空を見上げると、どうしてこんなに綺麗な青や白、雲ですね、やいろんなブルーが空いっぱいに満たされて
ひとつとして同じブルーはないように見えるのでしょうか?
ぼくが空や雲を撮りたくなる大きな理由の一つが、以上のような事です。
前に描いた、カリブ海で殿さまと青い空を見ていた事を思い出します。
どうして空や雲はこんなに綺麗なんだろう、と。
不思議です。
一番ぼくが注目する色は、ブルーグレイなんですね。
ドピーカンの雲一つない快晴の空は、実はあまり面白くないと思うのです。
空を見てその美しさの一つに、雲のいろいろな色の妙があると思うのです。
雲ひとつない空は、いわば完全完璧にしてひとつとして欠陥のない超美人の女性や、
東大を出て官庁に入った超秀才のように見えます。
上記の例は例えとして適当な例であるか、自信もありませんが、
いろんな人間の寄り集まったこの地球で其々の良いところだけを生かして、
其々の良いところだけを寄せ集め智慧を集めてより良い世界を創れたら
きっと地球は良くなるに違いない、曼荼羅と言うものをそういうものであると
ある僧がおっしゃった時、ぼくは心を揺すぶられました。
曼荼羅、この地球をより良く成り立たせる思想、そんな考えにきっと惹かれるからでしょうか?
いろんな色が混じり合って美しいのです。
そんなことを、色と光を見ながら、写真を撮るものとして日々考えているのですね。
文-フォト 石郷岡まさを
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