電卓のすすめ12 からの続きです。
複利計算
今時、エクセルを立ち上げなくともブラウザさえあれば
複利計算サイトがたくさんあるので計算は簡単です。
しかし、複利計算を理解するのに電卓を使うのも一興だと思います。
普通の電卓でも定数計算を使えば楽に計算ができます。
例題:10万円を年利0.2%で預けると5年後にはいくらなるか。
複利計算は次のような計算になります。
(※答えは四捨五入しています)
1年目 100,000 × 1.002 = 100,200
2年目 100,200 × 1.002 = 100,400
3年目 100,400 × 1.002 = 100,601
4年目 100,601 × 1.002 = 100,802
5年目 100,802 × 1.002 = 101,004
算出された値に利率を掛けていくので
100,000 × 1.002^5 となります。
(^5 は 5乗 を表します)
定数計算を使うと
シャープでは
1.002[×]100,000[=][=][=][=][=]
または
1.002[×][=][=][=][=][×]100,000
(カシオでは[×]は[×][×]に置き換えます)
期間が短ければ普通の計算でも簡単です。
電卓のすすめ14 に続きます。
続編、文具の木の実もご覧ください。