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matsuodaの下山部(goo版)

teacupからの避難場所。更新はたまーに。ほぼ過去ログ倉庫です。

2014長岡チャレンジサイクリング

2014-07-06 22:08:00 | オンロード
 週末の天気予報に一喜一憂してきたこの1週間。よい天気に恵まれました。

 今年は獲得標高がかなり多くなったので、タンデムバイクでの参加は見送りました。新潟県内はもう二人乗りOKなのですから、ストーカを探さないとね。



 

 毎年楽しみなのは同窓会的な雰囲気です。今年はアミーゴがさらに1名追加となりました。いいですね。


 開会式。来賓のみなさまの後ろにいます。スタート地点で並んでいるとこの位置なんですよ。


 泉田知事は40kmクラスに参加されました。タフですね。私のタンデムMTBは、Shuちゃん親子が40kmクラスで乗ってくれるので、知事にPRしてもらえたらいいなと思いました。


 エントリー総数941名と発表がありました。スタートは3列めくらいからと、好スタートをきれました。
 序盤の平坦区間はウォームアップのつもりですが、メンツがなかなか飛ばし屋揃いなのでそうもいきませんorz。

 坂道がきつくなってきましたが、ここでは毎年七夕飾りが迎えてくれます。


 最初のエイドに到着。なんだか足がくたびれていますよ。


 セニョさんはエイドの出発で先行しました。もう会えないかも(^^;)。まあマイペースで行けばいいのです。
 マイペースな私はアルパカさんに会ってきました。ここに来るにはけっこう坂道を下ります。(ということはコース復帰まで登るわけです。)


 次のエイドに到着。ようやく1/3くらいです。そろそろ暑くなってきました。風が無いのは走りやすいのですが、暑いですね。さすが山古志。このへんからDHCさんらとだいたい一緒に走るようになりました。


 栃尾の道の駅に到着。ここで距離的には2/3くらいですが、パワー的には半分てとこでしょうか。ここからまだまだ登りますからね。


 サンドパンはおきにいりです。


 今回(いつもどおり?)、あまり走り込めていないのでミネラルの補給に気を遣いました。バナナはカリウムを補給できます。脚攣り対策には、以前は必ず干しプルーンを食べていました。(最近はあまり努力してないです。)

 三本杉を過ぎて刈谷田ダムへ。
 いまさらですが、「ああここか。ここきついじゃん」と気づいたわけです。ダムまでは走ったことがありますが、その先はゲート封鎖で走ったことが無いので、心配でした。
 とちおスキー場。ここはシクロとかXCレースとかよさそうですね。


 途中、RKGさんが攣り攣りの脚をだましだましながらも、リタイヤせず走り続けていました。バックアップしてやれずに申し訳ないです。
 ダムから先は、全体に勾配が一気にきつくなり、GFI(グランフォンド糸魚川)でいうところのこえど越えくらいな感じでした。「これヒルクライムだなー。ステージ途中でこれはきついなー。」くらいに考えつつも、ギヤはなんとか足りているので助かりました。コンパクトクランクに交換しておいてよかったです。

 勾配はきついまま、さらにきつさを増していきましたが、脚がとまるほどではなかったですね。15%は無いような気がしますが、どうなんでしょう。

 それでもきついので「この坂、どーいん?」くらいのギャグは飛ばしたくなりましたね。そんな道院高原の夏。
 峠付近のエイドにようやく到着。ちょっとオーバーヒートぎみでしょうか。少しくらっとした瞬間がありました。これはハンガーノックではないですね。(あれだけ飲み食いしてハンガーノックにはならんでしょう。)


 仲間と前後しながら走ってきて、エイドでそれぞれ到着を待ちます。滞在時間も少しずつ長くなりますが、談笑しているのが楽しいのと、疲れが出ているのと半々でしょうか。
 katomは腰痛いといいながらも前へ前へと先行していきました。

 ここから先は下って、最後の裏八方台を登ればおしまいです。道院キャンプ場を少し偵察してから、下山しました。こちらの道も相当な勾配ですね(^^;)。

 最後の給食エイドではポッポ焼きを頂きました。この暑いさなかにアツアツほくほくのポッポ焼き、食べられるかー!(おいしく頂きましたが)
 しかもポッケに入れても熱い(笑)。
 誰のチョイスか分かりませんが、これはアリですね。


