腎臓癌⇒広範囲肝浸潤だってょ!

ICU勤務の現役看護師 突然の癌発症 "する"から"される"側へ…これからいろいろありそうです。

手術当日(2回目)

2008-03-13 16:13:31 | Weblog
2月19日

手術当日(2回目)
先日の不規則抗体の大騒ぎ(オレ以外はそーとー慌ててらしぃ…先生ありがとうございました)
手術室に入り以後4日後のICU退室まで全く記憶無し…恐るべしミタゾラム(ドルミカム)の健忘作用(?)
手術は…癌が胸壁-腹壁に癒着無しであった為、右開胸+横隔膜切除+肝部分切除(癌が接していた場所を切除)と予想より出血量も少なく予定のMAP-10Eも使用する事なく術後経過できた。

手術前日(輸血-不規則抗体)

2008-03-13 14:44:02 | Weblog
2月18日

手術前日(輸血-不規則抗体)
術前の準備が淡々と進む中、MAP-10Eの準備も進んでいた。
午前中から病院の輸血部部長(我がICU科長)の動きが慌ただしくなり何か起きているらしぃ…とは直ぐに予想がついた。
午後になり部長から説明が…想定外で驚いたょ。
前回の手術で大量輸血(MAP-16E+ALP製剤多量)の為、輸血交差試験で「不規則抗体」のC抗体(+)に加えて特殊な゛ダフィ抗体゛(+)(?)との結果。C抗体(+)はMAP-10Eに1E=1/10の確率。特殊なダフィ抗体(+)はMAP-100~250E=1/250!それでオレの場合はMAP-10E用意するのに単純に考えても最低1000E以上を交差して用意できるか判らないとの説明(>_<)ヒ~
予定術式の…右開胸+横隔膜切除+腹壁/胸壁剥離(?)+肋骨合併切除(肝部分切除あり)は明かに出血量が多い…よって無期限延期の可能性!
゛ダフィ抗体゛(+)(?)の(?)を確定試験で(-)だと判ればOKだけど、その試薬は地方一大きい外注にも無いと言われ東京に送ると一週間待ちとの説明に、あ~ッモンモンと手術延期ッて感じになった。
説明を受けて20分後…灯台下暗し検査試薬が当院検査科の戸棚の隅にあって検査は20分で結果が出るとの事で超ラッキー(正直ホッとしたよ)
再検査でダフィ抗体は(-)になり事無きを獲る。

不規則抗体