではかっこ悪く見えるのだ。

ただやることが普通のファイズと変わらず、ネクストファイズだからこその新しい機能というのがなかった。
そりゃ全部スマホでできるようになった!ってのはあるかもしれないが、見かけが変わっただけでファイズから進歩は感じなかった。
アクセルフォームも描写はなんかカッコよくなったのだが、やってることは昔と変わらない。

ファイズドライバーはスマホになったのだが、これはすぐ飽きる玩具だろう。
なんというか玩具ってめんどくさいことがいいんだよな、ガチャガチャつけたり外したりすることが楽しい。
スマホになってしまうとボタンを押したらアニメーションが流れてチャカポコチャカポコ音が鳴るだけなのでワクワク感がない。

仮面ライダーのベルト玩具でいつも感心するのは、変身に使う重要アイテムをベルトに装着した時の「カチッ」感だ。
なんというか装着した感があるというか、すっきりはまった感がよく出来ている。
ただ付けるだけでなく、付いたよ!という感じが音と手触りから感じることが出来る。
ここにはバンダイの開発者は相当苦心しているだろう。

だが、スマホになってしまうと押すだけで、「カチッ」とした装着感を感じることはあまり出来ないだろう。
劇中でもボタンを押したら魔法のように手に武器が出てきていた。
やはりファイズエッジはオートバジンから抜かないとね。

あとこのスマホ玩具の画面の大きさは劇中と玩具で全然違う。
劇中では大きい画面なのだが、玩具はめっちゃ小さい。
これについては比較画像を用意したので参考にして頂きたい。


そういった理由からファイズドライバーネクストの予約をキャンセルしました。


ついでに「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」についても少し書いておく。
作品としては本当に無難に楽しめる。
細かいことを言えば、TV版から20年経ってるのに未だにライオトルーパーやファイズブラスター、オートバジンが現役で動いているのは違和感を感じた。。
まぁ低予算で作られている新作なのでどうしようもないのだが。
むしろ新しくファイズネクスト、ミューズ、カイザネクストのスーツを作ってくれただけでも御の字か。
あ、カイザネクストはよく見たら頭、胸当て、肩以外は普段のカイザと変わっていないかも。
オルフェノクも新しいスーツなのかな、ちょっとわからん。
おい、そういえばサイドバッシャーが出てこなかったじゃねーか!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仮面ライダー、結構好きだったけどさすがに見なくなってきた。

2024年02月07日 21時39分14秒 | 仮面ライダー
子供の頃に仮面ライダーBLACK RXを見た。
一応、BLACKも観てたはずだがRXの方が好きだった記憶がある。
BLACKは関節部のリアルな感じがカッコ悪く感じた。
他は装甲っぽいのになぜそこだけ生物?と思った。
まぁ当時は仮面ライダーがバッタの戦士だということすら知らなかったからしょうがないか。
そのあとは真、ZO、Jがあったわけだが全く見ていない。
そのころはメタルヒーロー全盛期時代なので仮面ライダーは全然知らなった。

そのあと2000年ぐらいから仮面ライダークウガが始まった。
クウガ、アギトは見ていたが龍騎はちょっとデザインが違い過ぎてそこから見なくなった。
その後、しばらく間を空けてカブトからまた見始めた。
その頃に見ていなかった龍騎、ファイズ、ブレイドもDVDで見直したがこの3作は結構面白かったな。
ブレイドは睦月のキレキャラ話が長かったが、主題歌もカッコいいし好きだ。
ファイズのドライバーは当時、ヤフオクで買い集めたが結局全部売ってしまった。
持っておけば良かったかなと未だに後悔している。

ディケイドは歴代仮面ライダーが出てくることもありめちゃめちゃはまった。
一つのベルトで全ライダーに変身できるなんてカッコよすぎる。
今でも1番好きなライダーはディケイドだろう。

平成2期はダブル、オーズ、フォーゼと3年連続で見たが、ウィザードで脱落。
鎧武もリアルタイムでは見なかった。
ドライブは久々のメカライダーだったので視聴した。
思ったよりは面白くなかったが、全話見た。
その後、ゴーストは3話で切った。
エグゼイドとビルドは全話見たがビルドはあんまり面白くなかった。
ジオウは20周年なので全部視聴し、ライドウォッチもほぼ全部購入したが、作品としてはあまり面白くなかったように思う。
ディケイドが出たことだけが嬉しかった。

ゼロワンは全部見たが、コロナのせいなのかよくわからないがあんまり燃えなかった。
その後、セイバー、リバイス、ギーツもちょっとだけ見たが早期に脱落。
セイバーはドライバーがあまりかっこよくなかったし、主演俳優の悪評もあり結果的には観なくて良かった。
リバイスは最初面白いと思ったのだが、意外と微妙だった。
なんかいつも妹の子が「イッキニー」と言ってる印象。
ギーツは久々にいけるかと思ったが結局ダメだった。冬の映画は龍騎が出てきて良かった。
今放映中のガッチャードも3話ぐらいまで見たのだが脱落。

というわけで令和ライダーはほとんど見ていないことになる。
これは何も作品がつまらないわけではなく、俺が老いてきていることに過ぎない。
やはり老いてくると新しい作品を受け入れづらくなり、昔の作品ばかり何度も楽しむようになってしまう。

「仮面ライダー555 パラダイスリゲインド」を見てきたのだが結構面白かった。
話としてはめちゃ良く出来てる!とか感動!というわけではなく、無難な内容なのだがそれが良かった。
結局、視聴者はある程度予想できる内容のものを求めているわけで、大きく逸脱する必要はないな、と改めて思った。

去年?だったかにやったオーズ10周年作品は、そこまでオーズに思い入れがなかったこともあって割とすんなり見れたが、エイジが死んでしまうというストーリー。ファンはそういうの別に見たくないよな、そりゃ。
ファンは昔のヒーローがなんとなくいい感じに戦って、いい感じに勝つ!それだけでいいのだ。

