年間12冊読もうの5冊目は、お友達が私におすすめだと貸してくれました。
『フィンガーボールの話のつづき』 吉田篤弘 著
ショートストーリーがとあるアイテムでつながってて、世界観は優しくやわらかで、
「私の好みをよくわかってくれてる娘だなあ」とうれしくなりつつ読んでました。
ストーリーをつなぐアイテムとして、
ビートルズのホワイトアルバムが出てきます。
なので、この本を読むときは物語に出てくる同じ音楽を流してました。
ストーリーと、曲の流れるタイミングがぴったり合ってたりすると、風景まではっきり見えてくるような。
彼女が私にこの本をすすめたもう一つのポイント(なのかな?)に、
ひとりでラジオ放送をしている女性のエピソードがありました。
「・・・もしいまこの放送をどなたか聴いていらっしゃるとすれば、
それは本当に奇跡のようなことなんです」
やっぱりこのエピソードに惹かれる、ハピメのまゆっちょなのでした(笑)。