男と女

男女間のすれ違い、違い、特徴についての科学的考察

男女の違い(体形)

2022-08-26 21:39:25 | 男と女

(男と女)

[男女の違い(体形)]

〇「骨格」
主な違いは、肩幅、肋骨、骨盤だが、肩幅については男女差はほとんどない。

[肩幅]
男女の上半身の体形の違いとして、肩幅や鎖骨の長さが男性の方が女性より長いと言われているが、実際はそれほど違わないようである。(同じ身長での比較)
但し筋肉量は男性の方が大きいので、鎖骨の長さというよりはこの筋肉量の差が肩幅の差となっていると考えられる。
そして胸郭全体で見ると、男性の胸郭が全体的に広いのに対し、女性は男性よりも狭くなっている。
女性の上半身が華奢なのはこの影響の方が大きいと言える。

[肋骨]
肋骨の前側の肋骨弓という個所の角度が異なる。
男性は肋骨弓の角度が広く、女性は狭くなっている。
男性は肋骨の下部が広がっているため、腰にくびれができにくい体質となっている。
このため男性は胸郭から腰、下半身にかけて一直線にラインが落ちることになる。
一方女性の肋骨下部はすぼんだ形をしているため、胴体が細くなり、腰のくびれの由来となっている。
この胸郭下部のすぼんだ形は、骨盤の広さも加わって、女性特有の腰のくびれとなる。

[骨盤の形]
骨盤は、男性は横幅が狭く深い縦長型。
一方女性は、妊娠・出産に欠かせない大きな空間を確保するため、広く浅い横長型になっている。
この横長の形は、腰のくびれの由来ともなっている。

[骨盤の高さ]
骨盤の位置は、男性の方が高く、女性は低い位置にある。
男性は骨盤の位置が高いので、肋骨からの距離が近くなり、くびれはできにくい。
逆に女性のように骨盤の位置が低いと、肋骨からの距離が遠くなり、くびれができやすくなる。

[骨盤の角度]
骨盤が付いている角度も男女で異なる。
横から見た図を見てみると、男性の骨盤は後ろに傾いており、一方女性の骨盤は前に傾いている。
(恥骨は男性の方は前に出ており、女性は後ろに引っ込んでいる。)

骨盤の角度は体の見た目にも違いを生み出し、直立した時、男性はお腹が真っ直ぐに見えるが、女性の場合は骨盤の上部分が前に出ているので、下腹とお尻が出ているように見える(豊かなヒップラインが形成される)。

[大腿骨の角度]
大腿骨頸部は女性の方が男性より長い。
また男性の大腿骨は縦に狭い骨盤につくため、大腿骨の付け根から膝にかけてさほど角度はつかない。
一方女性の骨盤は横に広いため、大腿骨の付け根から膝にかけて強く角度がつくことになる。
女性ができるペタン座りを男性ができないのはこの骨盤につく大腿骨の角度が原因となっている。

以上のことは、文章だけでは分かりずらいので、図解したものをネットから拾って別途纏めておいた。

男女の体形」(画像)
(「胸部・肋骨の画像」「骨盤の画像」「肋骨・骨盤の画像」「骨盤・大腿骨の画像)

〇「脂肪のつき方」

男性:
・内臓脂肪(内臓の周りにつく脂肪でつまめない)がつきやすい
・脂肪がつきやすい場所としては、お腹や胸部、顎周りなど
・外につく脂肪が少ないことから筋肉がゴツゴツと見えるため硬い印象になる

女性:
・皮下脂肪(外から指でつまめる脂肪)がつきやすい
・脂肪がつきやすい場所としては、二の腕や下腹部、太ももなど
・脂肪がよく見える場所なので柔らかい印象になる

*女性は妊娠をして子供を体内で育てる必要があることから、皮下脂肪がつきやすい傾向にある。

〇「筋肉の量」

男性:
・男性ホルモンが体内で多く分泌されるので、筋肉がつきやすい。
・そのため筋肉による直線のラインが目立ち、角張ったような感じになる。

女性:
・女性ホルモンが多く分泌されるので、筋肉があまりつかない。
・そのため体つきのラインが曲線的で丸みのある感じになる。

 

 


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