腐っても鯛

今日は二十四節気のひとつ「立秋」ですね

立秋と言えば、秋の気配を感じる日・・・こんな意味を持っているのですが

今年は猛暑つづきで、そんな感じは微塵にもないですよね

北陸は石川県産の真鯛をGetしたとのワイフ殿からLineで連絡が入りました

 

体長30センチあるかないか・・・塩焼きで頂きます

 

真鯛はスズキ目タイ科の一種で言わずと知れた「鯛」と言えば一般的にこの魚を指します

ここで雑学を調べてみましたら・・・

日本では「・・・鯛」と名のついた魚が非常に多く、数だけでも約200種と言われています

しかし、本来の魚類学上でタイ科に属するのはマダイを含むマダイ属の他、クロダイ属やチダイ属、

ヘダイ属、キダイ属などその中のほんの一部で、その他のものは、外見が似ていたり、

色合いが似ていたりで付けられたようです

​そして、その数多い鯛の中でも真鯛は「鯛」の代名詞的な存在で

日本では「めでたい」縁起のいい魚として古くから祝い事には欠かせない存在となっています​

 

真鯛は１年を通して漁獲があり、また、養殖物も多く出回っているので年中魚屋さんには並んでいますが

真鯛の産卵期は海域によって差があり２月頃から6月頃にかけてとなっているそうで​

旬は産卵期直前の桜の季節と言われ、産卵を控え脂がたっぷりのった身体が薄いピンク色をしている

ことから「桜鯛」と言って珍重されますね

産卵後しばらくは脂が落ちてしまいますが、秋ごろにはまた美味しい状態に戻ります​ようです

今回、手に入れた真鯛ですが、まさに脂が抜けた鯛になりますが、別に不味い訳じゃありません

この大きさでお値段350円ですから・・・ヽ(^o^)丿

​​旨味成分として、グルタミン酸やイノシン酸を含み、淡泊な中にも独特の美味しさがあるので、

煮ても焼いても刺身でも美味しく、臭みもないため、魚が苦手な人でも食べやすい味わいです​

旨味成分であるイノシン酸は分解されにくいため、時間が経っても比較的味が落ちにくいので、

「腐っても鯛」ということわざができたのかもしれません​ね(*^▽^*)

 

 

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