個人的にはクウガとかアギトの新作を見たいよ。
龍騎はもうやった。
ブレイドはジオウで完結、ジョーカーが治った。
響鬼は残念ながらあまり需要もなさそうだし、うーん、難しいかな。
カブトもまぁジオウでやったからいいか、水嶋ヒロ先輩は出てくれなさそうだし。
電王はジオウで佐藤健が出たからもういいか。
ディケイドはよく出てるからいいか。
ダブルはちょっと無理かなぁ、主演が忙しすぎて出られないだろう。
オーズはやった。
フォーゼもちょっと主要キャスト陣が厳しすぎるか、ジェイク君しか出られないじゃないか。
ウィザードはわからん、俺は見てない。
鎧武はどうだろ、出来そうだけどな。
ドライブも無理。
ゴーストは・・・???
エグゼイドは出来そうだが、あんまやることないかなぁ。
ビルドはまだ早いか。

まぁ俺もアラフォーだし流石にがんばえ!ライダー!という年でもないか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴールデンカムイ(2023)

2024年01月24日 10時47分45秒 | 映画レビュー
ゴールデンカムイは17巻ぐらいまで読んだような読んでいないような。
途中からどんどん登場人物が増えていって話がわからなくなってしまった。
追い続けるのもだるくなってしまった。

20台の頃なら漫画の実写なんて絶対に見に行かなかったが、あまり気にならなくなってきた。
元々、漫画の実写化なんて期待して見に行く方がアホなのだ。
漫画を読んできて自分の中で構成されたキャラクターのイメージがあるわけだから、実写の俳優が演じたところで違和感しかないのは当たり前である。
だからまぁ、実写化を見に行くのであれば同人誌、アンソロジーなどを見に行くような寛容な気持ちで観ないといけない。
同人誌を読んで、このキャラはこんなことしない!!!などと怒りはしないだろう。

というわけでまぁゴールデンカムイを見てきた。

出演者はあまりわからなかったが、玉木宏扮する鶴見中尉はやはり漫画とはちょっと違うが、キャラが立っていて良かったな。
土方はかっこよかったのだが、土方が元々カッコイイからであって自分のイメージとは声が違った。
白石は全然白石に見えなかった。
まぁ実写に漫画のキャラを求めるのが筋違いなんだけど。

公開前からインターネットでは言われていたが、衣装がコスプレっぽい!という指摘は俺もそう思った。
アシリパさんは綺麗な白い毛皮を着ていて、全く汚れる気配もない。
白石の上着も全く汚れておらずコスプレにしか見えなかった・・・
撮影所の建物もとても綺麗に整備されており、汚れもなかったためリアルっぽさはない。
が、まぁリアルなノンフィクションを撮っているわけではないしこんなものかな。

これ、映画を作る側としても衣装を漫画と現実のどちらに寄せるかは悩むところだと思う。
あまり原作から変えすぎると漫画のキャラクターと同じに見えない、と怒られるだろうし漫画そっくりにしてしまうとリアルじゃないと言われるし・・・

衣装はコスプレだが、撮影や演技はかなり頑張っているように見えた。
杉本、白石が冬の川に落ちてしまい凍えるシーンはとても寒そうでリアルだった。
クマや狼は当然CGだろうが、素人目にはリアルな動物にしか見えず、よく出来ていた。
八甲田の映画ぐらいガチで雪山で撮影したのか、合成なのかはよくわからんが雪山の景色はこの映画の見どころだと感じた。

漫画はコミカルなシーンも多いが、映画の方はどちらかというとシリアスに寄せている印象だった。
登場人物は漫画と似ていないのであまり思い入れなく見ていた。
鶴見中尉のところから脱出した杉本が寅次、梅ちゃんのためにお金が必要なんだ、とアシリパに語るシーンは見ていてグッ!と引き込まれるシーンだった。
おお、面白くなってきたぞ!と思ったらそこで終わりだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Ever17 -the out of infinity- Premium Edition(PSP版)(2009)

2024年01月19日 23時26分11秒 | ゲームレビュー
Ever17

昔から恋愛アドベンチャーゲーム(サウンドノベル?)は好きじゃない。
俺が人生でやってきた恋愛アドベンチャーゲームと言えば、数える程度で
ONE~輝く季節へ~
シュタインズゲート
他にもあるかもしれないが思いつかない。
この2つもプレイしたはずなのにほとんど記憶がない。
シュタインズゲートで覚えてるのは「失敗した、失敗した・・・」のところぐらいだ。

そんな中、なぜ突然「Ever17」をやったかと言うと、インターネットの掲示板でどんでん返しにビビった、という表記があったからだ。
やろうと思ったが吉日、すぐPSP版を始めた。

あらすじは、海底にある遊園地LeMU。
事故によりそこに閉じ込められてしまった男女の脱出までを描く、という作品だ。
主人公は、男性2人のどちらかを選ぶ。

女の子は5人ぐらい出てくるが、やってみたら恋愛要素はほぼなかった。
便宜上、それぞれの女の子のエンディングがあるが、最終的なエンディングに行くための通過点でしかない。

ネタバレしてしまうが、主人公を男性2人から選ぶのだが、実はこの2人は別の時間に存在する。
出てくる女の子はほぼ一緒なのだが、それぞれ2017年の話、2034年の話に分かれる。
プレイしていると、主人公によって話や女の子の性格が違うように感じた。
が、実際は登場人物が年をとらなかったり、クローン人間のため容姿が全く一緒、AIの立体映像だから年月が経過しても全く姿が全く変わらない、という理由があったのだ。

