それはとても自然なこと

最近出会った言葉「パラレルワーカー」。
パラレルワーカーというのは、2つ以上の仕事を持つ人のことだそうです。
複業ともいうらしいです（副業とはちょっと違うみたいです）。

私もパラレルワーカーです。

私は中学生のときに興味を持ったお仕事、声優になりたくて高校卒業後上京しました。

専門学校卒業後、事務所付きの養成所に通って何年かすると、
「明日オーディションです」「明日お仕事です」と急に呼ばれることがありました。
そのころは昼間のアルバイトをしていました。
事務所からの連絡を断るという選択肢はなく、なんとしても時間を作らないといけません。
いま思えばその昼間のバイト先は、とても寛容な職場でした。
とても自分勝手なのに急なお休みや途中抜けることも許可してくれていました。
私のやりたいことも知っていてくれて、応援もしてくれていました。
でもだんだん自分で申し訳なくなって昼間のバイトを退職しました。

やりたいことも続けたいし、生活するためにお金が必要です。
そんなとき始めたバイトが深夜の清掃のお仕事です。

身体を動かすのでジムなどに行かなくてもそれなりに運動ができること。
色んな世代の方との交流も魅力です。
夏は暑いし、冬は寒くて身の危険を感じることもあります(笑)。
埃まみれになることもあるけど身体も喉も頑丈になったと思います。夜勤をはじめてから大きく体調を崩したこともありません。
ひとりでもくもくと作業することが多いので考え事ができたりもします。
近くに誰もいないときは活舌練習をしていたりします。
実は人がいて聞かれたこともあります(笑)。

好きなお仕事、夜勤のお掃除。
やりたいお仕事、声のお仕事。
どちらもやりがいがある大切なお仕事です。

自然とパラレルワーカーになっていました。

今日は夜勤のことばかり書いてしまったので今度は声のお仕事について書きたいと思います。