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だんだん暖かくなってきましたね。
医歯薬出版社より依頼された原稿が、歯界展望3月号に掲載されました。
”進行性骨化性線維異形成症患者の歯科治療”というテーマで、執筆しました。
あらすじ
進行性骨化性線維異形成症(fibrodysplasia ossificans progressive ; FOP)は、全身の骨格筋における異所性骨化を特徴とする遺伝性疾患で、平成19年3月12日に難病の一つとして認定された。有病率は人口200万人に一人で、日本には約60名の患者がいると推定される。靭帯や腱などにも骨化が及ぶが、舌や横隔膜などでは異所性骨化は認められない。FOPの異所性骨化を防ぐ有効な治療法は確立されていない。病態の進行に伴い顎関節を含む多くの関節が癒合するため可動域が極度に小さくなり、歩いたりすることが困難となる。最近の研究により、骨形成を強力に促すサイトカインの受容体(ALK2)遺伝子に変異が同定され、発症前でも遺伝子診断が可能となった。これらの発見により、FOP治療は確実に次へのステップへと進んでいる。
FOP患者の口腔内および全身状況、歯科治療時の注意点を中心に、医科と歯科の連携などについて書かせて頂きました。
私の報告が、歯科医療の発展に少しでも貢献出来ればと思います。
また、歯界展望3月号に、私が常に感じ実行しようと考えている、歯科臨床現場発の研究-Dental Practice-Based Research Network-について、安彦善裕先生(北海道医療大学個体差医療科学センター)が執筆されていました。
大変興味深い内容であり、参考になりました。
これからも地域歯科医療の貢献の為に、努力していきたいと思います。
グリーンパークグループ
まつざき歯科クリニック 院長 松崎 哲
http://www.green-pk.jp/
医歯薬出版社より依頼された原稿が、歯界展望3月号に掲載されました。
”進行性骨化性線維異形成症患者の歯科治療”というテーマで、執筆しました。
あらすじ
進行性骨化性線維異形成症(fibrodysplasia ossificans progressive ; FOP)は、全身の骨格筋における異所性骨化を特徴とする遺伝性疾患で、平成19年3月12日に難病の一つとして認定された。有病率は人口200万人に一人で、日本には約60名の患者がいると推定される。靭帯や腱などにも骨化が及ぶが、舌や横隔膜などでは異所性骨化は認められない。FOPの異所性骨化を防ぐ有効な治療法は確立されていない。病態の進行に伴い顎関節を含む多くの関節が癒合するため可動域が極度に小さくなり、歩いたりすることが困難となる。最近の研究により、骨形成を強力に促すサイトカインの受容体(ALK2)遺伝子に変異が同定され、発症前でも遺伝子診断が可能となった。これらの発見により、FOP治療は確実に次へのステップへと進んでいる。
FOP患者の口腔内および全身状況、歯科治療時の注意点を中心に、医科と歯科の連携などについて書かせて頂きました。
私の報告が、歯科医療の発展に少しでも貢献出来ればと思います。
また、歯界展望3月号に、私が常に感じ実行しようと考えている、歯科臨床現場発の研究-Dental Practice-Based Research Network-について、安彦善裕先生(北海道医療大学個体差医療科学センター)が執筆されていました。
大変興味深い内容であり、参考になりました。
これからも地域歯科医療の貢献の為に、努力していきたいと思います。
グリーンパークグループ
まつざき歯科クリニック 院長 松崎 哲
http://www.green-pk.jp/