プレイしていておかしなところ、理解しにくいところも多々あった。
キャラクターもほぼ20年前あのゲームなので流石に古さを感じたが、当時のオタクはこれに「うおー!かわいい」と言っていたのだろう。
俺も20年前にプレイしていたら同じ感想を抱いたかもしれない。

俺が最も気に入ったキャラクターはつぐみ、次点で空だった。
最初のつぐみは、愛想がめちゃくちゃ悪く何が気に入らないのかわからなかったが、エピソードをプレイしていく内に一番苦労してきたキャラクターだと感じ、好きになった。
2017年のLeMUの事件後、子供を二人出産し、頑張って育ててきたことを考えると出ているキャラクターでは一番辛かったキャラクターだと言えるだろう。

空は単純にビジュアルが好みだ、俺の好みは背の高いお姉さん。
AIという設定もいいね。

おかしな点はあげればきりがない。
誰が蹴ったかわらかない空き缶、17年経過したのに立体映像に驚くパソコンに詳しい女子高生(17年前に実用化されている技術なのに、今更その技術に驚くのはおかしいのでは)、重い石を持って119mを潜る少年、ぶれる生存者数・・・やりこんだ人であれば他にもたくさんの矛盾点があるのだろう。

それでも恋愛アドベンチャーゲームにおける主人公の姿が見えないという点を逆手に取ったストーリー、直接ゲームをプレイしている人間に問いかけてくる、という設定は面白かった。ちょっと恋愛アドベンチャーゲームを見直した一作だったな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

wish(2023)

2023年12月17日 22時25分13秒 | Weblog
ディズニー・ブラザース・カートゥーン・スタジオ設立100周年の記念作品とのこと。
俺は一時期、ディズニー好きを自称していたがよく考えたらそんなに好きじゃないし詳しくもない。
ディズニー、本当に好きな人はすべてのアニメ作品を視聴しているのだろうか?
俺は少なくともディズニーランドでショーを見るために地べたに座り込んで3時間待ったり出来ない。
当然1人でディズニーランドに行ったこともない。
海外のディズニーも当然行っていない。
アニメ作品も視聴したのは10分の1程度だろう。
ちなみに一番好きな作品は映画だと「アラジン」、短編だと「Symphony Hour」。

ところでこの前、4年ぶりぐらいにディズニーシーに行ってきた。
大学の友人達と行ったのだが、俺が知らない間にちょっとアトラクションが増えたりしていた。
最初に「タワー・オブ・テラー」に乗ったのだが、全く落ちなくて逆に驚いた。
「え!?これだけ?!」と驚愕した。
「うわー、恐い><」となる前に落下が終わる印象。

俺は「ソアリン」に乗ったことがなくて、どうしても「ソアリン」に乗りたかった。
友人の中にはすでに乗ったものがいて「3時間も並びたくない」と言われていたが、俺がどうしても乗りたい!とごねたら並んでくれた、優しいなぁ。
乗り終わったあとの感想は「3時間も並びたくない」だった。

他に乗ったのは「レイジング・スピリッツ」、「インディジョーンズ クリスタルスカルの秘宝」。
合計4つしか乗れてねーじゃねーか、混み過ぎだろ、いつのまにチケット代も1万になってるし。
その内、値上がりしすぎて庶民は入れなくなりそうだ。

さて肝心の「wish」について書く。
あらすじとしては、
偉大な魔法使いが治めるロサスという島国がありました。
魔法使いは国民が18歳になったらその”願い”を奪うことで、反乱などが起きないよう管理していました。
”願い”を奪われた国民は、”願い”の内容を忘れてしまい活力が失われてしまいます。
それを知った主人公の女の子は、魔法使いが奪っていた”願い”を解き放ち国民達はやる気に満ちて夢を追いかけるようになりました。
というお話。

要所要所、過去ディズニー作品のオマージュが散りばめられていたようだが俺はあまりわからなかった。
スターと出会うところの井戸は白雪姫の井戸っぽいなと思ったが。
「南部の唄」のオマージュとかあるのか?

偉大な魔法使いはマグニフィコ王という名前なのだが、マグニフィコ王の過去があまり説明されず、ただのヴィランとして終わってしまった。
マグニフィコ王が若いころに強盗に会い、「何か」があったことで彼は国民の”願い”を奪うようになったと思うのだが、その「何か」が掘り下げられずヴィランとしか書かれなかったのが残念だった。
またマグニフィコ王が途中で出してきた「禁書?」みたいな本の由来もわからず・・・
途中から闇の魔法?に魅入られてしまい、おかしくなってしまったのは悪かったが彼は彼なりにいい国を作ろうと思ってやってきたわけだし、もう少しマグニフィコ王の掘り下げをしてほしかったように思う。

興行収入が悪いとかポリコレがどうのとか悪評が多かったので、逆に気になって見てみたがそこまでつまらなくもなかった。70点ぐらいの印象。
アナ雪よりかは楽しく見られたなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラえもん 友情伝説 ザ・ドラえもんズ(1995)

2023年08月31日 11時34分17秒 | ゲームレビュー
このゲームの存在は小学生の時に認知していた。
毎月、親が買ってくれた「小学5年生」だかなんだかで特集を組んでいたのでやりたいな、と思っていた。
この頃、雑誌ではドラえもんズをそれなりに押しており漫画も掲載されていたので、この影響を受けてかなりドラえもんズに入れ込んでいた。
ノートを切って友情テレカを作って友達に渡したりしたが、仲がいい相手でもなかったので嘲笑の的になってしまった。
これについては俺が悪いのだが。

