11月30日(土)に、ターナー展@東京都立美術館を見に行った。

終了間際だったが、展示室内は思ったより混んでいなかった。
帆船やぼやけた絵の画家という印象しか持っていなかったが…
初期の作品を目の当たりにし、並外れた技量と表現力に裏打ちされた数多くのスケッチや水彩画や油彩画に心動かされた
どれもポストカードで欲しいくらいだった。
晩年の作品は、「色彩のはじまり」と形容される実験的な試みを行ったものの、当時は「石鹸水と水漆喰で描かれた」と酷評されたそうだ。
しかし、自分的には、ぼやけ具合と色彩が、現代抽象絵画に通ずる良い作品だと感じた。
後年のモネにも影響を与えたということも頷ける。
(現在、3月9日(日)まで、モネ展が国立西洋美術館で開催中)
自分が惹かれて作品は非常に多くあったが、以下のとおり。
(その中で、★の50レグレスは、やはり突出して心動かされた。)
所蔵:テート美術館(英国)
Ⅰ 初期
2 南西より望むオックスフォード
3 ウォリスの岩壁付近のエイヴォン川
6 ナポリ湾越しにヴェスヴィオ山を望む
10 月光、ミルバンクより眺めた習作
12 防波堤の側を往く船
13 嵐の近づく海景
Ⅱ 崇高の追求
18 バターミア湖、クロマックウォーターの一部 カンバーランド、にわか雨
21 インヴェルグラス付近より望むローモンド湖、遠方にローモンド山
22 倒木
26 グリゾン州の雪崩
Ⅲ 戦時下の特徴的風景
30 小川と木立
31 「絵画のための習作集、アイズルワース」スケッチブック
32 アイズルワース付近のテムズ川
33 湖畔の家 木立と羊の群れ
34 橋と牛の群れ
35 ローマ平原の情景(「貯水池の辺の女」あるいは「ヒンドゥー教徒の沐浴」)
42 「エディストン灯台」のための習作
Ⅳ イタリア
48 ローマの壁とカイウス・ケスティウスの墓
★50 レグルス
Ⅴ 英国における新たな平和
53 ダートン湖畔のダートマス(版画集「イングランドの川」のための原画)
54 スカボロー(版画集「イングランドの川」のための原画)
56 イースト・カウズ城の敷地、木立の間の人物:「鳥籠の話をするボッカチョ」のための習作
66 逆賊門、ロンドン塔(「サミュエル・ロジャースの「詩集」のための挿絵」)
67 村、夕暮れ(「サミュエル・ロジャースの「詩集」のための挿絵」)
Ⅵ 色彩と雰囲気をめぐる実験
73 三つの海景
Ⅶ ヨーロッパ大陸への旅行
79 セーヌ川の浅瀬、近づいてくる蒸気船
82 プレ・サン・ディディエの小峡谷を見下ろす:遠景中央にプレ・サン・ディディエ教会、前景右下に古い浴場
86 ジュネーヴ
88 キエスナハトより望むリギ山
Ⅷ ヴェネツィア
99 サン・ベネデット教会、フジーナの方角を望む
Ⅸ 後期の海景画
107 風下の 岸で砕ける波、マーゲイト(「烽火と蒼光」のための習作)
Ⅹ 晩年の作品
112 湖に沈む夕陽
115 フランス国王ルイ=フィリップのポーツマス到着、1844年10月8日
❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋
★テート美術館
★展覧会サイト
★東京都立美術館
★ターナー

終了間際だったが、展示室内は思ったより混んでいなかった。
帆船やぼやけた絵の画家という印象しか持っていなかったが…
初期の作品を目の当たりにし、並外れた技量と表現力に裏打ちされた数多くのスケッチや水彩画や油彩画に心動かされた
どれもポストカードで欲しいくらいだった。
晩年の作品は、「色彩のはじまり」と形容される実験的な試みを行ったものの、当時は「石鹸水と水漆喰で描かれた」と酷評されたそうだ。
しかし、自分的には、ぼやけ具合と色彩が、現代抽象絵画に通ずる良い作品だと感じた。
後年のモネにも影響を与えたということも頷ける。
(現在、3月9日(日)まで、モネ展が国立西洋美術館で開催中)
自分が惹かれて作品は非常に多くあったが、以下のとおり。
(その中で、★の50レグレスは、やはり突出して心動かされた。)
所蔵:テート美術館(英国)
Ⅰ 初期
2 南西より望むオックスフォード
3 ウォリスの岩壁付近のエイヴォン川
6 ナポリ湾越しにヴェスヴィオ山を望む
10 月光、ミルバンクより眺めた習作
12 防波堤の側を往く船
13 嵐の近づく海景
Ⅱ 崇高の追求
18 バターミア湖、クロマックウォーターの一部 カンバーランド、にわか雨
21 インヴェルグラス付近より望むローモンド湖、遠方にローモンド山
22 倒木
26 グリゾン州の雪崩
Ⅲ 戦時下の特徴的風景
30 小川と木立
31 「絵画のための習作集、アイズルワース」スケッチブック
32 アイズルワース付近のテムズ川
33 湖畔の家 木立と羊の群れ
34 橋と牛の群れ
35 ローマ平原の情景(「貯水池の辺の女」あるいは「ヒンドゥー教徒の沐浴」)
42 「エディストン灯台」のための習作
Ⅳ イタリア
48 ローマの壁とカイウス・ケスティウスの墓
★50 レグルス
Ⅴ 英国における新たな平和
53 ダートン湖畔のダートマス(版画集「イングランドの川」のための原画)
54 スカボロー(版画集「イングランドの川」のための原画)
56 イースト・カウズ城の敷地、木立の間の人物:「鳥籠の話をするボッカチョ」のための習作
66 逆賊門、ロンドン塔(「サミュエル・ロジャースの「詩集」のための挿絵」)
67 村、夕暮れ(「サミュエル・ロジャースの「詩集」のための挿絵」)
Ⅵ 色彩と雰囲気をめぐる実験
73 三つの海景
Ⅶ ヨーロッパ大陸への旅行
79 セーヌ川の浅瀬、近づいてくる蒸気船
82 プレ・サン・ディディエの小峡谷を見下ろす:遠景中央にプレ・サン・ディディエ教会、前景右下に古い浴場
86 ジュネーヴ
88 キエスナハトより望むリギ山
Ⅷ ヴェネツィア
99 サン・ベネデット教会、フジーナの方角を望む
Ⅸ 後期の海景画
107 風下の 岸で砕ける波、マーゲイト(「烽火と蒼光」のための習作)
Ⅹ 晩年の作品
112 湖に沈む夕陽
115 フランス国王ルイ=フィリップのポーツマス到着、1844年10月8日
❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋❋
★テート美術館
★展覧会サイト
★東京都立美術館
★ターナー


※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます