「グリップ交換とスイングチェックを」とご来店は宇部市の“Ｍ”様（類は友を呼ぶ。でご紹介）。「ドライバーがフックしてどうにもならない。」と仰る。(・υ・)｀ホォー
早速にアイアンから打ってみて頂くとスイングは良い感じ。今お使いの１Ｗだとフックを連発。１Ｗは３年前にカスタムオーダーさせて頂いたＭＰクラフト４２５＋ ９.５°・Ｑ７Ｂｓｔｄ（Ｘ）だが、更に振れて来ており、あらためてフィッティング。(;^_^A アセアセ…
フィッティングの結果は、より手元調子でハードな物をと、お薦めしたのはMotore Speeder VC7.2（Ｘ）で、ヘッドもよりコンパクトなＭＰ Ｔｈｅ Ｃｒａｆｔ ６１１で新調させて頂き、ヘッドに問題はなく綺麗な３Ｗはリシャフトを承って一件落着。ハーイ(^O^)／
出来上がったＭＰ Ｔｈｅ Ｃｒａｆｔ ６１１とＭＰ－６９を受け取りにご来店は下関市の“Ｙ”様。(^_^) Hi~!
サテン仕上げのＭＰ－６９には「組立時に箱が倒れてヘッドに傷が付いてしまったので造り直したい。」と工場から連絡があったのだが、養老工場の傷に関してのシビアさには少々閉口しているフィッター。「取り敢えずそのまま送って。」と言っていた物。ヽ(^。^)ノアレアレー?
点検の際に、シュリンクの上から見た限りでは全く問題はなく、その事を“Ｙ”様にお断りしした上でシュリンクを剥がして目を凝らすと、確かにヘッドとヘッドが擦れ合ったような本当に些細な傷というより擦れ跡が有る事を確認。「造り直せと仰ればもう一度新しいのを造らせますが、如何致しましょうか？」と伺うと、「これを傷と言うなら、このままキャディーバッグに入れて下関に着く頃にはもっと傷が入るよね。問題ないよ。」と笑って仰る。＼(^o^)／ ワーイ!!
続いて、打ってみて頂くと実に良い感じ。「こりゃあ、早急にラウンドの予定を入れないと」と仰り、「傷が入ってると言っておいて恐縮ですが、運搬中に傷付かないようにこれをお使い下さい。」とお詫びにアイアンカバーをプレゼントして被せ、ご満悦の内にお見送り。( ^o^)/~~
これを書くとお叱りを頂くかも知れないが、フィッターが組立をすれば、些細な傷が入る可能性は濃厚。勿論些細な傷と言えども新品をお買上頂く以上は無いにこした事はないが、飾り物ではなくてボールや地面を叩くクラブの場合は使えば多少の傷が入るのは当然。傷の心配をするよりスペックの心配をするのがフィッター流。(＾＾)／”キッパリ !
心配して何度も連絡を下さった工場の担当者様には「お客様のご了解を頂いたから心配無用。あんな傷に大騒ぎする位なら、最近少しルーズになっているライ角やロフト角等々のスペック上のバラツキに最大の気配りするようにして下さい。」とメールしておいた。(^凹^)ガハハ
※ 画像は「１Ｗが絶好調なので、３Ｗも揃うように造って」と
下関市の“Ｔ”様からご用命頂いたＳ－ＹＡＲＤ・ＶＸ３Ｗ。
傷つけないように大切に組みますから。(;^_^A アセアセ…
