まつざき歯科クリニック

埼玉県北本市のまつざき歯科クリニックのブログです。

”臨床最前線”

2009年02月20日 | Weblog
当院が、日本障害者歯科学会誌(2008、VOL.29 NO.4)の臨床最前線に掲載されました。
開業当初から、生まれ育ったこの街の地域医療に貢献したいと思っていましたので、有名な学術雑誌で紹介していただき大変嬉しく思います。
これからも日々努力していきたいと思います。

今後、私の大学院や日本大学付属歯科病院時代などの論文や発表も紹介できたらと考えています。

グリーンパークグループ
まつざき歯科クリニック 院長 松崎 哲
http://www.green-pk.jp/

明治大学ラグビー部の新監督に吉田義人(元日本代表WTB 40歳)が就任しました。明治の吉田義人と言えば、私の高校ラグビー部時代のスター選手でした。その頃は早明ラグビーがとても強く、早稲田の堀越、今泉、郷田!と明治の吉田!!憧れの選手でした。
今年の大学ラグビーは、楽しみです。

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”歯周病”菌の作る酪酸がHIV活性化

2009年02月11日 | Weblog
立春とは名ばかりの寒い日が続いていますね。
今日は、歯科医療に関する新しい研究成果の報告をしたいと思います。

”歯周病とエイズウイルスに関する研究”です。(以下毎日新聞より)

歯周病の病原菌が作り出す酪酸が、潜伏しているエイズウイルス(HIV)を活性化させエイズを発症させる恐れのあることを、日本大学の落合邦康教授=口腔(こうくう)細菌学=らが突き止めた。米国の医学系専門誌に3月に掲載されるという。【毎日新聞 斎藤広子】
白血球の中の免疫細胞に潜伏しているHIVは、酵素の一種「ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)」によって増殖を抑えられている。HDACの働きが妨げられると、ウイルスが活性化し、発症につながることがわかってきた。
一方、歯周病菌は増殖の過程で酪酸を大量に作り出す。歯周病患者の歯と歯肉の間の溝からは、健康な人の約20~30倍の酪酸が検出される。落合教授と名古屋市立大学の岡本尚教授(細胞分子生物学)らは、酪酸がHDACの働きを妨げることに注目。HIVが潜伏している免疫細胞に、酪酸を含んだ歯周病菌の培養液を加えたところ、ウイルスが急激に増殖することを実験で確認した。
歯周病は軽度から重度まで含めると、25歳以上の国民の8割以上がかかっているとされる。落合教授は「HIVの感染に気づいていない人が、歯周病をきっかけに発症する恐れがある。今後はマウス実験や疫学調査で実態を解明したい」と話す。(毎日新聞より引用)

落合邦康教授は、私が卒業した日本大学歯学部口腔細菌学教室の教授であり、現在学生時代に所属していたラグビー部の部長もして頂いています。年末のラグビー部の懇親会や試合でもお会いしましたが、先生のご活躍をとても嬉しく思います。

歯科医療は日々進歩しています。
私も地域歯科医療の向上の為に、頑張って行きたいと思います。

グリーンパークグループ
まつざき歯科クリニック 院長 松崎 哲
http://www.green-pk.jp/

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