 裏八方台は毎度のことですが我慢大会でした。そろそろふとももがピキピキしていましたし、日陰が無くて暑いし、オーバーヒートぎみだし。
 kakuさんらがいなかったら一人でフラフラ登っていたかと思うとぞっとしますね。仲間は大事。

 ようやく登りきって、下り始めるとkakuさんもAmigoJunくんも速いので必死についていきました。ここまできたらもうこっちのものです。
 最後の平坦区間は地味に足にきますが、なんとか堪えきってゴール。



 ゴールエリアでは揚げたての栃尾の油揚げが待っていました。揚げたての油揚げとか、最高ですよ。(熱いし暑いけど。)


 閉会式でのジャンケン大会。キッズバイクはキッズだけでの勝負。盛り上がっていました。



 この大会、毎年規模拡大をしていますが、うまくいっていると思います。長いコースを念入りにチェックして、警備員の配置、スタッフの巡回など、細かなところに気を遣っているのがよくわかります。
 震災復興記念という位置づけもうまくいっているようですが、それでもこれだけのエネルギーを投入できるのは、大会関係者のみなさんの努力なのだろうと思います。今日も楽しく走れました。ありがとうございます。
 また来年も参加したいと思います。

デジタルアジャスト

2014-07-03 22:40:00 | オンロード
先日購入したWH-6800の、球当たり調整をしてみました。

シマノのホイールですから伝統的なカップ&コーンですが、ロックリングに工夫がしてあり、ギザギザのリングでひとコマずつ調整しながらちょうど良い当たりのところを探せるようになっています。このシステムは「デジタルアジャスト」という名前がついています。使う工具は5mmのアーレンキーを2本。簡単でよいですね。

しかも、クイックを締めたときに、従来品のハブ構造ではロックリングを押してしまうので球当たりが少しきつくなるのですが、このシステムでは影響が無いようになっています。

調整後は購入時よりもスムーズになりました。(そんな気がします)


あとはクランクをコンパクトに戻しました。長岡CCはノーマルクランクではきついです。

「ノーマルクランクが付いていないようだが。」
「あんなもの、飾りです。速い人たちにはそれがわからんのです。」

フロントは46-34Tになり、これで15%の坂も登れるでしょう。

WH-6800

2014-06-30 16:05:00 | オンロード
 先日ロードバイクの後輪の振れとりをしようとしたところ、アルミニップルが砕けましたorz。ちなみにスプラインドライブという、しっかりテンションをかけられるタイプのニップルです。
 長年使ってきたので劣化はやむを得ませんね。かれこれ10年くらいになるでしょうか。
 ニップルを交換して張り直そうとしたのですが、スポークもまたリッチーロジックという、DTのバテットのきついタイプだったので、くにゃくにゃになってしまいました。さてどうする(^^;)

 しょうがないので手持ちのスポークを物色し、イチから組み直すことにしました。偶然、なんとか使えそうな長さになる方法があったので組んでみました。
 本数の関係で、32Hのホイールに24本という、特殊な組み方になりました。しかも2本組み(^^;)。初めて組みましたよ、こんな変なの。

 数日通勤で乗ったみたところ、振れも出ないし上々だなと思っていたのですが、折れましたorz。ドライブ側の、つっかえる方のスポークですね。2本組みだとかなりラジアルっぽくなるので、首が折れてしまったようです。



 普段なら乗れなくなったけどまあいいやそのうち直そう、となるのですが、今週末は長岡チャレンジサイクリングなのでなんとかしなくちゃなりません。

 それでいろいろ策を練った次第。
 
 この週末、たまたま実家に帰省したので、兄からストックのホイールを1つもらってきました。これで一件落着です。

 それでも壊れたホイールは直して使いたいので、帰りにFin'sさんに寄りました。スポークを調達したかったのですが、「最近は完組ばかりなので手組み用のスポークのストックは減っているんですよ。」ということで、ちょうどよい長さのスポークは手に入りませんでした。

 で、なぜか衝動買い(^^;)。コストパフォーマンスを考えるとこいつはスゴイと従兄弟も言っていたので、せっかくの機会だしなぁ(←?)と思い、在庫を購入しました。
 「振れとりしてないんですがいいですか?」と訊かれたので、完組を調整してから販売しているとはスゴイな、と思いながらも、自分で振れとりはできますし、球当たり調整も多分できるだろうと思ったので引き取ってきました。

