紫の物語的解釈

漫画・ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。

【乙一】特集~シチュエーションから始まる物語

2010-02-02 23:58:43 | その他
「乙一」は"オツイチ"と読む。日本の小説家である。 弱冠17歳で小説家デビューし、一発屋で終わらずに今日まで活動を続ける稀有な作家である。 (最近は本を出していないが・・。) 彼の作品は、まず変わった"シチュエーション"が前提となり、その上で物語が展開される パターンが多い。 たとえば、デビュー作【夏と花火と私の死体】。 夏と花火と私の死体 (集英社文庫)乙一集英社このアイテムの詳細を見る . . . 本文を読む
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猫が主人公の作品いろいろ

2010-01-27 22:03:02 | その他
僕は猫が好きだ。 愛らしい仕草。 のんびりとした生活スタイル。 人間に媚びないが、餌なりはきっちり要求する自分勝手さ。 どれをとっても魅力的。 今日は猫が主人公となっている文学作品をとりあげてみる。 ◆【吾輩は猫である】 夏目漱石(amazon) 文豪・夏目漱石の文壇デビュー作。 「吾輩は猫である。名前はまだない。」の書き出しはあまりにも有名。 全編、自らを"吾輩"と称する猫が語り手 . . . 本文を読む
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