高村薫の新作。『晴子情歌』、『新リア王』に次ぐ三部作完結編『太陽を曳く馬』。
まだ、上巻を読み終えたばかりなので感想等は控えたいが、ここにきて、(布石は確かにあったにせよ)合田雄一郎を登場させたのは、第三者としての彼の口から何事かを語らせたいがためか。だとしたら、レディジョーカー事件以降、妙に吹っ切れた(少なくともそう感じる)、彼であることの必然性は何か、否逆に、達観の境地にすら至ったと感じられる彼であるがゆえに語り部としての資格を有するとの判断か。いずれにせよ、福澤一族100年の大河から、彼が語りだすであろう何かを待ちきれない自分がいる。
また、寝不足になりそうだ。。
まだ、上巻を読み終えたばかりなので感想等は控えたいが、ここにきて、(布石は確かにあったにせよ)合田雄一郎を登場させたのは、第三者としての彼の口から何事かを語らせたいがためか。だとしたら、レディジョーカー事件以降、妙に吹っ切れた(少なくともそう感じる)、彼であることの必然性は何か、否逆に、達観の境地にすら至ったと感じられる彼であるがゆえに語り部としての資格を有するとの判断か。いずれにせよ、福澤一族100年の大河から、彼が語りだすであろう何かを待ちきれない自分がいる。
また、寝不足になりそうだ。。