ま、そんなわけで今回は3DOで発売された「ドラえもん 友情伝説 ザ・ドラえもんズ」をクリアしたのでそれについて書いておく。
そもそも3DOってちょっとマニアック過ぎるだろう。
無難にスーファミやらPSで出せばよかったのに、わざわざこんなニッチなハードを選んだのは完全に失敗。
だが当時は3DOはこれから当たる!という認識だったのかもしれない。
これのせいでゲーム画面は雑誌で見たことがあるが、実際にゲームをプレイしたことはない、という人が多い。
俺もその一人。
元々、ドラえもんズはこのゲームのために設定されたわけだが、それが何やら漫画家やらアニメ映画化していくわけだから不思議なものだ。
このゲームより他の媒体作品の方がよっぽど有名だろう。
ちなみにアニメ映画での初出は「2112年ドラえもん誕生」である。

さてゲームのストーリーは、暴走したドラえもんズを正気に戻すため、ドラえもんとのび太がドラえもんズ達それぞれの世界を冒険する!と言った内容だ。
フィールドを探索し、村人と会話。戦闘もある。
戦闘はすべてイベント戦闘でランダムエンカウントなどは無い。
この戦闘がとにかくやっかいで、理解するまで時間がかかる。
戦闘ではゲージが溜まると秘密道具を使用して攻撃が出来るのだが、まずこの秘密道具が回数性となっており、しかも戦闘後に回数が回復するなどもない。
しかも攻撃は相手が攻撃を繰り出してるときに出さないとほぼ防御され、ダメージが入らない。
そのため、相手が攻撃してくるのを待つことになるのだが待っていると相手は無限に回復を使用してくる。
なお回復中に攻撃しても防御されるのでダメージは入らない。
また相手から受けるダメージも非常に大きい・・・
相手攻撃の隙に差し込んでもこちらの攻撃モーションが遅く、相手攻撃に潰されてしまうこともある。
先にも書いたが、こちらの攻撃は回数性となっているため、無駄打ちすると攻撃手段自体がなくなってしまう。

これを攻略するには秘密道具のペコペコバッタ、桃太郎印のきびだんごを使うしかない。
これらの道具を使うと相手は一定時間、無防備状態になり攻撃もしてこなくなる。
その間に攻撃を叩き込んで勝利するのが一番の攻略法だ!
これらの道具を使わないとほぼ勝てないのではないだろうか・・・?
つまりペコペコバッタ、桃太郎印のきびだんごの使用回数が無いと攻略出来ない。

なのでゲームが始まったら何もないところやバケツ、樽などを調べてとにかく秘密道具の回数を稼ぐことになる。
しかしドラメッド3世のステージで拾える「コンパクト」という道具を拾うことでこの戦闘は劇的に変わる!
これはドラえもんの秘密道具でもなくただの化粧品のコンパクトなのだが・・・
「コンパクト」は、イベントアイテムでドラメッド3世に使用すると正気に戻すことが出来るイベントアイテムである。
どういう原理かはわからないのだが、ドラメッドのターバンに付いている宝石にコンパクトで反射した光を当てると宝石の中に仕込まれた悪のチップを破壊出来る。

この「コンパクト」を戦闘で利用すると、出が早いのか相手の攻撃を即座に潰すことが出来る。
さらに使用モーションがだらだらと長いおかげで、使用モーション中に行動ゲージが溜まる。
そのため「コンパクト」の使用モーションが終わった瞬間に攻撃用の秘密道具を使用することが出来る。
これによりコンパクト>空気砲>コンパクト>空気砲>コンパクト>空・・・・の無限コンボが可能になる。
バグなのか仕様なのかよくわからないが、まぁ戦闘は元々面白くないのでさくっと攻略したかったら「コンパクト」を使用した方がいい。

戦闘システムについてつらつら書いてきたのだが、ストーリーの流れについても書いておこう。
最初はドラ・ザ・キッドの西部ステージを攻略させられるのだが、このステージが一番長い。
フィールドをお使いさせられるだけなので面白味は無いが、ラップン・ロール・ジャイアンを聞ける点はこのゲームにしかない良い点だろう。
あとドラえもんがキッドのギターを弾くシーンがあるのだが、すげぇギターうまい。
あの丸い手でどうやってコードを押さえてるんだろうか???

次のステージは王ドラ。ここもお使い。
ドラメッドのステージもお使い、全部お使い。
ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんに似てる人たちがそれぞれ出てくるけどまぁストーリーなんてあってないようなもんだ。
3人を正気に戻すと、急にイベントデモが入り、ドラリーニョ、ドラニコフ、エル・マタドーラは正気に戻したことになる。
端折りすぎという考えもあるが、つまらない戦闘やお使いをさせられるならむしろ有難い。

最終ステージはビッグ・ザ・ドラのアジト。
ドラメッドステージ用に作ったであろうアラブ系のキャラクター達が使い回されビッグ・ザ・ドラの部下として襲ってくる。
「コンパクト」で撃退しよう!
最終ボスのビッグ・ザ・ドラは、ネコ型ロボットの落ちこぼれ?として人間たちに迫害を受けてきた弱者男性。
同じ落ちこぼれなのにうまくやってるドラえもんズが気に入らなくて、今回の騒動を起こしたらしい。
ビッグ・ザ・ドラは2連戦させられるが、1戦目は「コンパクト」、2戦目は王ドラの技を使い続ければ勝てるぞ!