 さっそく搭載しましたよ。WH-6800アルテグラの前後セット(笑)になります。


 ホイール重量は、壊れたリッチーロジックのホイールがかなり軽く作ってあったので、とんとんか、やや重くなりました。しかしリムのしっかり感はかなり上がりましたね。さすが最近のホイール。
 振れ具合をみると0.05mmくらいありますが、これなら調整も不要です。
 球当たりを調整しようとしたところ、デジタルなんとかっていうシステムに変わっていて、よく分からないのでとりあえず保留としました。(調べたら、かなり簡単に調整できるみたいですね。)

 WH-6800はチューブレスタイヤにも対応しているので、これからが楽しみです。
 ついでに、先日取り替え用に購入しておいたSWISSSTOPのGHP2ブレーキシューにも交換しました。新品ホイールに新品シューなので素晴らしく効きますね。
 週末が楽しみになってきました。


2014佐渡ロングライド210翌日

2014-05-19 00:06:00 | オンロード
 すっかり更新が滞ってしまい、訪問される皆様には申し訳ありませんでした。ぼちぼち更新していきますのでよろしくお願いします。

 さて、「せっかく佐渡にきたのだから観光して帰らなくちゃね」ということで、サラリーマンの特権ともいえる有休を使ってもう一日佐渡に滞在。
 同行するメンバーはお酒好きばかりなので、酒蔵ツーリングしようということになりました。佐渡には酒蔵が5つあります。

 まずは金鶴さん。酒蔵は公開していませんが、建物の造りは古く、趣があります。自転車の会の面々はこちらのお酒がお気に入りのようです。


 続いて真野方面に脚を伸ばします。真野鶴酒造さんにきました。こちらは観光バスが続々とやってくるようです。ちょうどツアー客の案内をしていたので、一緒にお話を聞くことができました。

 
 酒造メーカーと聞くと大層大きな工場なのかなと思いましたが、大きなタンクが所狭しと並んでいたり、瓶がラックに積まれたりと、こじんまりとして懐かしい雰囲気です。そんなに大きい必要はないんですね。


 さらに、すぐ近くの逸見酒造(へんみしゅぞう)さんへ。こちらはさらに小さくて、古い小学校みたいな感じでした。理科室で実験しているような感じですね。私はこちらの雰囲気が一番気に入りました。


 お酒好きの面々はお土産のお酒を買いつけて満足顔です。帰りのフェリーの時間を考えつつ、残り時間で移動と観光のルートを考え、両津に向かう途中にある根本寺に寄ることにしました。


 お寺というのは静かで、庭も手入れが行き届いていて心地よく、そして建物の造作をみていると当時の大工さんの苦労がしのばれます。石垣もね。


 とくに信心がなくともこのなんとも言えない心地よさ。プラス1日のぜいたくです。
 そして3日に渡る旅の締めはときわ丸。

 デッキやラウンジが大きくなった分、二等席の座敷が狭くなったと厳しい評価を受けるときわ丸ですが、エンジン音がとても静かですね。さすが新造船。

 さらば佐渡島。また会う日まで。といいたいところですが、来週仕事でまた来ます(^^;)。


 今年も天気に恵まれ、よい佐渡ライドとなりました。一緒に走った皆さん、また来年も走りましょう。
 

2014佐渡ロングライド210当日

2014-05-18 22:49:00 | オンロード
 おさらいとして、昨年の様子はこちらからご覧下さい。
http://happy.ap.teacup.com/matsuoda/611.html

 昨年同様、今年もタンデム一人乗りなので、昨年の状況と比較てみたいと思います。
 バイク自体は昨年と異なり、MTBタンデムを700Cホイール化したものです。
 「アルミフレームなので長距離走るとどうなんだろう」、という心配はありましたが、「ならば確かめるまで」、ということで採用しました。

 ちょっと遅れて集合したので、スタートは、6:08くらいでした。やはり5時には会場入りしないとですね。年々みなさんスケジュールを前倒しにしてきているようです。
 昨年のスタート5:50に対し、今回6:08。約20分遅れてスタートでした。
 私はタンデムなので、車重が重く、なかなかペースがほかのメンバーと会わないことから、グループで走ることは諦めていました。

 相川までは少しアップダウンが続きます。スタート待ちで冷えた体に無理はさせられないので、ゆっくり走ります。
 夫婦岩到着は6:39。昨年は6:25でした。


 相川ASに到着したのは7:00ちょうど。(昨年は6:40)。昨年に続き、銀葉草入りの塩粥をいただきました。ファンサービスのよい赤鬼さんは、どこでも人気者です。


 昨年は寄らなかった姫津大橋に寄ってきました。(コース外観光です。)


