ホラーエクスプレス 観ました

ゾンビ特急　地獄行きとか邦題もあるそうです。

1906年

考古学の教授が満洲あたりで謎の猿人の凍死体発見！

列車でモスクワまで持ち帰って、学会で発表するんだマン！！

って、凍死体なのに暖かい列車に乗せていいんかい！？

化石って言い張ります。

いやいや凍死で固まってた感じじゃん？

何やら怪しい積荷、これはお宝にちがいない！

と、清のおにーさんが鍵開けしたら、死んでしまった！！

白目むいて死んでるーー

と、猿人の持ってた菌か？

謎の菌でみんなゾンビ化するのか？

そういう展開なのかなーと思ったのですが、違ってました。

荷物係のおじさまが飲んでるのは月桂冠！

これとパッケージ違うけど、

レトロな感じでなかなか面白かったです。

日本酒飲みながら仕事してるんだぁーー。

これといって盛り上がりのないまま、

地味に人が死んでいき、

このお話、列車である意味あるのかなぁ？

って、不安になりましたが、ちゃんと最後、後部と前を話して崖から落とす！

列車の意味あったぁ！！となりました。

それぐらいだけど。

存在感たっぷりのコサックが出てきますが、

結構あっけなくお亡くなりに

彼が乗り移られて暴れるとかして欲しかったなぁーー

このコサック、

「農民め！」って農民の事を凄くバカにしてて、

多分、従順な農民が貴族やら贅沢する人種を作ってしまうからだと思うんだけど、

確かになぁーーと今さら思ったのでした。

俺は鍬じゃなく剣を握る！

ドレイにはならない！

支配を許す奴がいるから支配するやつが存在するんだ！

ん、だろうけど、じゃ、君の食べる小麦は誰が作るんだ！？

あ、肉しか食べないのかな？？

などと勝手に脱線して考えちゃった。

多分、このコサックの役者さん存在感のせい。

あまり活躍なかったのにパッケージ乗ってるしw

この映画、ゾンビものと思わせてそうではなく、

なんと！

まさかの宇宙人ものでした。

謎の猿人の中には宇宙からきた魂が入っており、

地球が存在した時に降りてきて仲間と逸れちゃっんだって！

恐竜や猿人の体に入って、生きながらえていたんだよーーだって。

驚き！！！！！

どうやって宇宙に帰るのかな？

と、思ったら、殺した人間をゾンビみたいにして暴れ出したから、

列車の後部へ人間が避難して、前列を脱線させてばいニャン！

きっとロシアの凍土でまた冷凍保存になるでしょうーー

というオチかな？

あらら、地球が温暖化してきたら、蘇生しちゃうね？

この映画、役者さんたちは魅力的だけど、

BGMが酷い！

BGMが全てを台無しにしてる映画でした。

後、展開も微妙に退屈だし、

伯爵夫人が可愛がってい犬がいつの間にかいなくなるし、

(そういう雑なご都合主義は好みじゃない)

月桂冠が出てたから星一つおまけで

星⭐️⭐️⭐️かな？

同じ列車パニックだったら、

カサンドラクロスをお勧めします。

ホラーエクスプレスは1972年の作品、

当時のお人柄でしょうかね？

俺たちは戦争体験者だから、人が死ぬなんて慣れっこなんだ！

列車内で謎の死人が出てるのに、乗客が全くパニックにならないでいつまでも紳士淑女。

なのもホラーものとするには面白くない原因かと思います。

面白い映画をありがとうございました😊