ゲームとしてはあまり面白くないが、ラップン・ロール・ジャイアンが聞けること。
なによりドラえもんズの話になったときに「え!?友情伝説やってないの??」という事態を避けるためにも是非ともプレイしておきたい作品だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

M3GAN(2023)

2023年06月13日 00時03分25秒 | 映画レビュー
M3GAN

両親を事故で無くしてしまった少女ケイディ。おばであるジェマが彼女を引き取る。
ジェマは玩具会社で働いており、新製品開発に忙しく、ケイディにあまりかまってやれない。
そんな中、ケイディの一言から超高性能AI人形「ミーガン」を作り出す。
ミーガンちゃんは会社の上司からも絶賛され、ジェマの評価も急上昇。
しかしケイディはミーガンにべったり、ミーガンはケイディの母親のように振る舞い始め、ケイディに危険を与えるものは容赦なく殺し始めてしまう、といったストーリーだ。
まぁ予告を見ればなんとなく話の流れはわかるだろう。

ホラー映画だと思って見に行ったが、メカ描写が多く近未来SFのようだった。
なんというか人形系ホラー映画は、動かないはずの人形が動くから恐いわけだが、ミーガンは元々自分の意志で動いて歩けるため、動くことに対して恐怖を感じなかった。
むしろミーガンが自我を持ち始めどんどん暴走していくシーンはワクワクしてしまった。

ミーガン自身はチタン製のロボットにゴムの皮を被せて人形のような外見をしている。
ゴムの皮の内部はターミネーターのエンドスケルトンみたいなもんだ。
他の人間の声を完全に模写も出来るし、周囲の電子機器のハッキングまで出来てしまう。自動車も運転できるし、電話回線のハッキングまで可能。
動きはシーンによるが、やたらスムーズに動くときもあるし、サンダーバードの人形みたいな動きをするときもある。

自宅でのバトルでは人間が操作するロボットとミーガンとの対決シーンもあり、完全にロボットプロレスとなっており、もうホラーではなかった。
ロボットプロレスにより上半身だけになったミーガンの顔のパーツを次々はぎ取って顔の真ん中にあるCPUをドライバーでぶっ壊すシーンがなんかこう、ステレオタイプなロボット破壊シーンで良かった。もうこれ昭和アニメだろ。

最後のシーンでミーガンを倒したと思ったら、スマートスピーカーみたいなやつが勝手に動くシーンがあり、いわゆるミーガンの素体は破壊したが、ミーガンの意識はすでにネットの世界にアップロードされた、みたいな解釈をしたのだが攻殻機動隊かよ、と思った。

とても面白かったのだが、ホラー映画というよりSFパニック映画といった感じだろうか。
劇中で殺人を犯すシーンもあまりないし、殺人シーンも結構あっさり。
追いつめて追いつめて殺す、ではなくあっさり殺してしまうので恐さがあまりない。
途中、ブランドンという少年の暴力に反撃するところで地面に寝かされている状態からブリッジして直立し、その後、四つん這いで彼を追いかけるシーンはとても良かった!がそのシーンも短い。

もっとこう、やっぱり人間じゃないんだ!という不気味感を感じるシーンがあったら楽しかったのになぁ。
面白かったけど惜しい、惜しい映画だなぁ!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エスケープ・ルーム2の通常版とエクステンデッド・エディションの違いについて

2023年05月03日 21時36分56秒 | 映画レビュー
エスケープ・ルームという2019年の映画を視聴したら結構面白かったので2も続けて見てみた。
結論から言えば1作目の方が面白かった。

ところでエスケープ・ルーム2は通常版とエクテンデッド・エディションというものが存在する。
この2つは部屋からの脱出シーン以外、冒頭と結末が全く別物になっている。

通常版では主人公のゾーイがベンとミノス社にカチコミかけてやる!といってニューヨークに行ったが、ひょんなことからまたエスケープ・ルームに入り込んでしまい、新たなゲームをやらされることになる。
ゲームを進んでいくと、前作で転落死したアマンダが突然出てきて、実はミノス社に無理やり雇われて仕方なくゲームを作らされていた、というものだ。
なんとか脱出し、通報しミノス社には警察の捜査が入り、ゾーイ達勝利!と思われたが、最後帰るために飛行機に乗ったらまたゲームが始まり、エスケープ・ルームもといミノス社はまだ終わりじゃない!という続編がありそうな終わりだ。

対してエクステンデッド・エディションでは、冒頭はミノス社で脱出ゲームを作らされているヘンリーという男の家の話から始まる。
よくわからないのだがヘンリーの妻は、ヘンリーにミノス社の仕事を辞めて欲しいようだ。妻が家のサウナに入ると、急にサウナに鍵がかかり室温が急激に上昇し始める。ゲームが始まってしまい、脱出しようとするもあと一歩で死亡してしまう。その後、現在の話になり、ゾーイがNYに行って脱出ゲームに参加させられるところは通常版と全く一緒。
酸の雨ステージでタクシーの座席から次のステージに移動するところまでも一緒だが、その後が全く違う。
行きついた先ではクレアという脱出ゲームを設計している女の部屋の前でゾーイは目を覚ます。
クレアは脱出ゲームを作るため、父親であるヘンリーに監禁されているのだ。
クレアとゾーイで協力して脱出!
通報してゲームをやってるところには警察の捜査が入る。
ヘンリーはクレアに、クレアが閉じ込められていた部屋に入れられ、そこで酸素を抜かれて死亡。
そこで終わり。
なお冒頭でヘンリーの妻を殺したのはヘンリーだと思っていたが、実はクレアだったようだ。

なんというか通常版で急にアマンダが出てくるのは違和感があって、無理やり感があった。

エクステンデッド・エディションも最後はクレアのシーンで占めているのでうーん、なんか違う、といった感じだ。ゾーイの話なのかクレアの話なのかよくわからん。脚本だけで観れば通常版のほうがいいように感じるが、なんか1作目に比べて謎解きが雑というか、1作目の脱出の部屋を超える部屋が出てこなかった。1作目以上に謎解きは雑だ。

脱出ゲームをしているシーンは結構面白いのだが、全体的な話の構成がちょっと微妙だったかな。
通常版では、次回作を想起させるような終わりだったが、1作目の興行収入が1億6000万ドルぐらいなのに対して、2作目は6000万ドル程度だったそうなので次回作は残念ながらもうないでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ZONBIE HIGH(1987)