 40km地点の入崎ASには8:10に到着しました。(昨年は7:33)。遅れ時間は姫津大橋に寄った分の20分てことですね。 


 多くのみなさんが苦労する"Z坂"ですが、私にとっては登りはチャレンジではあるけれど、辛いセクションではありません。(平地巡航のほうが辛いですorz。)
 無理せずセンター32T×ロー34Tで登りきりました。やはりMTBギヤはいですね。
 
 大野亀に近づき、今年はどうしようかなぁ、などと考えながら走っていると、きつい登りで見覚えのあるWさんの後ろ姿を捉えました。
 2週間前、転倒してふとももを打撲しており、それでも出走したいという執念を持って参加してきたWさんですが話を伺うと無理をしている様子でした。
 せっかく一緒になったので、引いてやれればいいのですが、タンデムではWさんのスピードにむしろついて行けないだろうと思い、見送りました。

 で、今年もここにきたわけです。(コース外観光です。所要時間30分。)


 下山してきて9:45出発。(昨年は9:00)
 二ツ亀の先の下り辺りは虫が多く飛んでいました。二ツ亀の向こうに陸地らしきものが見えたのですが、あれは蜃気楼だったのか、それとも見たいものが見えていたのか。
 その下りで事故があったらしく、ぐったりしているライダーに人だかりがありました。転倒して両膝をすりむいています。外国人らしく、スタッフが単独事故か接触だったかと問いかけても「日本語ワカリマセン」と答えるので、私が拙い英語で訊いてみると、どうも虫をよけようとしての自爆だったようです。スタッフは応急キットなど持っている感じでは無かったので、私が持っていた自転車の会の救護キットからウエットティッシュを本人に渡し、傷口を拭いてもらいました。なんだか頭も打っているんじゃないかという様子でしたが、大丈夫だったかな。

 はじき野ASも寄りましたが、遅れ気味なのを感じていたので、足早に出発しました。先ほどの外国人がパトカーで運び込まれ、応急処置を受けていました。

 で、昨年はここからkakuさんとランデブーできたわけですが、今年はほとんど一人旅でした。途中、先頭交代を試みてくれた方もいましたが、私がついていけず脱落orz。申し訳ない。(210kmコースだと協力して走った方がいいのだけれど、みなさんシャイですね。私もですが。)

 両津BSに到着したのは11:30。(昨年は11:00) ここまで昨年比40分遅れで進行していたのが30分おくれになっていますから、10分巻き返しているんですね。(昨年はガス欠で大変でしたorz。)
 お弁当を頂き、お昼だから少し体を休めよう、とか考えていたのですが、アナウンスで「Aコースの方は12:00が締め切りです」と言っているので食べ終えたらすぐに出発しました。両津BSを出たのは11:50です。(昨年は11:30)なんだかんだで20分巻き戻しているなぁ。

 長いけど続けます。

 両津BSで100km地点、出発してしばらくすると標識に「赤泊45km」とありました。昨年までのライドで巡航速度はだいたい20-25kmということは分かっているので(私はメーター積んでないのです)、2時間で行ければ御の字だな、と見積もりました。
 風向きの関係で、小佐渡の東端までは比較的いいペースでした。当然その先は風向きが変わり、苦労することも分かっていましたが、一人旅ではどうしようもなくorz。ペースが落ちましたが、1時間あたり22-25kmくらいで走れればタイムアウトはしないはず。それだけを考えて走りました。
 多くのグループが追い抜いていきます。なんとか付いていけそうと思うときもありましたが、小さいアップダウンでもシフトダウンを必要とするタンデムでは(というより私の脚力では)、少しずつ離されてしまいます。そうなると向かい風で引き離され、トレインから脱落してしまいます。こんな感じでずっと続けて走りました。耐えるしかないというところですが、昨年のハンガーノックやじん帯の痛みなどはなく、自分のペースを守ることができていました。

 多田ASに到着したのが13:30くらいだったと思います。(昨年は13:12) おにぎりとオレンジをほおばって急いで出発しました。
 その先のトンネルで、長い片側交互通行規制がありました。列に並んで待っていると、「あら、matsuodaさんじゃないですか」おお、katomさん。
 Facebookの投稿で30分先行しているようだったので、とても追いつけないと思っていましたが、追いついたわけですね。話をきくと、かなりくたびれているよでした。
 しかし、その後信号待ちのおかげで大きな集団で走ることになったところ、katomさんは流れに付いていけたのですが、私がどんどん遅れていきましたorz。
 まあこれはしょうがないですね。
 
