男と女

男女間のすれ違い、違い、特徴についての科学的考察

女とは?(女性の言動の特徴)

2022-07-23 22:26:12 | 男と女

(男と女)

[女とは」(女性の言動の特徴)

ここでは岩月健司氏の著書「なぜ、男は「女はバカ」と思ってしまうのか」を中心に考えてみる。
(本の題名はいささか刺激的だが、岩崎氏は人間行動学の専門家であり、この著書は数千人の女性へのアンケート調査や面談により得た共通項の多数のものを、帰納法と演繹法の作業を繰り返してまとめたものとのこと。
また、この中では男女の脳の差(脳梁や前交連など)を踏まえた説明も含まれており、この構造の違いが直ちに男女差に直結するとは限らないとしながらもその影響は認めている。)

この本の基軸は、人の行動は「快」(悦びや心地よさ)を得ることが基本となっているということ。
そしてこの「快」を得ることが「安心」につながり心が「安定」するという。

では人はどのような時に悦びや心地よさ感じ安心するのだろうか。
それは男女によって基準が違うようだ。
女性にとって大切なのは「人とのつながり」「人と共感しあうこと」「人(特に異性)から愛されること」、そして男性のそれは「社会とのつながり」「社会との関係性」「社会的自分の位置づけ」であるという。
またその快感の度合いは男女で大きく違い、圧倒的に女性の方が大きいという。
(一方、不快と感じるのも女性の方が敏感で極端に大きく振れるという)


[女性達の会話に男性が入り込めない訳](共感し合う世界)(岩月氏の著書より要約)
「女性たちが何かの話題で盛り上がっている時、男性がそこに割り込もうとしても不可能です。
理由は、
1.自分が体験したことのないような様々な感情の話を女性たちがしているから。
2.男性は感情の記憶が乏しいから。
3.女性たちの話の展開の速さに男性はついていけないから。
女性たちは互いに共感しあっているので、あうんの呼吸で次々と話題を変えていきますが、共感しきれない男性は、今何が話題になっているのかすら分からなくなるのです。
もし男性が話に割り込もうなら、それは3つ前の話題よ、と軽蔑されてしまうでしょう。」
「女性の会話は感情に関することがほとんどです。むかついた、おいしかった、気持ちよかった・・・という会話です。相槌も「そうそう」「そうよねえ」という共感の表示です。」

(注)
これについては、私自身も思い当たることがある。
電話で女性と久し振りに話をすると、話があちこち飛ぶので何の話をしているのか分からなくなり、途中で「何の話?」と聞いたり、主語が省かれたり、知らない人の名前が出てくるので、「誰の話?」などと聞いたりすることはしょっちゅうある。(向こうは、「あ、ごめん」と言って教えてくれるが。)


[女性の相談について](人とのつながり)(岩月氏の著書より要約)
「自分の感情を記憶し、自分の感情を基に思考している女性ですから、女性が悩み事を相談するときの話し方にもこれが色濃く反映されます。本題に入る前に、その時の自分の感情を延々と話し続けます。途中でこちらが相談内容を改めて聞くと5分状況説明が終了します。
(主語が誰なのかもわからない話や、要領得ない話などは、女性特有です。)
(女性は自分が良く知っている人のことだと、相手も知っていると思い込み、相手が知らない人でも固有名詞を使ってどんどんしゃべります。)
女性にとって相談というのはまず話を聞いてもらって、共感してもらうことです。解決策を示してもらうことは重要(必要)ではありません。共感してもらってはじめてその人とのつながりを確認できる事の方が女性にとっては重要なのです。」

(注)
これについても、私自身も思い当たることがある。
母親が兄嫁のぐちを言うので、私が「それはああだからこうだから」というと急に怒り出し「そんなことは私にも分かっている」「あんたはただ黙って聞いてくれればいいのだ」と。そして「ああ、私も女の子が欲しかった」とこぼしていた。(ちなみに母親の子供は3人とも全て男)


[女性のカンについて](脳の構造)(岩月氏の著書より要約)

「女性は、細かい情報を総合し、直観的に判断すること、つまり「女のカン」と世間で言われている能力を働かせています。大脳生理学的にもこのことは支持されています。脳梁と呼ばれる左右の脳をつなぐ神経の束が太いのです。しかも、女性の脳、機能分化がはっきりしていない分だけバックアップ体制がしっかりしているので、男性よりも言語能力が復活しやすいのです。つまり、女性の脳は、過去に記憶された事実や感情の全部を使って直観的に判断するのに都合のいい構造をしているのです。」


[「ねー、どっちがいい?」の質問](ビーズ夫妻の著書より)

これについてビーズ夫妻は世のすべての男を震撼させる質問と述べている。
「この問いかけは、女性の典型的な話し方のひとつで、どちらにするかは、彼女の心はもう決まっていて、今さら他人の意見など聞き入れるつもりはない。ただ、それでいいという最終確認がほしいだけなのだ。」とのこと。

(注)
これについても、私自身も経験がある。
旅行中小さな買い物をしていたとき、同じような質問をされたので、「どっちでもいいじゃないか、そんなもん」と言ったら、彼女はプッとふくれて、以後全く口きかなくなってしまった。私自身言い方が悪かったとは思うが。

「女性の言う「みんな」とは大抵3人」(岩月氏の著書より)

「女性のよく使う言葉に「みんな・・だ」「みんなそうしている」というのがあります。こういう場合の「みんな」とは大抵「3人が」という意味です。自分が親しく付き合っている女性3人、という意味での「みんな」であることが多いのです。
女性は自分の感情に自信を持っているので、自分こそ正統派だと思っています。自分と違った感性を持っている女性グループは異端扱いして無視するか、排除してしまう傾向があります。そのため個人的な感情をすぐ「みんなが」と一般化してしまいがちです。」

「女性は感情を優先して物事を判断する」(岩月氏の著書より要約)

「女性は思考するときも事実より自分の感情を優先させる。その結果次のような傾向が見られる。」
・考えるネタとなるのが感情の記憶だから、いきなり結論が出てくることが多くなる。
・主語が誰なのか分からない話や、要領得ない話などは、女性特有のもの。
・まわりのものが見えなくなり、自己中心的になり、公私混同しがちになる。
・ひとつのことにこだわりがちになり、頑固になる。(「女の一念、岩をも通す」)
・女性同士の話は、聞いている女性も「何をしたのか」という事実には興味を示さず、相手の気持ちに興味を示す。このような女性の会話を聞いている男性には、ちんぷんかんぷんで、何で盛り上がっているのかもわからず、宇宙人の会話のように聞こえる。

 

 

 


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