2023年04月26日 17時21分05秒 | 映画レビュー
父方の祖父は生前、金曜映画劇場やらなんやらをVHSで録画しておくのが好きだった。
そのため、父の実家にはそのVHSが50本ぐらい?あったろうか。もっとあったかもしれないし、そこまでないかもしれない。

父の田舎は特になにもなく、土地勘もないのでどこかに行くわけでもないので非常に暇だった。
そのため、小学生高学年ぐらい?からかそのVHSを適当に選んで見るようになっていった。

その中にこの「ZONBIE HIGH」という作品があった。
今日までこの映画の作品名を「ゾンビハイスクール」だと思い込んでいたのだが、「ゾンビハイスクール」で検索すると別の映画が出てきてしまい映画の名前がわからずじまいだった。

この映画のラスト、ゾンビでいっぱいになってしまった学内でロックが入ったカセットテープをかけるとゾンビたちがみんな倒れていく、という最後である。それを覚えていたため、そこからたどってやっと作品名がわかった。
別にこの作品について書くことはないのだが、題名がなんだか覚えづらいので備忘録として記載しておく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庵野秀明の「シン」シリーズについて

2023年04月09日 00時52分42秒 | Weblog
庵野秀明の「シン」シリーズについて

先日、「シン・仮面ライダー」が公開になったので見てきた。
庵野秀明の「シン」シリーズもとりあえずこれで終わり、なのかな?
3作見た感想は、どうしてもどれもエヴァっぽくなってしまうなぁ、と思った。
ま、それがいいのかもしれんが。

どの作品も俺的には1度見れば十分、といった感じだった。
思い入れは仮面ライダーが一番あるため、「シン・仮面ライダー」>「シン・ゴジラ」>「シン・ウルトラマン」の順番で面白かったかな。

「シン・ゴジラ」は「ゴジラ」という未曽有の災害に対して、日本政府が色々な対策を講じていくお話だった。
ゴジラは子供の頃、父と毎年のように見に行っていたが正直、映画に行く!ってことが楽しみでゴジラが大好きってわけでもなかったか。
けどゴジラの指人形もらえるのは嬉しかったなぁ、すぐゴミになってしまったが。

「シン・ウルトラマン」もまぁなんか似たような話だった。怪獣の災害、宇宙人と地球人の出会い、みたいな話。ウルトラマンも子供の頃、VHSでよく見ていてベータカプセルで変身する真似とかして遊んだな。
だがウルトラマンも今は全く見ておらず、なんか最近はデッカー?とかいるんでしょ。ゼロが10年以上前の存在というのに驚きを隠せない。

「シン・仮面ライダー」は結構、ゴジラやらウルトラマンとは違う話でまぁショッカーという秘密結社が作り出したバッタ改造人間、彼が緑川ルリ子というショッカーの科学者によってショッカーに反旗を翻し戦う、みたいなお話。
まぁこの3作では仮面ライダーに最も思い入れがあるので、色々いいシーンもあった。
サイクロン号のマフラーの向きが変わることで一時的に空中を滑空するシーンはめっちゃ良かったな。
ライダーキックもなんかピカピカ光ってボカーンではなく、こう説得力があるキックになっていてカッコよかった。
敵の改造人間達も魅力的で特にマスクの造形はみんなカッコいいなと思ったな。
ハチ女が原作と全く違うのには驚かされたが笑
ショッカーライダーが出てくるのも驚いた、このシーンは結構暗くて見づらかったが、BDやら出たら見直さないとな、ぐらいで特にダメなシーンだとは思わなかったな。
全体的に結構暗い話なんだが一文字隼人がいい具合に明るくて、作品をガラっと明るくしてくれた。1号より2号の方が好きだな、そういう人多いかもしれないけど。

仮面ライダーの映画は最近のもわりと見ているが、そっちよりかは面白かった。
まぁ仮面ライダーは玩具を売らないといけないからどうしても販促面が強くなってしまい、ストーリーがおざなりになってしまう面はあるのかもな、作って下さっている人たちにはすごい失礼な話だが。

「シン・仮面ライダー」の興行があまりよくないらしいが、そりゃ庵野秀明効果も3作やったらみんな飽きてくるだろう。
やはりゴジラはなんとなく見やすい雰囲気があるが、ウルトラマンやら仮面ライダーはちょっと見づらい、なんというか一見さんお断り、的な雰囲気がある。
俺も高校生の時は特撮オタクってキモ!と思っていた。なんかこうアニメの方が偉い、みたいな気持ちあったな。特撮って古いよね、みたいな感じ。今思うとどっちも変わらないのだがやはり高校生だな。

庵野秀明監督の「キューティー・ハニー」は全く期待していなかったこともあってか、逆に結構よくできてて面白かったな。いい意味でエヴァっぽくなかったし。なんかこう3作ともエヴァっぽさがところどころ出ていて、なんかもっとやりたいようにやれば良かったのにと思う。
とはいえ、この作品は古参オタクが喜ぶために作ったのでにわかなんてどーでもいいんじゃい!という感じだったら、それはそれでいいけどコンテンツとしてはどうなんだろう。ああ、けど庵野秀明って言ったらエヴァのイメージも強いし、まぁエヴァっぽくてもいいのかね。

庵野秀明も61歳らしいし、これからずっとエヴァっぽくていいのかもしれない。新しいものを作り出すのは難しいし、庵野秀明=エヴァのイメージが強くなり過ぎてしまった。今、思えばヱヴァンゲリヲン新劇場版とか作ってる暇があったら、新しい作品にチャレンジしても良かったのかもね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グリッドマン・ユニバース(2023)

2023年03月28日 01時08分00秒 | 映画レビュー
グリッドマン・ユニバース

久々に同じ映画を2回見に行った。
意外とグリッドマン、好きだったんだなと思った。
まぁ正直見る前はあまり期待値が高かったわけでもない。
グリッドマンとダイナゼノンの続き!ってことで見ておかなきゃな~、ぐらいの気持ちで見に行ったのだがとても完成度の高いアニメ映画だった。