 またまた一人旅となりましたが、なんとかガス欠の心配もなさそうだし、脚はいっぱいいっぱいだけれど痛みとかはないし、走り続けられると思いました。予定通り走れれば、あと1時間で小木です。

 で、小木港に到着(162km地点)。14:30でした。(昨年は14:22)昨年並みに追いついてきましたね。ここのタイムアウトが15:00なので、頑張らざるを得ないというのもありますけど。


 残り1/3弱、50kmばかりです。平地なら2時間というところでしょうが、ここからきつい登りが3つ(実は4つ)あります。しかし登りはギヤがあるし、気持ちは途切れにくいので、私としては楽なセクションになったなという気分でした。
 風は相変わらず強敵でしたが、沢崎から海へ出ると、道は東向き、すなわち追い風セクションになります。ここからは枕状溶岩を眺めながら、体を休める走りができました。
 
 せっかくいい感じで走ってきましたが、ここからまた登りです。マップにはMax7%と書いてありますが、10%以上あるはずですorz。道路改良で道幅は広くなっていましたが、押しの人が何人か出る、厳しい坂でした。この後半での登りというのが、厳しさに拍車をかけていますね。

 しかしまあ、登りがあれば下りがあるわけで、再び浜辺へ降りると追い風に乗り、素浜ASに到着(180km地点)。15:50くらいです。(昨年は15:30)
 奇遇なもので、昨年に引き続き、坂本さんにここで会いました。「お客さんでタンデムロード欲しいっていう人がいるんだけど、メーカー知らない?」って訊かれましたが、なかなか無いんですよね。国内メーカーさん、ぜひタンデムバイクの販売をお願いします。
 そしてさらに奇遇なことに、会のメンバーに会えました。もうゴールしている頃かと思っていたのですけど。
 

 ここでもおにぎりとオレンジをほおばって、出発。少し先に出たメンバーに追いつけたらいいなと思って走りました。Uさんが登りで疲れきった顔をしていたので、それはしょうがないなと思い、先に行きました。
 その後はまた海へ降りるのですが、こちらは国道も坂道が続きます。3段ステップのような長い坂、そして2つの長い坂を走った直後のこの坂は、脚を使いきってしまいました。
 さすがにちょっとふらついてしまい、かなりペースダウンとなりました。距離にしてあと20km弱、ここは奥の手だと思い、ポケットから饅頭を出しました。相川ASの饅頭をとっておいたのです。とっておきの饅頭のパワーは素晴らしく、その後一気に回復! 、、は、しませんでしたが、真野湾に入る辺りから再び追い風に乗れ、また下り基調のルートが続いたおかげで、徐徐に回復しました。

 真野のまちなかに入り、130kmクラスとの合流点辺りで200kmになります。あと10km。泣いても笑っても走れるでしょう。体力もなんとか持ち直しました。一人旅にも慣れました(涙)。18時までにゴールすればいいという、気持ちの余裕もありました。(昨年は17時と勘違いしていたので苦労しました。)
 佐和田の海岸沿いに出て、ホームストレートはちょっとペースを上げることもできました。そしてゴール。
 完走証を頂いて撮った写真の時刻が17:09くらいでしたから、ゴールは17:05くらいでしょうか。スタートが6:08ですから、ちょうど11時間というところですね。昨年は16:28で10.5時間くらいでしたから、昨年比+30分ですが、姫津大橋も寄ってきましたし、OKでしょう。(実質10分差しかないことに自分でも驚きますが。)

 あとで連絡をもらったのですが、心配だったWさんも、なんとか走りきれたとのことでした。よかった。
 
 天気に恵まれましたし、沿道のみなさんは朝も昼も夕方も、ずっと変わらずどこへ行っても声援をかけてくれ、心強かったです。旗を用意したり、鳴りものを鳴らしてくれたり、手を振ってくれたりと、思い思いの応援方法を確立しているようでした。佐渡島では、トライアスロンや佐渡一周マラソンなど、全島イベントがいくつもあり、応援自体が文化として定着しているのだなと感じます。それがまた嬉しいです。
 大会関係者の皆さんと、スタッフやメーカーのみなさん、そして佐渡島のみなさん、ありがとうございました。
 
 また走りに来たいですね。次はタンデムで!