遠心式加湿器とミストシャワーとは

ミストシャワーと遠心式加湿器を販売。実際の使用例などを紹介します。

中国・華僑系会社との商談顛末及び対処方法ーーその9

2011年04月17日 | 東南アジアビジネス 中国ビジネス

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東日本大震災にて被災された皆様、および、ご家族、知人が被災された皆様、心よりお見舞いを申し上げます。
1日も早く事態が収束し、復興へ向かうことを願っております。

                                 
前回は主に中国とアメリカの関係を主題にしました。
今回はアメリカだけでなく、中国の周辺国も含めてこれまでの拡大政策を中心として書いてみます。
中国の国としての政策・戦略が個々の企業の戦略・戦術にも通じるものがありますので、今後の中国及び華僑系
会社との商談・交渉に役立てて貰いたいです。

世界は米国一極主義から多極化へとシフトを始めています。
特に世界の重心はアジアに移ってきています。
アジアは多様であり、EUのようにまだまとまっていません。
従って、現地化した華魂洋才の華人の果たす役割はますます大きくなると思います。

東南アジアや中国で中国人及び華僑の方々を相手に仕事をする場合は、その相手の文化背景や考え方を理解して商談なり交渉をするかしないで、その結果は大きく違ってきます。
これまで書いてきた事は私自身の経験であったり、人から聞いた事であったり、書物に書かれていた事ですが、次からは一歩進んで中国の文化的・歴史的な事を纏めて、それをいかに今後の商談や交渉の参考にして頂ければ幸いで
あります。

島国である日本にも「国境線」はあります。それは海の中です。
「境」という字は、「土」と終わるところという意味の「竟」で成り立っています。
もし漢字を発明したのが日本人だったら、「境」は土偏ではなくてサンズイだったかも知れません。

中国は、四方をぐるりと外国に取り囲まれています。
現在、中国と地続きで国境線を接しているのは、14カ国あります。
北朝鮮、ロシア、モンゴル、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、アフガニスタン、パキスタン、インド、ネパール、ブータン、ミャンマー、ラオス、ベトナムです。
その他に中国が近隣と認識しているのは、日本、韓国、タイ、カンボジア、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、インドネシア、フィリピンなどです。
中国は昔から、国防に苦しんできました。
北方地帯からは騎馬民族、海からは倭寇、近代以降は西洋列強が北と海から侵攻してきました。
海と陸の両方を守る必要がありました。
特に一番の仮想敵国は旧ソ連だったはずです。
万里の長城は、最も完全な意味での「専守防衛」施設であります。
長城建設にいくら資金を投資しようと、中国の領土が増えるわけではありません。
また、長城を守る歩兵部隊の維持費も莫大でした。
ちなみに、火薬と羅針盤を発明したのは中国人でありましたが、実際にそれらを使って世界を制覇したのは西洋
特にアメリカでした。

アメリカも同じ大陸国家ですが、国境として接しているのは、気心がしれたカナダとメキシコであり、国境に要塞を
築いたり、歩兵を張り付ける必要もありません。
その結果、膨大な軍事費を兵器産業の充実に使い、航空産業、宇宙ロケット、コンピューター、インターネットなどに
転用して国力を強くしてきました。

続きは次回に記します。

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