きれぎれに晴れ間の覗く土曜の午後、森林公園の「ベニマンサク(マルバノキ)の見学ツアー」に参加してみた。
金縷梅と書いてマンサクとも読ます此花の名は「春先に先ず咲くので」とか「花の色が豊年満作を思わせる」とか「枝に咲き満ちているから」とかいろいろ云われている諸説とは違ったこの時季に万作見学ツアーは何か不思議に思い1時間とチョッとの時間参加してみた。
普通謂われている「マンサク」は電子広辞苑によると「早春、黄色・線形の4弁花を開き、楕円の果(さくか)を結ぶ。茶花として栽培、花期が早いので珍重される。」とある。季語は春とされているが、このベニマンサクは紅葉の始まる直前に開花して満開になる面白い花だった。
この花を太陽にかざして逆光で見ると乱反射して真っ赤な色を発し、まことに綺麗な光を発するとか、講師を務めてくださった園長さんの説明を聞いたが、其の時間は偶々太陽が隠れていてまことに残念だった。
花の形は5枚の暗紅色の花弁を拡げる小豆粒台で星状の形をしている。
この不思議な花の木は絶滅危惧種に指定されているとか。絶滅危惧といっても無くなると云う意味では無くその植物の発生した地域を特定出来なくなると云う意味らしい。生まれは何処だと、指定できない戸籍なしの植物になるとか。
この植物は氷河期遺存植物で分布地理学的にも形態学的にも珍しい植物で貴重な価値を持っているらしい。
そんな貴重な植物の花の画像を撮り込んで一句添えるのは気が引けるが、先ずは万作さんにお許しを。
秋風に紅万作の花くるま 松風
金縷梅と書いてマンサクとも読ます此花の名は「春先に先ず咲くので」とか「花の色が豊年満作を思わせる」とか「枝に咲き満ちているから」とかいろいろ云われている諸説とは違ったこの時季に万作見学ツアーは何か不思議に思い1時間とチョッとの時間参加してみた。
普通謂われている「マンサク」は電子広辞苑によると「早春、黄色・線形の4弁花を開き、楕円の果(さくか)を結ぶ。茶花として栽培、花期が早いので珍重される。」とある。季語は春とされているが、このベニマンサクは紅葉の始まる直前に開花して満開になる面白い花だった。
この花を太陽にかざして逆光で見ると乱反射して真っ赤な色を発し、まことに綺麗な光を発するとか、講師を務めてくださった園長さんの説明を聞いたが、其の時間は偶々太陽が隠れていてまことに残念だった。
花の形は5枚の暗紅色の花弁を拡げる小豆粒台で星状の形をしている。
この不思議な花の木は絶滅危惧種に指定されているとか。絶滅危惧といっても無くなると云う意味では無くその植物の発生した地域を特定出来なくなると云う意味らしい。生まれは何処だと、指定できない戸籍なしの植物になるとか。
この植物は氷河期遺存植物で分布地理学的にも形態学的にも珍しい植物で貴重な価値を持っているらしい。
そんな貴重な植物の花の画像を撮り込んで一句添えるのは気が引けるが、先ずは万作さんにお許しを。
秋風に紅万作の花くるま 松風