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電卓のすすめ13 定数を使った複利計算

2023年10月16日 | 電卓

電卓のすすめ12 からの続きです。

複利計算

今時、エクセルを立ち上げなくともブラウザさえあれば

複利計算サイトがたくさんあるので計算は簡単です。

しかし、複利計算を理解するのに電卓を使うのも一興だと思います。

普通の電卓でも定数計算を使えば楽に計算ができます。

例題:10万円を年利0.2%で預けると5年後にはいくらなるか。

複利計算は次のような計算になります。

(※答えは四捨五入しています)

1年目 100,000 × 1.002 =  100,200

2年目 100,200 × 1.002 =  100,400

3年目 100,400 × 1.002 =  100,601

4年目 100,601 × 1.002 =  100,802

5年目 100,802 × 1.002 =  101,004

算出された値に利率を掛けていくので

100,000 × 1.002^5 となります。

(^5 は 5乗 を表します)

定数計算を使うと

シャープでは

1.002[×]100,000[=][=][=][=][=]

または

1.002[×][=][=][=][=][×]100,000

(カシオでは[×]は[×][×]に置き換えます)

期間が短ければ普通の計算でも簡単です。

電卓のすすめ14 に続きます。

 

 

続編、文具の木の実もご覧ください。

【実務や試験に役立つ】電卓の使い方

【実務や試験に役立つ】定数計算 入力を省いて計算を楽にする方法