この20年近く、大きく日本は変わった。
とりわけ大きなターニングポイントとして、今日があるのではないか。
お昼も、いつも行くところでは早速値上げしてそのうえ、食事の内容が薄っぺらのモノになっていることに驚いた。もうこの店を利用するのは止めようと思ったほど・・・
ニュースを見ると、生活に困難を極めている大多数の人々とまったく違う、何億だかを手にしていた疑いのある某電力企業幹部の・・・もう書くのもウザったくなるよなニュースも見られるようだ。真相は?そして捜査機関は果たしてどうするのか?
といことを書くためのブログではなく、個人的な楽しみと喜びを伝えてゆくブログですのでそのことに絞って言えば、実は今、昔フィルムで撮った写真を、大きくプリントすることに取り組んでいるのですね、石めは。
プリントにもいろいろありまして、何十年も持ってほしいと考えるから、そうなるとポジフィルムで撮って、それをいったんスキャンしてという作業はどうしても必要になりますが、その画像を職人さんとの共同作業なんだけれども、銀塩写真プリントとして作り上げることに熱中しているのですね、ぼくは今。
何故、今はやりのデジタルプリントではなく、銀塩プリントのかということから説明いたしますと、大きな理由の一つに長い時間持つことがあげられますね。ところが世界では、写真を各人が好みに応じて買って、長い間壁に飾ってみる等という習慣があるとききますが、この日本では、印刷物やらポスターの類を飾ったりする人々はいらっしゃるようですが、写真をお気に入りの写真を飾ってみて愉しむという文化があまり定着していないとよく言われます。
それにチャレンジしたいわけなんですよ、石めは。
たとえば、先に、ぼくの敬愛するカメラマン、森山大道氏のオリジナルプリントなど半切くらいのもので、きっと数十万するでしょう。ハガキ大のプリントでも、何万も出しても欲しい人はいっぱいいるのでしょうから・・・写真の世界でいうオリジナルプリントというものは、版画などと同じと考えて間違いではないとおもいます。ただしぼくも写真の人間ですから、何年も見て飽きない写真ってそんなにないし、それぞれの好き嫌いがありましょうから、油絵のように写真に何百万も支払うのはきっとないと思うのです。
でも、気に入った写真を壁に飾って実際に見てみると、まったく思いもしないことに気が付くはずなんですね。
それは、心の安定というのか、写真に癒されるんですね。
毎日見ていると、それが多分心の癒しになって行くんですね。
だから西洋では、そしてようやく最近の日本でもごく一部の人々の間では、オリジナルプリントというものが支持されだしたのだと思います。
どんなにテレビなどの画質が向上しても、事実、最近の高画質テレビモニターは、ものすごい画質で見せてくれています、4K とか、8Kとか。でもあの画像をぼくなら5分も見られませんね、目が異常に疲れるし、静止画を5分も10分も見られるようにはなっていないと思います。そこで、昔ながらの 紙に焼いた写真プリントがやっぱり一番人気があるのでしょうね。銀塩プリントがまた、一番永く見られるのです。30年やもっと、変な色になったりしないで見られるといわれます。部屋の光にもよりますが、50年くらい大丈夫という人もいます。
そこで、オリジナルプリント・・・なのですね。
ただし、写真の質は相当吟味されたものなければ、飽きると思います。
愉しい、心の癒し方の一方法かと思います。
テレビやパソコンの、ブルーライトの弊害が現代人の目を傷めていると言われます。
とくに夜休む前に、ブルーライトを浴びるのはいけませんと医師は言いますよね。
ぼくもそう思うのです。
紙に焼いたプリントなら、心の安らぎにすらなるような気が致します。
さ、あなたも、お気に入りの写真を壁に飾ってみませんか。
それをぼくは37年間の写真生活の中から、50点、いや30数点かなあ、選びに選んで銀プリントにして…やっていこうと思うのです。
オリジナルプリント、というものがじわじわ、来ているのですね。
写真・文 石郷岡まさを
何十年と同じフォトを眺めて、ときに旅行などで外へ出かけたときに等、どこか眠る前に寂しく思うんじゃありませんか。
このように思うのはぼくだけなんでしょうか?
心の安定、これって結構大きいように思います。
特に夜眠る前に、好きな写真を見ることは、
パソコンなどを見るような、ブルーライトを長い時間見てはいけないといわれますように、きっと健康にも良いのだと思います。
ブルーライト、眠る前に見るのは本当によくないといいますよね。