とにかくスパーっと綺麗に終わっている映画で最高だったが、こうやってレビューしようと思うとあまり書くことがない。

一点気になるのは、あまりにキレイにしっかり終わっているというところだ。
テレビ版で気になっていたところもぜーんぶちゃんと畳んでくれたおかげでここから新しい話を作るのは少々ハードルが高くないだろうか・・・

やはりアカネとアンチ(ナイト)が久々に出会うところはめちゃ良かった。
「しぶとく生きてんね」と声をかけるところは、テレビ版のなんか食べ放題の店の前で出会ったときに言った言葉と一緒だった。
なんかまあ結局やってることはSSSS.GRIDMANとあまり変わらないと思うのだが、うまいことダイナゼノンの人たちも入れてうまくやってるな~と思う。

現実世界のアカネは、電脳世界に干渉出来る。
グリッドマンは電脳世界を守る存在だ。
しかし長い闘いでグリッドマンは人間界の影響を受け、電脳世界にいくつものマルチバースを作ってしまった。まぁそれはそれでいいのだろうが。

しかし電脳世界では今までにたくさんの怪獣が作られてきた弊害で、マルチバースを一つにまとめカオスなユニバースを作ることにより無限のエントロピー(自由エネルギー)を得ようとする怪獣マッドオリジンという存在が表れてしまった。このマッドオリジンは怪獣というよりは、人間の意志の残滓の集合体であり、怪獣というより現象らしい。

最終的にはそのいくつも出来たグリッドマンのマルチバースを無くしてしまいたいらしい。自然現象のため、そこに深い理由はないのだろう。

こうやって書いてみるとやはりあまり話の筋を理解できていないな。

グリッドナイトが二人出てきたシーンも理解できていない。あまり深く考えてはいけないのだろうが、気になる。少し考えてみたのだが、グリッドマンのアンチ君とダイナゼノンのナイトさんは別の人物、ということだろうか。

SSSS.GRIDMANの最終話においてアンチとアノシラス(二代目)はツツジ台に残っていることからこの二人はずっとツツジ台にいたと考えられる。サムライキャリバーがアンチについても「あいつは来ない」と明言している。

SSSS.DYNAZENONにもナイトさん(アンチ)とアノシラス(二代目)は出てくるのだが、この二人はグリッドマンが「ダイナゼノンっていう作品でぇ、途中から成長したアンチと二代目出してぇ、合体させてぇニチャ」という妄想ユニバースで作られた世界であり、ツツジ台のアンチ、アノシラスとは別の人物だったということだろう。ガウマの存在自体も「電光超人グリッドマン」であった出来事をグリッドマンが拡大解釈して「あのミイラがぁ、実は怪獣優生思想でぇ、こいつらとダイナゼノンが戦うニチャ」として作られた存在だったのだろう。

あの世界において怪獣だけは世界改変等の影響を受けにくいようである。元々、アノシラス二代目も電脳世界の頃からいて、アカネがツツジ台の世界を作ったことも知っていたわけなので怪獣だけが電脳世界にいる上で、少し引いた目線で世界を見られるわけだ。

なのでSSSS.GRIDMANのアンチ、二代目はマルチバースの重なりの影響を受けず、世界がおかしくなっていることを感知していた。それをグリッドマン(裕太)に伝えるため何度もコンタクトを試みるが、フィクサービームの影響でコンタクトを取れなかった。裕太自身が世界に違和感を感じることで初めて接触出来たわけだ。

その後、グリッドマンをアンチが倒すことでフルパワーグリッドマンもカイゼルグリッドナイトも姿を消してしまった。一度、グリッドマンを強制的にシャットダウンすることでグリッドマンマルチバースも全て一時的に消してしまったのだ。これにより世界のカオス化を抑えることが出来たわけだ。

ツツジ台はアカネが作った世界だし、アンチもアカネが作った怪獣、アノシラスは元々電脳世界にいる怪獣なのでグリッドマンユニバースとは違う世界の存在のため影響を受けない。蓬は怪獣と結びつきを受けないため影響を受けなかったらしいが、これは少し都合良過ぎな気もする。

しかしその後、グリッドマンはアレクシスにインスタンス・アブリアクションを受けてユニバースのダイナゼノンとサウンドラス戦艦を呼び出している。このとき、ダイナゼノンの面子も復活していることからアレクシスによって再びグリッドマンユニバースは復活したと言えるだろう。
この時にアンチとアノシラス二代目はダイナゼノンのナイトと二代目になってしまった。「同期された」とかなんとか言っていた。

グリッドマンユニバースの正常化に伴い、同じキャラクターは統合されたと考えるべきだろう。
アンチはツツジ台の存在であり、ナイトはダイナゼノンの世界のキャラクターである。この二人はグリッドマンの中では同じキャラなので、統合してしまおう、という考えだろう。他にもグリッドマンが妄想で考えた別ユニバースの同じ怪獣などは統合されているのかもしれない。

まぁつまりSSSS.GRIDMANのアンチとSSSS.DYNAZENONのナイトさんは別の存在だったということがわかった。が、今回の映画でこの二人は統合されました。

メインのストーリーよりは、裕太が六花に告白するまでのプロセスや学園祭の準備をするところなどが見ていて楽しい。ジャンクショップにも新世紀中学生、ダイナゼノンのメンツが揃うしワイワイしていてなんか楽しい。
怪獣との戦闘シーンは言わずもがな最高だったのだが、グリッドマン、ゴルドバーンのパワーアップしたやつ、ダイナゼノンが合体した姿は「超合体竜王超人ロードカイゼルグリッドマン」で合っているのだろうか、それだけが気になる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リリーのすべて(原題:THE DANISH GIRL)2015年

2023年03月01日 15時16分05秒 | Weblog
2015年の映画、イギリスとアメリカの合作映画らしい。
世界初の性別適合手術を受けたリリー・エルベという女性(元男性)の映画。

1920年、コペンハーゲンに絵を売って暮らしている夫婦がいました。あるとき、妻が夫に女装して絵のモデルになってもらうようお願いしました。
女装が似合ってしまった夫は、女装に傾倒してしまい、性自認が女性となってしまいました。
働きもせず、家に引きこもり女ごっこをしている夫を妻は養い、理解者として一緒に住んでいました。
旦那はついに性別適合手術まで受けてしまいました。しかし術後三か月で死んでしまいました。
という暗~い話だ。

なんかこうオカマを使った泣けるストーリー!というのは「ミッドナイトスワン(2019)」を彷彿とさせる。映画的には旦那にかいがいしく付き添う妻、とった内容の映画だったので史実と比べてどうなのだろう、という疑問は尽きない。
まぁ元々の小説である「THE DANISH GIRL」を実写化しているわけで、元々そういう内容の小説なのだろうが。

劇中では家の中で女装して女性として暮らしながら、毎日悩む・・・みたいな描写があり、男性との付き合いはほとんどなかったような描き方をしているが、実際は男性との付き合いもそれなりにあったようで、彼女は女としての楽しさを謳歌していたようだ。なので映画でも女装した状態で男性からモテている!といった描写があったほうが楽しかったように思う。
劇中では同性愛者の男性と浮気?みたいなことをしていたが、なんかそれじゃリリーが全然モテないみたいでなんというか偏見的な書き方に見える。

また史実においては妻のゲルダはわかっていないのだが、映画においては彼女をいわゆる普通の女性、男性が好きな女性という風に描いている。
が、ゲルダが描いている絵の中にはレズビアンを題材にしたものもあり、そもそも彼女が夫を女装させてモデルにしているという点がなんというか性倒錯を起こした可能性もあるので、一概にリリーが全部悪いというわけではないと思う。2人の話だし、2人が納得して夫婦生活?を続けていたとも考えられる。

とにかくこの映画は盛り上がりにかけるし、面白いところがない。

唯一、リアルだなと思ったのはリリーが同性愛の男性に本名で呼ばれてショックを受けるシーンだ。リリーとしては「女性に見られている!嬉しい!」という気持ちで、その男性のところに行くわけだが、その男性は同性愛者なわけなので別に女装しててもしてなくてもどっちでもいいのだからリリーであろうが、なかろうがどっちでもいいので本名で呼んでしまったのである。
まぁ厳密に言えば、ゲイが女装に手を出すかは疑問を感じるが時代背景的にはそういうもんなのかなぁ。ゲイも女装も一緒でしょ、という描き方が全く理解していないな、という印象を抱かせる。

つか「ミッドナイトスワン」もそうだったけど、オカマは最後は死なないといけないのか?ふざけるなよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暴太郎戦隊ドンブラザーズの「みほちゃん」

2023年02月01日 22時59分35秒 | Weblog
暴太郎戦隊ドンブラザーズもあと4話ぐらいで最終回だろうか。
なんだかよくわからない戦隊だな、と思いながら1年見続けてしまった。
キャラクターみんないいね、いい意味でも悪い意味でもジェットマン張りに戦隊らしくない戦隊だった。
まぁ内容については色々な人が書いているのでここでは書かない。

俺が書きたいのは雉野の奥さん、「みほちゃん」についてだ。
雉野っていうのはドンブラザーズのピンク、キジブラザーに変身して戦うサラリーマンだ。
その奥さん、「みほちゃん」は番組当初より謎が多い存在として描かれていたのだが、先日大体の理由が説明された。

ドンブラザーズの敵?で人間を襲う獣人(ジュウト)という存在達がいるのだが、この「みほちゃん」は実は獣人だったのだ。
この獣人という生き物は人間を獣人の森に捕獲し、その姿をコピーすることで人間になりすまし、人間社会に溶け込んでいるのだ。
「みほちゃん」という人間は実は存在せず、「夏美」という女性を獣人がコピーして人間社会に溶け込み「みほちゃん」として生活していた。だが、獣人が人間と共存することは獣人サイドからすると許されず、抜け忍みたいな扱いを受けるようで、「みほちゃん」も度々劇中で他の獣人から襲われていた。

さてここからが本題なのだが、この獣人、人間をコピーして「みほちゃん」として社会生活を営む内に雉野と出会い、結婚しているわけだ。元々、普通のサラリーマンである雉野と結婚するメリットなど特にない。ドンンブラザーズを内部から破壊する、という目的があったわけでもない。ただただ雉野の猛アタックにこの獣人は交際、さらには結婚してもいいと思ってしまったわけだ。そこには獣人では味わえない幸福感があったのだと思う。だから「みほちゃん」の目的は、雉野と夫婦として平和に暮らしていくことだけだったのだろう。(みほちゃんの気持ちを劇中で明確に描いているシーンはないのでこれは俺の願望でしかないが)

だが、獣人の「みほちゃん」。意識が「夏美」に戻ってしまい、雉野の元を去り犬塚の所に行ってしまったこともあった。しかし「みほちゃん」の記憶が戻ってからはまた雉野の元に健気に戻ってきた。結局、「みほちゃん」は雉野のことが大好きだったのだ。それでもまた雉野の元から去ったのは、自分が雉野の近くにいることで雉野にも害が及ぶことを恐れたか、自分が獣人だと雉野に知られたくなかったか・・・

そういった「みほちゃん」の雉野に対する思いは劇中では一切描かれていないが(俺が見る分には)、「みほちゃん」である鶴の獣人が雉野を何より愛していた、と俺は思いたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする